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忙しさが過ぎた後こそ、戦略を整える

頑張る、という言葉は度々悪用される。何をどうするか、について大幅に抽象化する傾向にある。私は仕事を頑張った!、としても客観的な結果を出せなければ評価されない。その頑張りがある程度色を付けられる要素になるにしろ、結果ありきの面が強い。

忙しい時は、その忙しさをこなすために、かなりのエネルギーを使うし、集中もする。ある意味、楽、ともいえる。何も考えずに目の前のことにまい進すればいいからだ。

しかし忙しさはいつしか通り過ぎる。その時に思う。もっといい方法はなかったか、方向性は正しいか、と。頑張ったところで、正しい方向を向いて効率よく力を加えないと、無駄が発生し成果が出なくなる。もしくは、それどころか、悪い習慣を作り込むことにもなってしまう。忙しい時にあれが許されたなら、今もやっていいだろう、と良くない仕事の作法が蔓延するかもしれない。

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