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記事一覧

アフターコロナ世界はどう変わるのか、9つの視点

アフターコロナ世界はどう変わるのか、9つの視点

2020年4月18日現在、連日、世界のコロナウイルス 関連ニュースを読み漁っています。まさに朝から晩まで。

今日、日本の感染者は1万人を超えました・・・ついに大台に来てしまいました。スタートアップの経営者として、今回の危機をどのように捉え、それにどう立ち向かっているか、立ち向かうべきか。毎日考えに考えています。

今日は、我々社会人は、どうアフターコロナに備えていけば良いのか。それを書いてみたい

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2020年の20個の投資・注目領域の雑記

2020年の20個の投資・注目領域の雑記

あけおめです

突然ですが、帰省している新幹線の中でいろんな方々の未来予想を見て、とりあえず言語化するいい機会だな!っておもい、2020年にちなんで、20個くらい自分が考えている投資領域?というかテーマ?について雑記を書いてみた。なにかしら気になるテーマがあったらより深くディスカッションできるので、ぜひぜひ気軽に連絡を!!!
TwitterのDM:https://twitter.com/nakaj

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「Next・OMO~中国OMOの次に起こる小売革新は何か(前編)~」

にーはお。

はじめに最初にOMOという言葉で中国の現状を解説しようとしたのはビービット(2017年12月の講演)でしょうか。

私もそれに遅れること2018年4月に「OMO」という言葉を「中国で「決済革命」の次は「OMO」だ」で使い、モバイルペイメント普及の後に「OMO」という小売を巻き込んだなにかが来ると話しました。それから日本国内で「OMO」という言葉が最先端?トレンドとしてイベントなどでも

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Withコロナ時代、企業が踏むべきステップを6つに整理してみた。

Withコロナ時代、企業が踏むべきステップを6つに整理してみた。

「健常状態がわからない」Withコロナ時代コロナが騒がれ始めた1月、1回も電車に乗らない4月になるなんて思っていなかった。でも今、それ以上に想定外な事象が起きていると感じている。

それは、全世界的に「健常状態がわからなくなった」ことだ。

9年前、日本を悲しみと混乱に陥れた東日本大震災も、健常状態は明確だった。震災によって人々が受けた影響はすべて回復すべき対象であり、被災地が復興して「元の生活の

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【保存版】東南アジア経済とスタートアップエコシステムの現状と未来

【保存版】東南アジア経済とスタートアップエコシステムの現状と未来

こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野(@yutodx)です。

ジェネシア・ベンチャーズは日本・東南アジアの革新的なデジタルビジネスを手掛けるシード・アーリーステージのスタートアップへの投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。2016年の創業からこれまでに約80社のスタートアップに投資させて頂いています。

私の経歴としては、インドの日系スタートアップ、教育スタートアップQuipper

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起業家50人に聞いた!新型コロナで伸びる市場「コロナ経済カオスマップ」(随時追加)

起業家50人に聞いた!新型コロナで伸びる市場「コロナ経済カオスマップ」(随時追加)

こんにちはトキワです(Twitter: @etokiwa999)。普段は格安スマホ向けOSの開発をして、新興国では農家、先進国では社用携帯として展開しています。(詳細はこちら)

先週、「起業の科学」著者の田所さんと一緒に起業家飲みを開催しました。17名ほどの起業家に集まってもらえました。ご参加ありがとうございます!

開催のきっかけは僕のこちらのFacebookへの投稿でした。

起業家の良いと

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withコロナ時代にフィットネス/サービス業が取るべきDX戦略~「イエナカ接点」を軸にしたCRM最適化~

withコロナ時代にフィットネス/サービス業が取るべきDX戦略~「イエナカ接点」を軸にしたCRM最適化~

にーはお。「フィットネス/サービス業のDX研究所」マガジンを運営する家田です。

今回は、withコロナ時代におけるフィットネス企業のDX戦略を考えたいと思います。

話の前提~withコロナ時代~・緊急事態宣言が収束後も半年から1年、長くて数年は人との接触を少なくした社会に変化
・この間に在宅ワークが当たり前、結果生活習慣が大きく変わり、消費行動にも大きな影響を与える

withコロナ時代の消費

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Moat(モート): スタートアップの競争戦略概論

Moat(モート): スタートアップの競争戦略概論

moat /moʊt/ [名]
(都市・城壁の周囲に掘られた)堀

Moat(モート)とはウォーレンバフェットと盟友のチャーリーマンガーが様々なインタビューで繰り返し繰り返し述べている事業において最も大切な概念です。
僕が投資家として、最も時間と思考を費やしている対象もMoat(モート)です。
バフェット/マンガーにはMoatについてのいくつもの引用がありますが下記の質疑応答の一部がわかりやすい

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コロナ時代の小売業界とD2Cスタートアップの最新動向

自己紹介こんにちは、宮武(@tmiyatake1)です。これまで日本のVCで米国を拠点にキャピタリストとして働いてきて、現在は、LAにあるスタートアップでCOOをしています。Off Topicでは、D2C企業の話や最新テックニュースの解説をしているポッドキャストもやってます。まだ購読されてない方はチェックしてみてください!

はじめに正直この話を書くことについて、かなり悩みました。医療機関のサポー

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"10x成長"の分岐点(事業編)

"10x成長"の分岐点(事業編)

ラクスル入社後、丸4年。幸運にも、事業(≒売上総利益)の 10x成長 と共に歩めた。

今回は、ちょっと箸休めに、これまで周りでみてきた景色を振り返り、売上総利益の 10x成長 の分岐点に向き合ってみる

テーマ事業編(★今回)
・マーケティング、プロダクト、採用、他
コーポレート編
・目標設計、組織設計、事業管理、他

よくみた景色

「売上が足りない!伸びない!」

どうにかせねば!

例1:

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"10x成長"の分岐点(コーポレート編)

"10x成長"の分岐点(コーポレート編)

前回は、ラクスルでの4年間の 10x成長 を「事業観点」で振り返った。

今回は 10x成長 と 線形成長 の分岐点を「コーポレート観点」で振り返る

分岐点: コーポレート編・目標設定
・組織設計
・事業管理、他

それでは、まずは目標設定

RaksuL Projectは Newspicks の記事を紹介

RaksuL Projectとは?
「プロジェクト」という名前で、短期視点ではなく中長

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サービス産業(フィットネス業界)の経営企画に転職して読んだ本~サービス産業の経営戦略の実行とDXが学べる本~

2020年1月にフィットネス企業の経営企画室に転職しました(正確には経営企画室ではなく社長室所属ですが、分かりやすさから経営企画室と表現しました)。中国子会社の立ち上げと経営、国内事業のデジタル化を担当しています。

ECアプリのPdM->モバイルペイメントアプリのマーケティング企画->日系企業のデジタル支援(@中国)のエンタープライズ営業というキャリアなので、リアル店舗を持つ会社で働くのは初めて

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スタートアップにおいて最も重要なPMFの図り方と達成方法

スタートアップにおいて最も重要なPMFの図り方と達成方法

スタートアップにおいて重要なのは、ただ一つ。プロダクト・マーケット・フィットに到達することだけだ。

「インターネットの覇者」とも呼ばれるNetscapeの創始者、そしてFacebookやeBayのボードメンバーとしても知られるマーク・アンドリーセン氏が発したスタートアップに関する格言です。

自身の起業経験や投資家としてスタートアップを知り尽くしてきたアンドリーセン氏が、スタートアップにとって唯

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"PLATFORM" As A Business Model

"PLATFORM" As A Business Model

囃されたり、批判されたり、終焉といわれたり。進化し続けるビジネスモデルとしての "PLATFORM" に向き合う

◆◆◆

"PLATFORM" Is Eating The World世界は "PLATFORM" が時価総額トップ5をほぼ独占

時価総額ランキング(世界)

日本は "TECH" すらランク外。世界から15年の出遅れ

時価総額ランキング(日本)

マーク・アンドリーセンが201

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