小野寺隆一

1973.3.31生 俳優やらバンドやら創作やら かっこわるい感じで いつかの紙のノ…

小野寺隆一

1973.3.31生 俳優やらバンドやら創作やら かっこわるい感じで いつかの紙のノートは段ボールに眠ったまま 今もそう大して変わりゃしないけど 新しいノートがあるんだってさ あんなこと公開されたら恥ずかしいわい 長編初監督作品 映画「演者」完成

マガジン

  • 誰が為に編む

    映画「演者」完成 一人でも多くの誰かに届くことを祈る日誌 監督・脚本・企画:小野寺隆一 音楽:吉田トオル 題字:豊田利晃 出演:藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ 中野圭 織田稚成 金子透 安藤聖 樋口真衣 大多和麦 小野寺隆一 撮影:橋本篤志 照明:鈴木馨悟 録音:高島良太

  • NO WORDS

    謎の企画発動 そのアイデアノート 自由に公開したくないから有料にしているだけです たくさん読む人がいたらもうしわけないので無料にするか月間とかに変更しますけど、無理に読まないでいいやつです 脳内なのでぐちゃぐちゃになると思うよ

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11月18日よりユーロスペースにて本公開決定

再上映に向けて ふだんニュースの話なんかしない人がポロリと「あの自衛隊のヘリの墜落はほんとうに事故なのかな?」と僕に言った。たまたま電車の中で「首相襲撃には黒幕がいると思うんだよね」という声が聞こえてきた。地球の裏側のニュースだってリアルタイムで手の平に飛んでくる時代になったのに、誰もがいつの間にか報道すら疑い始めている。パンデミックの中、ウイルスの由来やワクチンの報道にさらされつづけた僕たちは何がほんとうで何がうそなのかわからなくなっているのか。 SNSには陰謀論が溢れ

    • 小さなニュース

      日本に住んでいると見落としそうになるようなニュース。 小さな国際ニュースがざわざわとさせる。 ほんの数行のニュースだけれど世界が動いてるのがわかる。 今までもあっただろうけれど裏でだったはずだ。 それが表になって堂々とニュースとして流れている。 一つ一つは小さなニュースでも全体で見ると大きな流れ。 大きなニュースの影に隠れている。 ガザやウクライナのニュースはどうしても大きくなる。 そんな大きなニュースの隙間でイランの外交が活発化しているのがわかる。 パキスタン、ネパール、

      • 日が暮れて街灯が点いて僕は缶を蹴った

        僕の行っていた高校は駅からかなり遠かった。 だから通学バスが走っていたんだけれども。 僕は入学してわりと早い段階でバスに乗るのが厭になった。 なんだか同じ学校の高校生だけが乗っているバスというのがなんとも気持ち悪いというか、座席とかでふんぞり返っているのとかも好きじゃなかった。 それで家からは自転車で通学するようになった。 って言っても、普通は自転車で通う距離じゃなかったけど。 雨の日はさすがに朝はバスに乗ったけど、帰りは歩いた。 駅から距離があるから、途中、色々と休んだり

        • 僕たちはいつまで経っても過程にいる

          安定しない気候。 警報級の雨まで控えているとか。 皆様、体調にお気を付け下さいな。 まる子ちゃんの声が変わりましたね。 僕たちは既にドラえもんやルパンやサザエで体験済みです。 多少の違和感など織り込み済みです。 むしろ、多くの人が絶賛されていた。 声というのはキャラクターのかなりの部分を占めるのだと思います。 だからこそ、声が変わるというのは衝撃なわけです。 今まで声が変わることで何度か悪い方向の話題になったと思うのです。 しかし、今回はそうならなかった。 むしろ歓迎して感

        • 固定された記事

        11月18日よりユーロスペースにて本公開決定

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        • 誰が為に編む
          472本
        • NO WORDS
          28本
          ¥100

        記事

          治外法権の存在

          海外の映画でもドラマでもそうなのだけれども。 近所のおじちゃんおばちゃんってなんでこんなに似るのだろう。 噂好きなおばちゃんとかが出るともうまったく同じという。 国、人種、言語、宗教、思想、あらゆる違いを乗り越えるキャラクター。 不思議な感じもするし、そんなもんかという感じもする。 年齢とか見た目とか性別とか、そこで差別しちゃいかん。 でもそういう全ての治外法権にあるような感じがある。 おじちゃん、おばちゃん。 まぁ、本人たちが自虐的に口にするからかもだけれど。 本人たちが

          治外法権の存在

          人と人以外の恋の末

          ここ2週間ぐらい、ふわっとしている感覚があった。 春のやつだな。 なんか、寝ても眠いみたいな感じ。 毎年そんな感じになる。 昼寝すると夜眠れなくなるとかあるけど春だけは別。 日本人のゲノムの解析結果が出ていた。 従来は日本には縄文人と呼ばれる人がいて、そこに大陸から弥生人が入ってきて、その混血具合がグラデーションになっているという説が強かったんだけれど、もう一つ第三の種族が色濃く残っているとわかったらしい。 後先までは書いていなかったけれど、大陸からの種族。 今までは北東ア

          人と人以外の恋の末

          すべての動物は夢をみる

          飼ったことある人は知っていると思うのですけれど。 犬も猫も寝言を言います。 まぁ、家族の一員になると無防備にカーカー寝るわけですけど。 なんか寝息が静かになったなぁと思って顔を覗き込むと。 なんかムニャムニャ喋っている。 なんだったら、前足で何か掴もうとしたりします。 おお、夢を見ているのかと思うわけです。 あの子たちは夢をどのように認識しているのだろう。 目が覚めた時に、ああ、あれは夢か、、、なんて思うのかな。 夢と現実の違いみたいなものをちゃんと把握できているのかな。

          すべての動物は夢をみる

          TERIYAKI ROAD

          醤油を焦がした匂いというのはなんとも言えない。 あっという間に食欲をかきたてる。 お煎餅とかイカ焼きとか焼きもろこしとか磯辺焼きとか。 炒飯ならあえて鍋肌に醤油を垂らして香ばしさを米に纏わせる。 確実に食欲のスイッチを押しに来る。 それにも増して醤油に砂糖や酒を加えると危険度が増す。 あの香ばしさの中にふわりと甘みまで感じるのだから。 一瞬で腹が減る。涎が出る。 渋谷の井の頭線にマークシティ口という改札がある。 井の頭線のホーム中央から階段で降りた場所。 だから改札は高架

          揺れるのは心

          またしても大きな地震。 被災地の皆様の無事を祈る。 肌感覚として活動期のような時期に入っていると感じる。 インドネシアの噴火情報を見た矢先だった。 地殻変動が起きているのだろうか。 地球全体で見れば、少し痙攣している程度なのかな。 そういえばニューヨークでも地震があったしさ。 人類の歴史は数千年しかない。 だから千年を超えるスパンの変動は中々発見が難しい。 千年前と二千年前と三千年前の記録が残っていない限り。 地層に残された痕跡で予想するぐらいだ。 地球の歴史からみればほ

          揺れるのは心

          ジッパヒトカラゲ

          他の地域に行けば日本人と韓国人と中国人の見分けがつかないそうだ。 日本人だって見た目だけではわからないことも多い。 人によってはすべて同じ国だと思っている人もいるらしい。 台湾や北朝鮮を含めた東アジア人はなんとなく同じように見られたりもする。 でもそれは仕方のないことかもしれない。 日本人から見ても、同じようなことがあるからだ。 例えば東南アジアの人々の顔をみて判別なんか出来ない。 タイなのかミャンマーなのかインドネシアなのか。 ああフィリピンだったのかと、同じように感じて

          ジッパヒトカラゲ

          春の粉

          暖かい日だった。 春と言えば春だけれど。 春にしてはいつもより暑いような。 春の粉みたいなものがあるんじゃないだろうか。 花粉や黄砂ではない、何か春にだけ漂っているような粉。 なんだか夕方ごろ、酷く疲労感を感じた。 おかしな眠気のようなものが頭の中に沸く。 春の粉だ。 まだ肉体が冬から目覚めていないのだろう。 この暖かさにじわじわと何かが削られていく。 それとも、きな臭い厭な空気が僕を削るのか。 国連が、世界中が、周辺国がやめろと言っている。 言えば言うほど、やつらがやろ

          天翔ける炎の槍

          混迷の状況に入っている。 こういう状況の時はより自分の立ち位置をしっかりと持っている方が強くなっていく。 主義主張もなく、曖昧な意見を口にすれば簡単に崩される。 お前はどうなんだ?と問われるようになる。 それでも僕はどっちつかずの曖昧な場所に立っていたい。 こちら側だと手を挙げた瞬間にあちら側が生まれるから。 今までずっと曖昧だったことが曖昧ではなくなった。 戦略的曖昧さなんていうものが一つ消し飛んだ。 まだまだ世界中に戦略的曖昧さが存在している。 その一つ一つに白黒をつけ

          天翔ける炎の槍

          止めることは出来なかった

          世界中から悪意がなくなればいい。 世界が善意だけで繋がればいい。 けれど悲しいことに善意だけでも争いがなくならない。 人のために良かれと思ったことが争いになることもある。 結局、理解しなくては前に進めない。 始まってしまったのか。 そんな速報を目にした。 止めることは出来なかったのか。 善悪ではない。 因果だ。 わかっていたはずだ。 線で繋がっている。 なぜそれを断ち切れないのか。 難しいことはわかっていたけれど。 きっと必死に止めようとしていた人もいたはずだけど。

          止めることは出来なかった

          水たまりが消えた

          昔の漫画でよくあるシーン。 車がバーーっと飛ばして水たまりの水がかかる。 やれやれ、ついていないなんていうくだりだ。 実際にそんなことはよくあった。 大きな水たまりがあって車がよってくるだけでやばい!みたいな。 漫画みたいに頭から水をかぶるようなのはマレだけれど。 下半身が泥水まみれになることも実際にあった。 走り去る車に、ふざけんな!なんて叫んだり。 これがどんどんファンタジーになりつつある。 実際、車道の水たまりを見かけることがなくなった。 徐々になくなったからいつの

          水たまりが消えた

          雪が融けて川になって流れて行きます

          夕方ぐらいから暖かくなった。 どうやら一気に今週末暑くなるらしい。 春なのに夏日がやってくる。 ロシアとカザフスタンを流れる川が氾濫している。 雪解け水が増水しつづけていて信じられないような状況。 ダムが決壊して街ごと水没するような事態になっている。 北の大地の山々の氷が融けるほどの異常気象なのか。 自然の大災害であれば国際的に手を差し伸べるはずなのに戦時中で制裁中となればそれも届かない。 むしろ異常気象を促進するような破壊活動を続けている。 その土地で生まれ、その土地で育

          雪が融けて川になって流れて行きます

          英雄に憧れない

          昨日のnoteはひょっとしたら誰かに怒られるかもなと思ってました。 というのも以前、似たようなことがあったからです。 僕たちが今、自由に生きていることが出来るのは、過去に多くの人がそんな社会にしようと大きな犠牲を払ったからです。 国のために命を落とした人もいるからです。 そういう人に少し無礼なんじゃないの?と昔、言われたことがあります。 例えば、今、ウクライナのために命懸けで闘っている人がいて。 その人たちにも同じことが言えるんですか?と言われるかもなとか。 そういうことを

          英雄に憧れない