【プロセス】 歴史に限らずあらゆる分野において、何らかの結論を導き出した時には、その結論そのものよりもそれを導き出したプロセスが重要です。 いくら立派な結論であっても、いくら素晴らしい新発見であっても、それを導き出した経緯がいい加減なものならば全く信用できません。(恩師の言葉)
【心を知る】 歴史を知るためには、ある程度人の心の動きを理解しておくことも大事です。 このような場合自分ならどう動くのか、あの人ならどう動くのか、その理由は何か、その理由の背景にはどんな事実があるのか… そういった考えを廻らせる事が多角的な理解の契機となります。(恩師の言葉)
【共通項】 AとBという歴史的事象の共通項を求めるとします。 専門家は、Aの動向を追ってBへと辿り着き、Bの動向を追ってAに回帰します。即ち双方向から検証します。 しかし素人さんは、予断を持って最初からAとBの共通点のみを探し求め、自己に都合よく解釈しがちです。(恩師の言葉)