高橋輝🇹🇷素人がトルコでプロサッカー選手を目指す

🇯🇵Tokyo⇔ 🇹🇷Istanbul 【22歳からはじめたサッカーでプロを目指す】 →公…

高橋輝🇹🇷素人がトルコでプロサッカー選手を目指す

🇯🇵Tokyo⇔ 🇹🇷Istanbul 【22歳からはじめたサッカーでプロを目指す】 →公務員を退職してフリーランスに →🇹🇷トルコ移住 →🇯🇵一時帰国 (27歳現在) https://youtube.com/@hikaru-football

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記事一覧

他人を素直に褒める(さらけ出す)【前編】

ここ最近、怪我をしていて、整形外科のリハビリに通っている。 整形外科の受付には、いつも同じお姉さんがいる。 数週間通っているうちに、お会計の時など、少し会話をす…

褒め言葉を素直に受け入れる 

人からたまに褒められることがある。 かっこいいね! 身長高くて良いね! 個人事業主やってるって、すごい! プログラミング独学したってすごい! 頼れる! 爽やかで…

プロサッカー選手を目指す理由

俺はプロサッカー選手になりたい。 サッカーが好きだから。 趣味として、その延長でプロサッカー選手になりたい。 かつての俺「22歳からはじめたサッカーで、プロを目指…

他人を100%信頼してみる

人を100%信頼するのが怖い 俺は、人を100%信頼するのが怖い。 家族も、友人も。 どんなに親密な関係になったとしても99,9%までしか信頼しない。 「信頼しない」、という…

自分をさらけ出す

潜在意識俺の心は、硬い分厚い殻で覆われている。 生まれた時の心はツルツル&純真無垢だったのに、27年間の人生で無意識に頑丈な殻を作ってしまった。 殻は簡単に壊せな…

象徴と体験(サッカーが人生の目的になっていないか?)

過度なストイックの先にあったもの俺は焦っていた。 焦って焦って自分を追い込み続け、サッカーに人生の全てを投下した。 その先にあったのは、 キラキラした「プロサッ…

「試合の入りが悪い問題」を解決する方法

最近の練習試合での、一番の課題は、試合開始後10分間くらいの、入りが悪いことでした。 試合開始後10分間くらいは、普段ではしないような判断ミスをすることがあります。 …

国際移籍問題@トルコ

チームと契約できることになったけど、移籍問題発生。2/15の期限までに手続きが終わらないと、トルコでサッカーができない。なのに手続きがごたついてる。移籍が無理だった…

「トルコリーグでプレーする唯一の日本人サッカー選手」として得たもの

「プロサッカー選手を目指しているけど、サッカーが下手」で、取り柄もなかった自分ですが、2022年2月、単身トルコに渡り「トルコリーグでプレーする唯一の日本人選手」と…

1週間のルーティーン(トルコでのサッカー生活)

チーム練習(トルコ7部)は週3回。登録の関係上、公式戦は出れてません。 チーム練習とは別に、個サルに週2回ほど行きます。 自主練は毎日1時間~3時間程度(疲労により調整…

【番外編】孤独な戦い(インド9)

俺たちのようなバックパッカーは、定住する宿がないため、毎日バックパックを背負って行動する。 そのため、荷物は最小限にする必要がある。 不要になった荷物は売るなり…

インドのエロ本ってどんなもん?(インド8)

2016年12月31(7日目) 俺たち3人は体調を崩していたため、ひたすら寝た。 でも今日は大晦日。 頭がぼんやりしながらも、インドの年越しがどんなものなのか気になった。 …

シンプルに地獄。本当に怖いもの(インド7)

2016年12月30日(6日目) 寒さで凍える中、深夜にやっとバスが到着。 このバスは寝台バスだった。 しかし、俺たちの予約した寝台がどこかわからない。 運転手に聞いても首…

生と死の狭間に見えた光明(インド6)

2016年12月29日(5日目) 「ドンドンドン!」 ドアのノックで起床。 眠い目をこすりながらドアを開けるとホテルのおっさんがいた。 「コピーをとるからパスポートをよこせ…

アグラにて、死の淵で悟りを開く(インド5)

2016年12月28日(4日目) 本日はトレーニングデー。 朝から筋トレをはじめる。全裸筋トレだ。 今まであまり触れてこなかったが、俺たちはバックパッカーだ。 寝る場所は決…

詐欺師の本拠地に殴り込む(インド4)

2016年12月27日(3日目) ホテルで朝食を食べていると初めて日本人に会った。 俺たちと同じく3人組。同じホテルに泊まっていて、どうやら大学生らしい。 俺たちと同じく、D…

他人を素直に褒める(さらけ出す)【前編】

他人を素直に褒める(さらけ出す)【前編】

ここ最近、怪我をしていて、整形外科のリハビリに通っている。

整形外科の受付には、いつも同じお姉さんがいる。

数週間通っているうちに、お会計の時など、少し会話をするようになった。

お姉さん:「ポジションどこですか?私もサッカーやってたんですよー」
俺:「センターバックですよ、ポジションどこやってたんですか?」

みたいな。

ある日、いつものようにその整形外科へ行くと、そのお姉さんの髪型が変わ

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褒め言葉を素直に受け入れる 

褒め言葉を素直に受け入れる 

人からたまに褒められることがある。

かっこいいね!

身長高くて良いね!

個人事業主やってるって、すごい!

プログラミング独学したってすごい!

頼れる!

爽やかで素敵!

これらのことを言われて、心のどこかで嬉しがっている自分がいる。

でも、自分よりすごい人はいくらでもいる。

そういう劣等感から、相手への返答は、

「いやー、へへ。でも、〇〇」と言っていた。

「〇〇」には、

「身

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プロサッカー選手を目指す理由

プロサッカー選手を目指す理由

俺はプロサッカー選手になりたい。

サッカーが好きだから。

趣味として、その延長でプロサッカー選手になりたい。

かつての俺「22歳からはじめたサッカーで、プロを目指す」

かつて俺は、壮大なストーリーを描こうとしていた。

「俺の挑戦で、みんなに勇気、希望や元気を与える。絶対に諦めない」

壮大なストーリーを描くことで、人から応援されようとしていた。

目立とうとした。

カッコつけようとした

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他人を100%信頼してみる

他人を100%信頼してみる

人を100%信頼するのが怖い
俺は、人を100%信頼するのが怖い。

家族も、友人も。

どんなに親密な関係になったとしても99,9%までしか信頼しない。

「信頼しない」、というより、「信頼できない」。

100%信頼して、その人を失った時がこわいから。

悲しみに打ちひしがれ、絶望するのが嫌だから。

保険をかけて、その人を失っても傷つきすぎないようにする。

100%信頼したくても、自分の心

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自分をさらけ出す

自分をさらけ出す

潜在意識俺の心は、硬い分厚い殻で覆われている。

生まれた時の心はツルツル&純真無垢だったのに、27年間の人生で無意識に頑丈な殻を作ってしまった。

殻は簡単に壊せない。

その上、壊すことを自分で無意識に(潜在意識で)セーブしている。

素の自分をさらけ出すのが怖いから。

殻を作った理由なぜ殻を作ったかって?

それは、俺の子どもの頃の体験に大きな理由がある。

俺の親はめっちゃ怖かった。手が

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象徴と体験(サッカーが人生の目的になっていないか?)

象徴と体験(サッカーが人生の目的になっていないか?)

過度なストイックの先にあったもの俺は焦っていた。

焦って焦って自分を追い込み続け、サッカーに人生の全てを投下した。

その先にあったのは、

キラキラした「プロサッカー選手」ではなく、

怪我。

絶望。

孤独。

渇き。

そんな自分に気づき、変わる(取り戻す)きっかけになった話。

サッカーだけでなく、自分の人生を俯瞰的に見れるようになった話。

それが、「象徴と体験」の話。

象徴と体験

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「試合の入りが悪い問題」を解決する方法

最近の練習試合での、一番の課題は、試合開始後10分間くらいの、入りが悪いことでした。
試合開始後10分間くらいは、普段ではしないような判断ミスをすることがあります。
ググったり、友人から話を聞くなどして、次のように改善した結果、今日の練習試合の入りは過去最高でした。

1.ルーティーンをつくる(自分の場合、試合開始直前にジャンプを3回する)
2.※キックオフ90分前から、コーヒーを少しずつ飲む(カ

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国際移籍問題@トルコ

チームと契約できることになったけど、移籍問題発生。2/15の期限までに手続きが終わらないと、トルコでサッカーができない。なのに手続きがごたついてる。移籍が無理だったら、たぶん帰国。

この1年、トルコで挑戦し続けてきた自分にとって、この移籍問題は絶望だった。

何としてもトルコでサッカーしたいけど、考えるだけで頭が痛くなるから、考えることをやめ、とりあえずサッカーのプレーだけに集中しようとした。

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「トルコリーグでプレーする唯一の日本人サッカー選手」として得たもの

「プロサッカー選手を目指しているけど、サッカーが下手」で、取り柄もなかった自分ですが、2022年2月、単身トルコに渡り「トルコリーグでプレーする唯一の日本人選手」となりました(今では元日本代表の中島翔哉選手もトルコにいます)。

サッカーが下手な自分。「ナンバーワンになれないなら、せめてオンリーワンになろう」と考えた上での決断でした。

日本人サッカー選手にとって未開の地トルコ。日本語情報が一切無

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1週間のルーティーン(トルコでのサッカー生活)

チーム練習(トルコ7部)は週3回。登録の関係上、公式戦は出れてません。
チーム練習とは別に、個サルに週2回ほど行きます。
自主練は毎日1時間~3時間程度(疲労により調整)しています。

以下、だいたいのスケジュール。

月曜 
11時     起床・朝ごはん
14時~16時  自主練

火曜
11時     起床・朝ごはん
14時~15時半 自主練
19-21時    チーム練習

水曜
11時 

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【番外編】孤独な戦い(インド9)

【番外編】孤独な戦い(インド9)

俺たちのようなバックパッカーは、定住する宿がないため、毎日バックパックを背負って行動する。

そのため、荷物は最小限にする必要がある。

不要になった荷物は売るなり捨てるなりした方が良い。

話が前後するが、ここでは俺たちの仲間、篠原のエピソードを紹介する。

彼はアグラのバス停にいる間ずっと下痢で苦しんでいた。

やがて、バスが到着。

残念ながら、このバスにトイレはない。

また、大勢の乗客が

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インドのエロ本ってどんなもん?(インド8)

インドのエロ本ってどんなもん?(インド8)

2016年12月31(7日目)
俺たち3人は体調を崩していたため、ひたすら寝た。

でも今日は大晦日。

頭がぼんやりしながらも、インドの年越しがどんなものなのか気になった。

ふらつきながらも、夜はゲストハウスの屋上へ。

煙がすごい。インドでは爆竹や花火をして年を越すようだった。

爆竹を他人の家の庭に投げ入れて騒いでる奴もいた。

2017年1月1日(8日目)

午前は爆睡。

午後になると

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シンプルに地獄。本当に怖いもの(インド7)

シンプルに地獄。本当に怖いもの(インド7)

2016年12月30日(6日目)

寒さで凍える中、深夜にやっとバスが到着。
このバスは寝台バスだった。
しかし、俺たちの予約した寝台がどこかわからない。

運転手に聞いても首をかしげるだけ。

その上、全ての寝台を探しても空いている部屋は1つしかない。

その1つに俺たち3人が入るなんて無理な話だ。

"あぁ、また騙されたのだ"
チケット売り場のおじさんの顔がよぎった。

おじさんへの憎しみや悔

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生と死の狭間に見えた光明(インド6)

生と死の狭間に見えた光明(インド6)

2016年12月29日(5日目)

「ドンドンドン!」

ドアのノックで起床。
眠い目をこすりながらドアを開けるとホテルのおっさんがいた。

「コピーをとるからパスポートをよこせ」と言う。

怪しい。

パスポートは闇市で売れば良い値段になる。特に日本人のパスポートは高値で取引される。

"パスポートを奪われるのではないか?"

という疑念が俺の頭をよぎった。

パスポートを渡して俺たちはおっさん

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アグラにて、死の淵で悟りを開く(インド5)

アグラにて、死の淵で悟りを開く(インド5)

2016年12月28日(4日目)

本日はトレーニングデー。
朝から筋トレをはじめる。全裸筋トレだ。

今まであまり触れてこなかったが、俺たちはバックパッカーだ。

寝る場所は決まっておらず、毎日旅をして寝床を探す。なので洗濯をしても、衣服を乾かす時間がなく、服を汚したくない。そのため、汗をかく筋トレは必然的に裸となる。

ウォーミングアップをしてからまずはスクワットジャンプ、デッドリフトジャンプ

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詐欺師の本拠地に殴り込む(インド4)

詐欺師の本拠地に殴り込む(インド4)

2016年12月27日(3日目)

ホテルで朝食を食べていると初めて日本人に会った。

俺たちと同じく3人組。同じホテルに泊まっていて、どうやら大学生らしい。
俺たちと同じく、DTTDCにツアーを組まされたようだ。

「俺らもぼられたんですよ〜。でももう良いかなって感じでツアー楽しんでます〜」と。

これだから日本人はナメられる。

許さんぞハニー。

タクシー運転手リカルドにデリー(ハニーのDT

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