ビエンナーレ

【鑑賞してみた】BIWAKOビエンナーレ2020

11月14日。先週土曜日の雨とは打って変わり、今日は快晴、アート日和。どこに行くか迷った末に、BIWAKOビエンナーレ2020へ。

まず、新たに加わった彦根会場から。
銭湯や遊郭跡など地元ならではの会場を使っての展示は良い。その場所に因んだ作家の思いがストレートに伝わる感じがする。和風な教会では、祭壇に並ぶ沢山のコップから時折出る「カチン」という微かな音が広がって、静寂感の中で敬虔な気持ちになる

もっとみる
サンキューです!
2

What ‘Bad Art’ Really Means

by Martin Herbert (Art Review)

我々が見る展示の多くで我々は大抵一度きりしか見ない。それらの持つ面白さのほとんどは見逃したかもしれず、そしてそのために引き返すのは安っぽくて皮肉な、放棄のスリルである。

ベルリンビエンナーレの期間の初め、ベルリンのギャラリー地区をブラブラしていると4つの会場で展示を鑑賞している人々によく遭遇した。”あれ、どうだった?”と訊きたかった

もっとみる

ポストモダン回顧と現在 No.1

中心/周縁図式のモダンの体制の最後の時代(1970年代後半)に、日本は中心(欧米)に追い付き、彼らと肩を並べて中心になったことに大いに満足した。そして、折(1980年代)からのポストモダンの福音(もはや新しいものはないぞ!)に背中を押されて、自らを欧米(すでに旧中心となった)の勢力圏から切り離した。
旧中心は今や模倣の対象ではない、と誰もが思った。確かにそうだ。だが、10年も経たないうちに時代の歯

もっとみる

「すごい。」 俺は目を疑った。これではまるで参加アーティストではないか。

今年、始まったもののすでに3月末でクローズされてしまったBiennale of Sydney。コッカトゥアイランドで行われるこの展覧会はサーキュラキーからフェリーで島に向かうことになる。なかなかおしゃれな時間だ。

個展でバタバタしていたので行けないままになっている。展覧会自体は6月までの予定だったのだが、それまで再開は無理だろうな。残念。

数年前のこと。
隔年で開催されるこの展覧会、思いもせぬ

もっとみる
どうもありがとうございます。いい一日をお過ごしください。
13

「高原」の夢

初夏のスキー場のような高原。人もいっぱいいる。伊吹山の山頂のような、北海道のモエレ沼公園のような、広々として清々しい場所。人もいる。

あちこちにモニュメント?彫像?アート作品がある。

僕は、左の坂ノ下にある作品を観に行きたい。というか、出来る限り作品は全て見ておきたい。例え、よく分からない、わざわざ見るほどでもないものでも。

嫁は、アート作品よりも、右の坂を登って、頂上から景色を見たいらしい

もっとみる

Pavilion of Participating Countries / Venice Biennale 2019

Venice Biennaleに行く時は最低でも3日は滞在することをおすすめします。GiardiniとArsenaleはそれぞれ1日ずつ、そして残る1日で島に点在する各国パヴィリオンを歩き回る。この3日目が実は大変で、コースを間違えると大きく遠回りをすることになります。早く閉まるパヴィリオンもあります。今年もそれで見ることができない場所がありました。計画が大事。Venice Biennaleはそう

もっとみる

Pavilion of Participating Countries at Arsenale / Venice Biennale 2019

Giardiniのそれとは違い、大きな建物の一室を使う形で各国のパヴィリオンが展開されているArsenaleでは25もの国の展示を見ることができました。

Republic of Kosovoの展示はAlban MujaによるFamily Albumというプロジェクトの展示でした。正直紹介するのはこれだけでいいんじゃないかと思えるくらい強い展示。くらいので写真ボケていますがここに写っている方々の家

もっとみる

Arsenale / Venice Biennale Arte 2019

Venice Biennaleは本展示と各国パビリオン展示の2つで大きく構成されています。本展示はArsenaleとGiardiniという2会場で展開。各国パビリオンは前述の2会場に加えてVeneziaの街に点在しています。

本記事の写真はArsenaleの本展示を抜粋しています。

GiardiniとArsenaleは参加作家が同じで、作品が違うものとなっています。表現の幅に驚いてばかりでした

もっとみる

インドでビエンナーレ

2年に一回、インドのオディシャ州というところでビエンナーレを開催してます。まあとにかく大変で、最後まで何も決まらず、開催期間中にやっと形になるみたいな過程を3回経験しました。今回は4回目の開催になるのですが、どんなに事前に構想を練って計画してしても、いつもほとんど水の泡になってしまいます。皆さんは、こんな時どのように問題を解決しているのでしょうか。私はダンスします。今回は宇宙の流れと自分の体を一体 もっとみる

ラブユー💘

Pavilion of Participating Countries at Giardini / Venice Biennale 2019

本展示が開催されている場所はCentral Pavilionと呼ばれ、そこを中心に様々な国(主に欧州)の個展のようなものが展示されているパビリオンが密集しているGiardini。日本のパビリオンもこのエリアにあります。今回は豊島区でゾンビ音楽など展開されていた安野太郎さん、日本各地の(放置された)鳥居の写真でも有名な下道基行さん、ACACの学芸員をされていた時にお会いしたことのある若手ぐいぐいキュ

もっとみる