見出し画像

うつ病の人の7つの気持ち。

メンタルヘルス系の記事が多くの方に読んでくださっているようです。

ダッシュボードをみると、自分のマンガ以上に読まれているのはフクザツではありますが😂
noteの中でもメンタルに苦しんでおられる方がとっても多いのかと思います。

私も今、今週に冬将軍が舞い戻ったせいかメンタルが落ちていて、眠気と無気力感に溢れています。

今週は自身のメンタルについて自己内省と追求を含めてシェアしてゆこうかな、と思っています。

今日はうつ病の人の7つの気持ちというYouTubeをもとに、
自分が当時どんな心境だったのか話したいと思います。

私は5年前、希死念慮が入った中〜重度のうつ病にかかっておりました。

当時の心境を思い出しながら話したいと思います。


①朝から疲れている

まさにそうでした。寝ても寝ても眠い。
動けない。
朝からぐったり疲れている。。。

とりあえず家事だけは身体を引き摺りつつなんとかこなし、主人が出勤し、子供が園に行ったあと、すぐに布団の中に直行でした。

子供のお迎えまで、一日中寝て過ごしていました。


②何も楽しめない

これまで楽しんでいたことに、何も面白味を感じなくなる、というのもそうでした。
趣味のマンガも上手く作れず、小説、映画、ドラマといった「物語」が全然楽しめなくなりました。
当時はほとんど読書もせず、映画も全然見れていないと思います。

動画にある、

「人と関わるのも面倒になり、誰からも干渉されずに一人で過ごしたいと思うようになる」

というのもドンピシャでした。

人と会うまでの元気がわかない

と言うのが自分にはもっとも当てはまる理由かと思います。

食事も美味しくなく、自分で作った料理は食べませんでした。
食事作り🟰労働、苦行というイメージが強くて。


家族には拵えても、自分は菓子パンか、お菓子、アイスを食べていました。
例えベルトコンベアーで作られたシロモノであっても、私にとっては、そっちの方がずっと美味しかったのです。

お洒落。。。も全然気にかけませんでしたね。スウェットで十分、みたいな。


お風呂にも、以前記述したように、1週間〜10日入らないのもザラでした。。。
身体を拭いて、服と下着は毎日変えていればいいや。。。。と。
これ冬だったらまだマシでも、夏でもこんな具合だったので、もしかしたら、
周囲は気づいていたかも。。。と思うとヒヤリ、とします。
人間度が最低レベルに落ちまくっていました😵😵


③自己肯定感がなくなる

ボロンボロンでしたね。。。。
自分の才能も、これまでやってきたことも、全てを否定する気持ちと、否定したくない気持ちがせめぎ合い、何も考えたくなかったので寝逃げしていました。

面白いのは、社会人として成功をおさめている人や出世した人の話題をきいても、自分とは全く世界が違う人たち、という視点でずっと捉えているので、すごいなあ、立派やなあ、ぐらいしか思わない。
羨ましいという気持ちが起こらない。

けれど、同業者の成功や出世は、辛かったです。
一面にコミックが陳列されている近所のブックファーストとか絶対行きませんでした。マンガは生活から排除していました。


④希望を持てない

マンガがダメなら、このまま生きてても何もないや。。。。
と、0100思考だったと思います。
苦手な育児と家事で、ヘロヘロとノミのようなエネルギーを使って今後生きていくのか。。。。と茫漠たる思いが心の隅っこにありました。

今振り返ると、私は最低限の家事をすれば、休養ができた恵まれた立場だったと思います。

けれど、子供の頃からの夢が潰れたショックの方が大きく、とても自分が幸運な身の上だったとは当時は感じるゆとりはありませんでした。

自分が別の職業につく、ということさえも受け入れたくない心持ちでした。


⑤後悔をしてばかり

上記と同じく、自己叱責と社会に対する呪い😂はありました。
けれど、怒りのエネルギーは疲れるので、そういう気持ちになる前に寝逃げしていました。


⑥ゲームやネットがやめられない

ゲームはしないのですが、ヤフオクにハマっていた時期があります。
主に、明治期〜昭和期の古書を落札することにハマっていました。
誰かが自分の落札より上回ると、もっと上を。。。と繰り返してしまう。



自分が落とせた時は爽快感が広がりました。
パチスロにハマる心境とよく似ていると思います。
どんどん私室には読みもしないのに、古びたボロボロの本が溜まってゆきました。

落札した古書でもっとも高価だったのが確か、有名な文豪の作品が唯一掲載された雑誌のセットで、17万だったと思います。

自分、もう働いてないのに、誰が払うん。。。というツッコミは、当時のヤケクソの最中にはありませんでした。

ただ、この数時間のヤフオクの古書漁りの時だけは「生きている」というウキウキ感がありました。
ただ、エネルギー自体がないのですぐに疲れてしまうのですが。。。
ほんと、まさにパチスロですりまくって「今日こそ巻き返しちゃる‼️」と息巻くおばあちゃんと同じでした。😂


⑦いなくなりたい

よく主人に「もう消えたい。。。。いなくなりたい。。。。」とボヤいていました。

「全ての責任を放り投げて、どこかに逃げてしまいたい」

と、動画でも説明されていますが、当時のわたしの心境の核はそれだったと思います。
けれど、どこかって。。。。どこよ❓
富士の樹海に入るしかもうないよ、
だったら意識だけでも逃げよう、寝よう、というループでした。

自分のことを誰も知らないところでひっそりと暮らす。。。というのは今でも感じたりします。

人生どこで間違えた❓漫画家目指した時点でもうアウトだったのか❓という
過去への後悔や疑問もたくさん湧き出ていました。
信じて疑わなかった信念が打ち砕かれた思いや悔しみは、当時もっとも強かったです。


以上、当時の心境を記しました。


今でも①と⑤の症状はありますが、他の気持ちはずいぶん薄らいでいます。
私はうつの発症がこの時で三度目なので、一生仲良くやってゆこうと思っています。
一度目は二十代の時に軽度ですぐに治り、二度目は三十代の時で、パニックをともなったうつで自律神経失調症気味のもの、三度目はもっとも重かったものです。

今は回復期の後半になっており、育児からも少しづつ手が離れて自分のやりたいことにまた挑戦したいと思っています。

この5年で時代がどんどん変わったこともありますし、なんせ一年ほとんど寝ていた生活だったので、休養が出来たんだと思います。

また、「いろいろなことを諦める」には、
それを受け入れるためには、一年は必要だったのかとも思います。

今でも将来には不安しかありませんが、変な言い方なんですが、


どうなってもいいや

という変な開き直り感でいます。

やりたくなかったらやらない、やりたいならやる、その結果どうなってもいいや、と思っています。

もちろん今でも、落ち込む時期はやってきます。

そう言う時はやはり寝逃げて過ごしています。

6人に1人はメンタルヘルスを病むと言われている時代。
もう珍しい病気でもないんですよね。

落ち込んでいる方が、少しでも楽に過ごせますように。。。🍵✨



この記事が参加している募集

眠れない夜に

多様性を考える