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2022年2月の記事一覧

「べき思考」との付き合い方

「べき思考」との付き合い方

こんにちは、こばかなです。THE COACHというコーチング企業の代表をやっています。

今回は誰にとっても身近な「べき思考」との付き合い方の話をしてみようと思います。

べき思考というのは、たとえば「安定した仕事に就くべき」「20-30代のうちに結婚すべき」などの声のことで、周囲からも自分の中からも聞こえてくることがあると思います。

個人的にこれらの声には、パターンがあると感じたので、まずはそ

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誰のためのサッカー?

誰のためのサッカー?

誰のためにサッカーやってますか?

自分のため?誰かのため?地域のため?
なんとなく?

誰のためでも、なんとなくでも、ま、極論なんでもいいんだけど、
そこが自分の本当の思いと、認識しているものとが違う人が多いように感じる。

私もサッカー選手時代の頃は「誰かのために」そう思ってサッカーしていると思っていた。
ファン、サポーターのために、今まで支えてくれてた家族のために、仲間のために、、、。自分で

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【サッカーと働く】第2回 真の「中の人」歴15年。どんな人も笑わせたい、気遣いの人

【サッカーと働く】第2回 真の「中の人」歴15年。どんな人も笑わせたい、気遣いの人

はじめに この連載はこんな思いでまとめています

第1回で紹介した平井徹部長が「サッカー日本代表の勝利の裏にこの人あり」と評した、強化育成部/JFAヨーロッパオフィスダイレクターの津村尚樹に話を聞きました。

サッカーと働くチャンスは、人と人のつながりだった

サッカーは小学生の時にはじめて、大学生まで続けていました。出身は北海道の室蘭なのですが、サッカーの街と言われているほどサッカーが身近で、兄

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目の輝きが蘇ったJリーガーの話

目の輝きが蘇ったJリーガーの話

第2話 静かなる覚醒彼はすでに怪我をしているのでリハビリ組の選手だから、これ以上の怪我の心配がない。これが地方在住のために施術現場に来れなくても、まずはリモートで彼のサポートをスタートする事に決めた理由だった。チューニングスペシャリストが選手と顔を合わせないリモートでの指示でどれだけやれるかで、その選手のコミット度合いが確認できる。そして、そのコミット度合いは何より動きの早さでわかるものだ。

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貧者のバーチャルリアリティ,そして自給自足可能な現実,そしてポストウクライナ危機

貧者のバーチャルリアリティ,そして自給自足可能な現実,そしてポストウクライナ危機

島影の展覧会の撮影に行ってきた.現実の自給自足展.現実の自給自足性について考えることはしばしば,島影は弊ラボ(デジタルネイチャー)の2代目助教だったのでよく知っている.

貧者のバーチャルリアリティがどちらかというと後ろ向きだった言葉なのに対して島影の「現実の自給自足」は前向きなのがいい言葉だ.ファブビオトープ.展示の方はまた他の連載で書くことにして,ポストコロナプレウクライナ危機からポストウクラ

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元アスリートが会社をつくったら、エモくて強い組織ができた

元アスリートが会社をつくったら、エモくて強い組織ができた

ぼくは26歳までバスケ選手だった。選手を引退したあと、人材会社とWEB会社を経て、スポーツビジネスの会社を起業した。

起業から10年。メンバーはもうすぐ50人になる。

ぼくが目指してきたのは「スポーツチーム」みたいな会社。

みんなで一緒に、勝利に向かって努力する。受注したら、みんなでハイタッチして褒め称える。「上司と部下」の関係じゃなくて、おなじ志をもつ「チームメイト」として接する。

そう

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「生きる(お金を稼ぐ、税金を払う、社会のピースになる)」ことへのリアリティと幸福

「生きる(お金を稼ぐ、税金を払う、社会のピースになる)」ことへのリアリティと幸福

成長した、伸びた、上手くなった、器用になった、できるようになった、向上した……などの「実感」は、幸福に生きるために欠かせない要素なのかもしれません。なんの目的もなしにただ生きているような人でも、「仕事」や「趣味」あるいはその他の「ライフワーク」に情熱(という言葉が適切かどうかは分かりませんが)をもっていないような人でも、その生活を「保つ」=「生きていく」ためには例外なく成長や工夫が必要(それが分か

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いろんなクラブハウス

いろんなクラブハウス

クラブハウス

プロ17年目になるけど、

川崎フロンターレ、VfLBochum、1.FC Koeln、水原三星BlueWings(韓国)、清水エスパルス、アルビレックス新潟、

練習参加では、

横浜Fマリノス、大宮アルディージャ、湘南ベルマーレ、プレミアのブラックバーンロヴァーズ

10のクラブハウスを見てきた。

それぞれの施設の差

それらのクラブハウスは当然

風呂、TRルーム、トレーナ

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「どうせ」を「どうせなら」へ

阪神淡路大震災では寒かったこともあり、全国から毛布が送られてきた。しかし中にはひどく汚れた、捨てた方がよいようなものも少なくなかった。当然、被災者の人たちは新品の毛布を欲しがった。ところが中古なのに新品よりも人気のある、不思議な毛布があった。それには手紙が入っていた。

「これは新品ではありませんが、気持ちよく使ってもらえるよう、3日間日に干したものです。こんなものでよろしければお使いください」そ

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子殺しママに優しい日本社会

子殺しママに優しい日本社会

また、凄惨な虐待殺人が起きた。被害者は3名。犯人は実の母親だ。

もちろん殺人事件そのものが発生することは1億超の人口を抱える国家である以上避けられない。様々な理由からどこかで「ライン」を踏み越えてしまう人間は常に一定数発生する。社会から犯罪を一掃することはできない。もちろんそれはわかり切っている。

筆者がやりきれないと感じるのは、虐待殺人が生じたあとに生じる子殺しママへの無数の擁護と共感だ。報

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子どもの人生のスケールを大きくしていくために。

子どもの人生のスケールを大きくしていくために。

保育園の園長研修なるもので
こんな話しがあり、なるほどなぁと。

「 小さな子どもは
  歩く練習をしたから
  歩けるようになるのではなくて
  親や先生のところに行きたい
  という気持ちがあって
  少しずつ歩けるように
  なっていくんだと思います 」

ママやパパのところに行きたい
先生のところに行きたい
その気持ちに引っ張られるようにして
歩くことができるようになっていく。

歩けるよ

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書写を上達させる、双鉤塡墨(そうこうてんぼく)

書写を上達させる、双鉤塡墨(そうこうてんぼく)

文字を書く。その上達のためには、練習しかない。

しかし、練習してもうまくならないと言う人がいる。

それは、おそらく、練習の仕方が間違っているとしか言いようがない。

サッカーでシュートを外す子供に、キックの仕方を教えてもダメだと、サッカーコーチの池上正さんは言う。キックの仕方は技術であり、それは一番最後なのだ。シュートは、

1.ボールや敵の位置をよく見る

2.どう言う動きをするか考える

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山ほどの準備、矢のような想定外。

山ほどの準備、矢のような想定外。

いまから半年前、東京で夏季オリンピックが開催されていた。

「ほんとに半年前? 1年半前じゃなくって?」と疑いたくなるほどの過日に感じられるものの、最初に思い出す競技といえば卓球だ。男子も女子も、個人も団体も、ずいぶん熱心に応援したし、泣いたり笑ったり大変だった。

一方、あたらしい時代のオリンピックを象徴しているなあ、と思わされたのがスケートボード競技である。競技者としてのプレッシャーや真剣さは

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岸田家みんなが幸せになるための選択

岸田家みんなが幸せになるための選択

ちょうどヘルパーさんにお世話になれなくなってしまった中、娘の体調不良も重なり、この1週間とちょっとは1人で母と、母のこれからについて全力で向き合うことになりました。

通院、認知症検査、ケアマネさんと施設探し、施設の方との面談。そしてプラスで息子のヘルパーさんとショートステイ先探し。もちろん家事と少しだけ仕事も。そんな日々の中でも母の認知は緩やかに進み続けて・・・。

今年に入ってからは、母の認知

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