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【Aiと一緒に読むシュタイナー】 はじめに:果たしてAiを使えば楽に読めるのか!?
はじめに〜果たしてAiを使うと楽に読めるのか
私はルドルフ・シュタイナーに興味があって、現在はシュタイナー幼稚園で教員もしています。そして、ずうううっっと前から何度もシュタイナーの講義録や本を読もうと挑戦しているんですが、書いている内容が私には難しすぎたり、出てくる言葉や固有名詞が馴染みのないものだったりして、途中で挫折すること数多し。
ならざっくり聞こう、と思ってオーディオブックもだいぶ聞い
【乱読一考】『左脳さん、右脳さん。: あなたにも体感できる意識変容の5ステップ』
まず、こういうnoteを書いていること自体、私は左脳さんに完全に支配されているのかもしれない。なぜならば、私は読んだことを忘れたくなくて、それを将来的に活かせるように、という明快な目的意識を持ってこの作業をしているからだ。
ところが、この本の著者であるネドじゅんさんは、ある日、こうした意識がすっぽりと消えてしまったらしい。あれしてこれして、みたいな左脳さんのぐるぐる意識が消えて、右脳さんに引っ越
【乱読一考】『或る霊能者の奇妙な日常3: 無意識の能力者』(ネタバレあり)
数年前から霊能者マンガにハマっています。世の中にこんな不思議なことがありえるのか、とビックリするばかりなのですが、この井口清満さん/神楽京さんのシリーズも、出版されたらすぐ読んで「おぉおお」とひとりで慄いています(笑)
「井口さんが神楽さんについて描く」というような形で始まったシリーズですが、この巻は神楽京シリーズとほぼ変わらない感じ。5つの霊的な問題を神楽京さんが解決していきます。
『悪魔と
胡桃の殻を割っていたら1時間半も経っていた
娘が最近、農家からヘーゼルナッツを買って帰ってきた。ビニール袋に入って、5ドル。かなり安い。が、娘は面倒くさがりなので、そのまま放置。
見かねた夫が「ナッツ入れの木のボウルには、古いナッツが入ったままだ。全部捨ててヘーゼルナッツを入れよう」と言った。
私は「え、でもまだ食べられるのがあるかも?」と思い、夫が捨てる前にと急いでチェックをした。ひとつ胡桃を開けたら、まだ食べられた。
これ、どこで
【乱読一考】シュタイナー 『ルシファーとアーリマン』 第3章 ルシファーは東アジアで生まれていた!?
シュタイナーが語る過去7000年間の歴史〜まず、アトランティスありき
シュタイナー講義集 "Influences of Lucifer and Ahriman: Human Responsibility for the Earth" の第3章(1919年11月4日ベルンにて講演)に入ったんですが、急に内容がぐんと密度を上げてきて、「え? え?」という感じで何度も聞いてしまいました・・・。
私は
【映画】孤児から立身出世、アメリカ建国の父『ハミルトン』を描いたミュージカル、裏主役は妻のイライザ!
(この記事はネタバレを含んでいますので、ご了承ください)
娘と私は、週日に家で映画を見ることがよくあるのですが、大体は「1時間だけ見ようね」と話していても「うー、もうちょっと見たい!」と3時間ものをつい見てしまったりしています。週日なのに。
しかし! この大人気ブロードウェイミュージカルを映画化した『ハミルトン』は、なんと5回に分けて見ることになったのです。。
それは、つまらなかったから、と
【乱読一考】 ルドルフ・シュタイナー『ルシファーとアーリマン』 (第2章)のバランスがとれた生き方とは
科学が見るべきもの、そして日常生活への関心
オーディオブックで聴いているルドルフ・シュタイナー講義録 "Influences of Lucifer and Ahriman: Human Responsibility for the Earth" 。
第2章に入りました。実は、前回書いた「なぜ数学や統計が意味をもたないか」という話は、第2章に入ってました。ここまで聴いてたんですね、昨日。失礼しま
【乱読一考】結局聴き始めちゃった、ルドルフ・シュタイナーの 『ルシファーとアーリマン』 第1章
昨日、神智学協会本部にあるというシュタイナーの巨大な彫刻のことを聞いて興味を持った『ルシファーとアーリマン』の本 "Influences of Lucifer and Ahriman: Human Responsibility for the Earth"
私には難しそうだし、しばらく読まないでおこう・・・と思ったんですが、今日引き続きこのコンセプトのことを考えていて、「やはりルシファーとアーリ
【乱読一考】ルドルフ・シュタイナーは「悪」をどう考えていたか "Influences of Lucifer and Ahriman: Human Responsibility for the Earth"
最初に言っておきますが、私はこの本をまだ読んでいません。というより、今日、この存在を知ったばかりです。
しかしこのnoteは、私の頭の中から滝のように流れ去っていく情報を少しでも止めたい、という意図で書いているので、今日はこの本のことを少々書かせてもらいます。
ルシファーとアーリマンの対峙
これは『ルシファーとアーリマンの影響:地球に対する人類の責任』というタイトルの本です。レビューや解説を
【映画】ここまで凝ってるなら、カラスを出して欲しかった 『犬が島』
先週に引き続き、ウェス・アンダーソン監督作品を家族で見た。
この映画が作られたのが2018年。当時の映画評を見ると、日本映画へのオマージュだとか、ポリティカル・コレクトネス(他国人の文化をテーマにした作品を作ることの是非)などが書かれているけど、今見ると、これは全然違う印象の映画となるだろう。
といのは、この映画の主体が「(犬による)感染症」であるからだ。犬インフルエンザが犬の間に流行り、それ
【乱読一考】体の中で何が起きてるの? セス/カタカムナ/ブルース・リプトン/体内細菌 『セスは語る 第2章 わたしを取り巻く環境、仕事、活動』
セスとは誰か
この本の筆者であるセス、というのは、米国作家ジェーン・ロバーツというチャネラーを通して言葉を語った「人格を有するエネルギー存在」(自称)です。1970年代に発表されて以来、チャネリングの本の元祖として知られていて、内容が濃く、しかも大量です。
そこには世界の構造・信念が現実を作り出すこと・感情の役割・輪廻転生など様々なことが書かれているらしいのです(←まだ読み始めたばかり)。
【映画】 アートや写真好きな人を恍惚とさせるよ 『フレンチ・ディスパッチ』
ウェス・アンダーソン監督の『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(The French Dispatch)は、娘が前から見たいと言っていた映画だが、今日ようやく見た。
スタイリッシュな映像で知られるウェス・アンダーソン監督だけど、この映画はホントーに全てのカットが完璧に構図・配色の計算がされていて、写真家としては、何よりも「こんなに毎シーン作り込むのは、どれほど