#35_出逢いって運命だー想造楽工ー

年に一度必ず伺うレストランで、誕生日を祝ってもらった。
お祝い後の予定の合間に、ふらっと立ち寄ったビルの一室に、その工房はあった。
想造楽工(そうぞうがっこう)

福祉施設に通う、障害のある人々にイラストレーター(商業美術家)として絵を描いてもらい、デザインと組み合わせて商業に展開させる事業だそうだ。

小さな空間に、所狭しと並ぶ作品。
デザイン起こしから作成まで、すべて福祉施設に通う方々がつくったそうだ。

短い時間だったが、受付の方にお話を伺った。
うちの地域はアート事業が徐々に盛んになっているようで、県主催の「令和5年度AIRアートプロジェクト」の一環として、このプロジェクトが立ち上がったこと。
2年に一回という意味の「ビエンナーレ」という美術展覧会が地域興しの一環であり、そこにも出品していたアーティストの方が手がけたとのこと。

ほかにも、哲学カフェやDIC美術館など、話が弾んであっという間にタイムリミットになってしまった。

知らない世界がたくさんあるなあ。
というか、地元なのにこういうアンテナが低すぎた。
疎すぎる。

もっと外に出る必要感を感じた。
遠くに行く必要はない。
もっと地域をみて、もっと地域を知ること。
何がどのように繋がっているのか、その繋がりを見えるようにすること。

学びをデザインするのは、それからだ。

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