河内一馬

1992年生まれ東京都出身。株式会社 vennn 代表。考えていることを、書いたり、話…

河内一馬

1992年生まれ東京都出身。株式会社 vennn 代表。考えていることを、書いたり、話したり、仕事にしたりします。初著『競争闘争理論』はサッカー本大賞2023「大賞」を受賞。#視録的運動 を始めました。

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『この度(株)vennnを設立いたしましたので、5分ください』 代表取締役CEO 河内一馬

スポーツを競技者として探究しているうちに、私の仕事は決してコートの中に収まるものではないと、気が付きはじめました。 日本のスポーツでは、ゲームの奥深さを知る者たちと、それを伝え、表現し、デザインする者たちの間に大きな乖離があります。私はその乖離を埋め、スポーツをより総合的に取り組むために、この度「株式会社 vennn(ヴェン)」を設立いたしました。 これまでにない独自の人材の組み合わせによって新しいスポーツ組織を形成し、オンコートとオフコート、スポーツの実践や理論、ストー

    • 1にリアリティ、2にリアリティ、3 4がなくて5にリアリティ|Salomon Running

      最近は仕事の関係で、アウトドア系のブランドやクライマーなどの映像をリサーチすることが多いのですが、その中で一つの映像に出会いました。 たった10秒の映像ですが、スポーツの魅力を「伝える」という意味では、これ以上のものはないとすら思いました。

      • #33 「これまでの集大成」って言葉を初めて使うかもしれないかもしれない

        ¥150
        • AI時代のフットボールクリエイティブ「これを見て君はどう思うか」

          当たり前の話なんですが、(狭義の)デザインやクリエイティブ制作にAIの足音が聞こえるようになって久しいです。 私のような「スポーツ」領域に従事するものとして、AIというものをどのように捉えたら良いのかはいまだに考えるところがありますが、私の経験上では初めて、AIによって制作されたものに「騙された」事例が出てきたので、その時の私の心情と、数秒間後に考えたことを、肯定的にも否定的にも記しておきたいと思います。 先日声優の方々が、AIによって声優の声を勝手に使って自動生成されて

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        『この度(株)vennnを設立いたしましたので、5分ください』 代表取締役CEO 河内一馬

        • 1にリアリティ、2にリアリティ、3 4がなくて5にリアリティ|Salomon Running

        • #33 「これまでの集大成」って言葉を初めて使うかもしれないかもしれない

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        • AI時代のフットボールクリエイティブ「これを見て君はどう思うか」

        マガジン

        • 視録的運動(シロクテキウンドウ)
          初月無料 ¥680 / 月
        • 散文
          33本
        • 『社会とサッカー』
          16本
        • 芸術としてのサッカー論
          40本

        記事

          最近よく追いかけているブランドを【6つ】紹介してみる

          最近ブランディングの勉強としてよく追いかけているブランドを紹介していきます。整理していると勉強になる。

          最近よく追いかけているブランドを【6つ】紹介してみる

          『Venezia FCとKappaが別れるとき』 これは一時代の終末なのか?

          "競技領域以外"の方法で、初めて世界的な認知を得たクラブと言っても過言ではないイタリアのVenezia FC。かっこいい(イケてる)サッカークラブの代名詞となりました。ビッククラブとは異なるブランディング戦略で、サッカーというコンテンツの可能性を広げたと言えると思います。 その道程を共にしてきたKappa。KappaもVenezia FCと共に歩みを進めることで、スポーツブランドにおける「唯一無二のポジション」を獲得したというのはまず間違いない事実だと言えます。一つの大きな

          『Venezia FCとKappaが別れるとき』 これは一時代の終末なのか?

          ブランドが人格を持つとするならば、「リブランディング」の意味合いも変わるのではないか?

          兼ねてからファンだったNuevo. TokyoとSTUDIOが組んで、STUDIOのリブランディングを行っていました。かっこいい。 ところで「リブランディングしました」というリリースはSNSを見ていると嫌というほど目にしますし、ブランディングの文献や資料に載っている「ブランディング」の事例は、基本的には「"リ"ブランディング」をスタートとして(あるいは終わりとして)行われているので、世界には溢れんばかりのリブランディングの例があります。 近年になって加速しているのだと思う

          ブランドが人格を持つとするならば、「リブランディング」の意味合いも変わるのではないか?

          『DRAWING ドローイング 点・線・面からチューブへ』鈴木ヒラク|あることについて極限まで向き合うこと

          視録的運動のブックレビューシリーズ。デザインやクリエイティブ、ブランディング、アートなどに関する本で、読んで勉強になったものを共有していきます。 *** 『DRAWING ドローイング 点・線・面からチューブへ』は、鈴木ヒラクさんというアーティストが「ドローイング」について書いた本です。デザインやアートとなると、「点」や「線」や「面」をテーマにしたものは過去にも読んだことがあるしよく見かけるのですが、「チューブ」という言葉に惹かれて書いました。 「ドローイング」について

          『DRAWING ドローイング 点・線・面からチューブへ』鈴木ヒラク|あることについて極限まで向き合うこと

          #32 『"そんな感じ"基盤構築』

          ¥150

          #32 『"そんな感じ"基盤構築』

          ¥150

          ブランドの『ノンフィクション感』による機会損失

          昔ある本の中で「一貫性とはフィクションである」という言葉に出会いました。僕はなぜかこの言葉が好きで、ずっと頭の中に残っています。人間は、昨日と今日で違うことを言っていたり、今と5年後で違う夢を語っていたり、そういった「多少のブレ」があって当たり前なのだと、なにか安心するからです。 対照的に、「一貫性とはフィクションである」という言葉は、ある意味で「一貫性」に対する強い決意を促す言葉のようにも思います。 もしあなたが、仕事でも、生活でも、自分自身に「一貫性」を持たせようと思

          ブランドの『ノンフィクション感』による機会損失

          スポーツにおいて「主観映像(Point of view shot)」の可能性を探る。

          あるブランドのコンテンツを見ていたときに、そういえば主観目線の映像は、スポーツ関係のプロダクトブランドにおいても、また単純にスポーツのゲームを映像に収めるという意味でも、あらゆるシーンで効果的なのではないかと思ったので、その理由を考えてみることにします。

          スポーツにおいて「主観映像(Point of view shot)」の可能性を探る。

          「F.C. Como Women」という突如現れたサッカークラブの戦略とビジュアルと、プロジェクトの全容。

          これぞ「リブランディング」のパワー。何よりVisualのかっこよさと芯を食ったWords。最初はなんか凄そうなクラブが出てきたな〜VOGUEとかGQが特集組んでるな〜かっこいいな〜くらいに思ってたんですけど、色々調べてみたら思っていたよりもすごいことやろうとしているし、規模が大きかった。 こういう仕事を見てしまうと、やっぱり同業者の端くれとして刺激をもらえる一方で、ステージの違いを痛感せざるを得ません。 最初はこのロゴやデザインの考察を書こうと思ったんですが、それよりもブ

          「F.C. Como Women」という突如現れたサッカークラブの戦略とビジュアルと、プロジェクトの全容。

          #31 あれとこれが交差して、交差して、交差して。

          ¥150

          #31 あれとこれが交差して、交差して、交差して。

          ¥150

          明確なフィロソフィーと圧倒的画力/NIKE RUNNING

          上に引用したのは、クリエイティブスタジオ「MOUTHWASH Studio」のWORKSページにある、Nike Runningのブランドキャンペーンをディレクションした際の文章です。

          明確なフィロソフィーと圧倒的画力/NIKE RUNNING

          あたらしいスポーツ飲料水ブランドのデザイン事例:Cadence™️

          あたらしいスポーツ飲料水ブランドのデザイン事例:Cadence™️

          Olympic Photography/オリンピックで見た美しい写真とその効果

          パリオリンピックも終わったということで、期間中に見た写真の中でイケてるな〜と思った写真をまとめたいと思います。 初めて知ったフォトグラファーもたくさんいました。 1. 2. View this post on Instagram A post shared by Jean-Marc Jaleel (@adem_photographie)

          Olympic Photography/オリンピックで見た美しい写真とその効果