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9月29日(水)、第1110回 「始まりと終わり」

朝、起きた瞬間から、

イライラ、モヤモヤ、

しているひとはいない。


しかし、


しばらくすると、

昨日までの嫌な記憶、


腹が立つこと、

心配すること、

かなしいこと、


その存在に気づいて、

再び、

イライラ、モヤモヤを

始める。


これが、

「執着」です。


本当に大切な気づきは、

まさに、ここにある。


イライラ、モヤモヤが、

勝手に「始まる」

のではなくて、


イライラ、モヤモヤを、

自らが選んで「始める」

のだ、


ということ。


一晩寝たら「忘れてしまう」

は、

神さま仏さまが

授けてくださった

「ひとがしあわせに生きる
ための智慧」

です。


ここが一番大切なところ、


理由なんぞ、

なくてもいいから、


一日の始まり、

朝、起きた瞬間に、

「ありがとう」、


一日の終わり、

夜、寝る前に、

「ありがとう」、


手を合わせて、

口に出して、

しっかりと感謝を形にする、

ということです。


わたくしたちは、

食事を始める時、箸をあげて、

食事を終える時、箸をおろす。


一日一日は、食事と同じ、

「ありがとう」で始めて、

「ありがとう」で終える。


授かった智慧を活かすには、

ちょっとした作法というもの

が必要になるのです。


感謝、合掌
慈永

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