マガジンのカバー画像

ブログ

193
しばらくNOTEでブログ書いてみます。過去のブログは、http://jqut.blog98.fc2.com/ でご覧いただけます。
運営しているクリエイター

#人事部

「敷居の低い人事部に」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第30回 (2023.09)

「敷居の低い人事部に」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第30回 (2023.09)

日経産業新聞の記事の再録、第30回まで来ました。「日本一敷居の低い人事部」というのは、私の入る会社の人事部のスローガンの1つですが、さすがに新聞でNO.1表示はまずいので、「日本一」をカットしたタイトルになっています。スローガン、作るの、相変わらず好きです。

*************************************
日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2023.09)
*

もっとみる
キャリア支援が仕事の質変える ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第28回 (2023.03)

キャリア支援が仕事の質変える ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第28回 (2023.03)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、第28回目。もう少しで追いつきます。今日は、現場のキャリア支援の話です。これがうまく回れば、いろいろなことが良くなります。そのために、人事部やキャリコンが役割を果たすことが大切ですね。
「HRマネジメントを考える」のバックナンバーをまとめたページを作りましたので、ご興味があれば過去のもご覧ください。

************************

もっとみる
人事部が正しく機能するには ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第27回 (2022.12)

人事部が正しく機能するには ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第27回 (2022.12)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、ちょっと飽きて間があきました。で、第27回目。あと、1年ちょっとで追いつきます。何としても3月29日までには追い付かねば。経営者も社員も、人事部をコンペすることはできません。そんな立場に甘えずに、日々、革新し続ける志がなければ、この仕事は楽しく続けられません。
日経産業新聞連載のバックナンバーをコチラにまとめました。ご興味があればどうぞ。

****

もっとみる
021 人事部員の安易なアドバイスには要注意

021 人事部員の安易なアドバイスには要注意

人事部には様々な相談が日々舞い込んできますが、相談対応のスタンスをきちんと持つことが大事です。よい相談対応をするためには、①安易なアドバイスはしない、②安易な同調はしない、この2つはまずは大切です。今回は前者の「安易なアドバイスはしない」について説明したいと思います。

まず、人事部員としてそれらしいアドバイスをするというのは、する側にとっては結構、気持ちがいいものです。そして、働いた感を得られま

もっとみる
定期的な1on1について考える

定期的な1on1について考える

一時ほどではないかもしれないけど、1on1のブームが続いています。全社的に導入するといった話もよく聞きますが、それが大成功したという話はあまり聞きません。まあ、それは当然かもなあとも思います。このあたりについての私見を今日は整理してみます。

まず最初に整理が必要なのは、もはや1on1という言葉が一般化し過ぎて、それが様々な意味で使われているという点です。カタカナ人事用語の怖い点です。本質的な1o

もっとみる
011リーダーの行動は文化を創る

011リーダーの行動は文化を創る

組織のリーダーを永年やっていますが、リーダーの行動が文化を創るということをとても実感していますし、またこの意識で自分の行動を意図的に考えることの重要性を認識しています。
昭和の時代からよくある話として、上司が帰らないから帰りにくくて仕事もないのに仕事をする振りをして残業せざるを得ないというのがあります。実に馬鹿馬鹿しい話ですが、これも「残業は美徳」という文化をリーダーの行動が創ってしまっているので

もっとみる
010 人事における一番かしこい購買の考え方

010 人事における一番かしこい購買の考え方

人事部というのも、結構な予算を持っている組織です。採用費、給与関連アウトソース費用、人材開発費、システム費用など分野も結構、多岐に渡ります。ですので、人事部にも購買機能というものが存在します。購買の原則は、良いものを安く継続的に購入することです。人事の購買も同じです。良いものを安く継続的に購入するために、人事部ができることを私の経験から整理してみました。

➀ 何よりもきちんと価格交渉をする
結構

もっとみる
004 (新卒)採用担当者の仕事

004 (新卒)採用担当者の仕事

中原先生の昨日(6月10日)のブログからです。

毎日毎日、素晴らしいですね。継続の力。それはさておき、新卒採用担当をやっていた頃を思い出しました。私は29歳の時に営業から人事に異動になり、最初の3年間は新卒採用・若手育成をまず担当しました。時はバブル末期、ここに書くのははばかれるような莫大な予算を持っていました。本当に今の採用担当の皆さん、ごめんなさい、というくらい。
母集団管理の設計、セミナー

もっとみる
人事は人気商売?、それとも嫌われ者?

人事は人気商売?、それとも嫌われ者?

とある人事マネージャーとの対話の中で、相手から「人事はどれだけ尽力をしても現場からは嫌われて当然」というお話を聴きました。ずっと、そんな世界で生きてこられたのだといいます。正直、かなりびっくりしました。

私はまったく逆で、「人事は人気商売」だと思ってずっとやっています。たぶん、日本には2つの人事があるんだと思います。私のような後者の人事の人は、越境学習大好き、時に転職もいとわないので、いたるとこ

もっとみる
新任マネージャー研修を楽しみながら工夫する

新任マネージャー研修を楽しみながら工夫する

今日は定期的にとっている有給取得での学習日、実質的には本業・副業の研修の仕込み日になってますが…。で、昨日、新任マネージャー研修をやっていたので、それについて書いてみます。
私の会社では新任課長研修とか、新任管理職研修という名前はつけていません。「新任組織管理者ライセンス研修」としています。研修タイトル自体が重要なメッセージになります。
ほとんどの日本企業では優秀なプレーヤーが抜擢されてマネージャ

もっとみる
人事部長としての信条

人事部長としての信条

昨年、日本の人事部のHRアカデミーに登壇した際に、一番最初に「人事部長としての信条」についてお話しました。長いHR生活で少しずつ追加・再整理されてはいますが、基本的にはここ最近、大きくは変わってないので、それこそだいたい自分の信条が体系化されてきたんだと思います。ただ、ここに来るまでは何度もアンラーニングを繰り返しています。10年前とはずいぶんと違ってると思います。円熟した感じですね。人事の皆さん

もっとみる
009 人事も「スモール・マス」に ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2021.06)

009 人事も「スモール・マス」に ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2021.06)

日経産業の再録、残り2回で追いつきます。で、第21回目。これは最近、人事の仕事をしていて特に思うことであり、意識していることです。組織は多層化・多様化しているのです。私たちはそれに対応して仕事のスタンスを変えていく必要があります。

*************************************
日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2021.07)
***************

もっとみる
グレーな世界で考え抜く ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2021.05)

グレーな世界で考え抜く ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2021.05)

ご依頼を受けて、ちょこちょこ書いていたもののアーカイブをこちらでしておこうと思うのですが、なかなか過去分が追い付いていません。。今日は日経産業新聞の連載20回目。今年の5月の分です。数年前から6~7名でリレー連載でHRにはついて書いていて2カ月に1回くらい担当がまわってきます。各内容は広い意味でHRに関係があれば何でもOK。

今回は人事の仕事をして実感する話を書きました。私たちの扱う仕事は、白黒

もっとみる
緊急事態体制からのEXIT戦略は難しい

緊急事態体制からのEXIT戦略は難しい

金曜日の夜は野口先生のメンタルコンシェルジュ、土曜日の午後は花田先生のスーパービジョンに参加しました。定例の会合がだいぶ戻ってきました。もちろん両方ともにWEBですが。39県で緊急事態宣言が取り下げられ、東京都の本日の感染者も5名、というニュースを聞くと、緊急事態からのEXIT戦略をどうるすかを真剣に考える時期がきたことを感じます。メンタルコンシェルジュでは、EXIT戦略についていろいろと考えされ

もっとみる