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嫌なことは全部ペンギンに任せちゃおう

今回のクライエントは30代の会社員。日々の仕事やプライベートでストレスが溜まっている男性です。

毎日の忙しさや上司からのプレッシャーに悩まされ、どうやって気持ちを楽にすれば良いか分からなくなっています。

そんな彼に、ちょっとユニークなストレス解消法「ペンギンに任せる」方法を提案してみました。


クライエント(以下C): 最近、本当にストレスがたまってるんだよね。仕事でもプライベートでも、嫌なことが多すぎて、もうどうしたらいいか分からない。

心海さくら(以下S): それは大変だね。嫌なことが多いと、本当に気が滅入るよね。でも、ちょっと面白い方法があるんだ。それを試してみない?

C: 面白い方法?なんだか興味がわいてきたな。教えてほしい。

S: 実はね、嫌なことやストレスを「ペンギン」に任せる方法があるんだ。想像してみて。小さな可愛いペンギンが、君の嫌なことを代わりに引き受けてくれるんだよ。

C: ちょっと待って。それってどういうこと?ペンギンが引き受けるって?

S: まあ、実際にペンギンがやってくるわけじゃないけどね。まず、君が嫌だと思うことやストレスを感じることを紙に書き出してみて。その紙に、ペンギンの絵を描いて、そのペンギンにその嫌なことを任せるんだ。例えば、「上司に怒られたこと」を紙に書いて、ペンギンの絵の近くに書いておく。そしたら、そのペンギンが君の代わりにその嫌なことを引き受けてくれると思い込むんだよ。

C: それで、実際に何か変わるのかな?

S: 意外と効果があるんだよ。この方法のポイントは、嫌なことを視覚的に外に出すことで、自分の中から少し距離を置くことができるんだ。ペンギンに任せるっていう遊び心が入ることで、少し笑ってリラックスできるかもしれないしね。

C: 確かに、なんか面白そうだ。やってみる価値はありそうだな。だけど、どうやってペンギンに任せるのか、もう少し詳しく教えてくれない?

S: もちろん。嫌なことを書き出したら、簡単なペンギンの絵を描いて、そのペンギンにその嫌なことを「渡す」っていうイメージを持つんだ。その時に、「このペンギンが僕の嫌なことを引き受けてくれるんだ」って声に出してみてもいいよ。声に出すことで、脳がそのメッセージを受け取りやすくなるからね。

C: なるほど、声に出すんだね。実際にペンギンが引き受けてくれるわけじゃないけど、そう思い込むことで気持ちが楽になるってことか。

S: そうそう。例えば、今日あった嫌な出来事を振り返ってみようか。何か具体的なことを思い浮かべてみて。

C: うん、昨日の会議で上司にダメ出しされたことが、本当に嫌だった。

S: じゃあ、そのことを紙に書いてみて。そして、その隣にペンギンの絵を描いて、そのペンギンに「この上司のダメ出しを引き受けてくれる?」って頼んでみよう。

C: うん、やってみる。…できたよ。

S: どう?少し気持ちが軽くなった感じがする?

C: うん、なんか不思議だけど、少し楽になった気がする。ペンギンに頼んでみると、少し笑えてきて、気分が軽くなったよ。

S: それは良かった。嫌なことやストレスは溜め込むと大変だから、こうやって遊び心を持ちながら少しずつ解消していくといいよ。ペンギンじゃなくても、好きな動物でもいいし、自分なりにアレンジしてみてね。

C: ありがとう、さくらさん。なんだかちょっとスッキリしたよ。ペンギンに感謝だね。

S: そうだね。ペンギンにも感謝しながら、少しずつ前向きに進んでいこう。いつでも話を聞くからね。

C: うん、本当にありがとう。次はどんな動物に頼もうかなって、ちょっと楽しみになってきたよ。

S: いいね、その調子。嫌なことがあったら、またいつでも話しに来てね。


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