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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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#私

私を生きる

私を生きる

時間を忘れて走りまわっていた
あの日々
私を意識していなかった
あの日々
あれが本来の私

今もまだあの日々の私が
ちゃんと生きてる
私の中にほら
ちゃんと生きてる

私を生きよう

あなたのおかげ

あなたのおかげ

あなたが拾ってくれたから
失わなくて済んだ

あなたが渡してくれから
大切な宝物になった

こうしていられるのは
あなたのおかげ

宝物は今も この心に

私はあなたを忘れない

素直になる

素直になる

さみしくなんかないよ
さみしくなんかない

でも そう思えば思うほど
何だかさみしくなるようで

もしかしたら私
さみしいのかもしれない
そう思ったら…
何だかとてもさみしくなってきた

私さみしいんだ
さみしかったんだ

お天道様に伝えたら
そうかそうかと微笑んで
あったか包んでくれました

勘違いしちゃだめ

勘違いしちゃだめ

生きることが辛いんじゃない
私が私でいることが辛いだけ

隣で聞いてたお花が笑うから
何で笑うのって聞いたら

あなたでいることが辛いんじゃない
あなたでいられないことが辛いだけ
勘違いしちゃだめ だって

寝転んで空見てたら
何だかそんな気がしてきた

ありがとう
そう思ってお花見たら
そうでしょって
けらけら笑ってた

季節に咲く花

季節に咲く花

どんな素敵なお花でも
ずっと見ていたらきっと
そう思えなくなってくる
悲しいかな飽きてしまう
それはしょうがない
よくあることだろう

だから私は
季節に咲く花になりたい

咲き続けようと気負うこともなければ
咲いていなければならないと
頑張る必要もない
飽きられたとしてもかまわない
季節になればそう
また求められたりするものだから

季節が来たら また咲けばいい

そんな季節の花に 私はなりたい

大地の力

大地の力

雨の朝

土の喜びや木々の歌が

匂いとなって私の元へ

この喜びに満ちた匂い

まさに大地の力

なるほど 吸い込むと元気が出るわけだ

雨の朝

私はまた生き返る

出逢い

出逢い

あなた達と
今日ここで出逢えたこと

通りすがり
私が右を見ていたら
ただそれだけのことで
きっと一生出逢うことはなかった

一生の出逢いには限りがある

だからこそ
よく逢えたよね
奇跡だよね
そう心から思いたい

もう暫く 見ていてもいいですか

代弁

代弁

炭酸が抜けたら美味しくないって
あなたが炭酸のある内に
飲みきらないからいけないんでしょ
ましてなんなのよ 
炭酸が抜けたら美味しくないって 
炭酸が抜けても飲み物は飲み物 
美味しくないなど甚だ失礼
炭酸は自然に時間と共に抜けるもの
永遠ではない
そのくらい知っておいてちょうだい
いつまでも刺激だけ求めていればいいわ
そんな飲み物ありゃしませんけどね

私は炭酸水
みんなを代弁して言っておくわ

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私は私

私は私

流れる雲は速くても遅くても雲は雲

変わる雲はどんな形に変わろうと雲は雲

生まれ消える雲は湧いても消えても雲は雲

そんな雲と私も同じ

どうあろうと

私は私に変わりないのだろう

あの季節

あの季節

君が君でいれたあの季節は

私が私でいれた季節でした

あの季節はもう戻らないけど

記憶を辿ればたどり着ける

そして同じ気持ちになれる

あの季節は今

まさに春を迎えようとしています

元気でいますか

心動

心動

時世の荒波の中では
私の振るう刀も
只々空を切るのみ
逆らえぬことを知りつつ
向かう身体は瞬く間に
荒波に飲み込まれてゆく

勝ち負けではない生き方
余念を抱かず心で向き合う
それでこそ
命を燃やすことが出来るのだろう

結果など知る間も無く
何かを遺す間も無く
瞬く間に飲み込まれてゆく

そんなものだろう

そう思い極めて振るう心刀でさえも
只々虚しく空を切るのみ
その無力さに可能性など存在しな

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一瞬でもいい

一瞬でもいい

春霞よ春風よ

一瞬でいい
どうかあの人を歩かせてほしい

消える前に駆けつけて
必ず追いついてみせるから

春霞よ さあ あの人の姿を
さあ春風よ 私と共に

涙は枯れない

涙は枯れない

涙って枯れるの

私にはそんなことわからない
ただ
感情という雲が湧く限り
涙が枯れることはないのでしょう

涙は雨と同じ
雨はお空の涙
雨降ればこそ 空は晴れ渡る
涙流せばこそ 顔に笑顔が戻る

きっと枯れることはないのでしょう
生きている限りは

まな板

まな板

色んな声を聴くのだろう
悲しさ 寂しさ 辛さ
そんな想いがにじんだ
最後の声を
振り下ろされる刃はいつも容赦ない
どんな切られ方をしても
その刃を受け止めるのはこのまな板

無念だ…
これでは浮かばれない…

そんな数え切れぬ想いも声も全て
しっかりと受け止める

私だったら…
絶対に耐えられないだろう

今日も静かにその時を待つまな板
せめて刃傷が増えないことを祈る