安西洋之(ビジネス+文化のデザイナー)

モバイルクルーズ株式会社/De-Tales ltd. ミラノ/東京。最新著書『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』(共著)『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?』、監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』。訳にエツィオ・マンズィーニ『日々の政治』

安西洋之(ビジネス+文化のデザイナー)

モバイルクルーズ株式会社/De-Tales ltd. ミラノ/東京。最新著書『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』(共著)『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?』、監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』。訳にエツィオ・マンズィーニ『日々の政治』

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イタリアデザインについて語る場です。ことに20世紀後半、ミラノを中心として、どのように新しいデザインが生まれたか?が焦点です。このテーマの本を執筆する予定です。したがって、その頃のキーパーソンたちにもインタビューしていきます。そのリサーチ活動のプロセスやその時々に考える記事を毎月、2本程度は書いていくつもりです。 大文字(広義)のデザインと小文字(狭義)のデザインの両方をカバーしていくので、どちらか片方ではなく、両方に関心のある方に読んでいただきたいです。ロベルト・ベルガンティ『デザイン・ドリブン・イノベーション』、安西洋之『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?』あたりに関心があれば、ぜひ!

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  • 日経COMEMO

    • 13,564本

    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

  • 文化とビジネスの不穏な関係にちゃちゃ(!)を入れる

    • 225本

    文化をどう定義するかはさまざまですが、基本的に人が生きるための工夫です。そうなんですが、なんか本末転倒みたいな話って多いのです。例えば、はっきり言うかどうかは別にして「ビジネスのための文化」とでも言いたげな論が目につきます。それ、いいの?という文章を書いていきます。

  • メイド・イン・イタリーはなぜ強いのか?

    最新著書『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?:世界を魅了する<意味>の戦略的デザイン』に関するさまざまなメモを書いていきます。

  • デザイン文化について語ろう!

    デザイン文化とは何か?というところから、デザイン文化の作り方、その定着のさせ方まで考え語っていきます。

  • 文化の読書会

    • 271本

    読んだ本の趣旨を1章ずつ1000字以内で書いていっています。

最近の記事

日本に比べるとイタリアもフランスも英語が通じる国

日経新聞で「日本の英語力92位で過去最低 国際化に逆行、低下続く」という記事が目に入ったとき、そのランキングにおっ!と思ったのですね。 以下の表です。 日本の人に「イタリアでは英語が通じなかった」「フランスではフランス語を話さないとだめでしょう」と散々言われるたびに、ぼくは「でもね、少なくとも、日本よりは英語が通じると思いますよ」と答えてきました。 このランキングをみると「やっぱり」ということになります。イタリア46位、フランス49位、日本92位。 日経新聞の編集が、

    • ラグジュアリーとは「部分」ではなく「全体」ー意味のイノベーション再考

      9月末、イタリア北西部、ピエモンテ州のランゲ地方、山の上に立つ農家を改造してつくったデザインスタジオを訪れました。主はクリス・バングル。米国人の名の知れたデザイナーでBMWのチーフデザイナーを務めた人です。 彼の一言がとても印象的でした。 この言葉を聞いた瞬間、彼がワインや食文化で名を馳せるランゲというテリトーリオに住居を定めた理由が分かった気になりました。テリトーリオとは都市と農村の関係、自然、文化、社会のアイデンティを包括する空間を表すイタリア語です。ある意味、ラグジ

      • 古典的話題である「友達って何?」

        「友達って何?」という話題は、誰でも幼少の頃から考え、議論が伯仲する大問題ではないでしょうか? それなのに、何十年間も生きてても、人生論ほどには友人論が話せないはずです。 なぜでしょう? ロンドンに同時期に留学していた3人の女性デザイナーが話す、Snacks for Thoughtというポッドキャストを聞きました。11月1日にリリースした回で友達を多角的に話しているなかで、1人がこう語ります。 このセリフを耳にして、「確かに!」と思ったぼくは、自分の引き出しに何がある

        • ミラノの刑務所におけるアート展で思ったことー都市と刑務所をどう繋ぐか?

          ミラノの刑務所で開催されたアート展を見てきました。昨年も同じ場所で在監者によるデザイン展を見ましたが、今回の展覧会はより先のテーマに向かっていると思いました。 それは刑務所と都市をどう繋ぐか?がテーマだからです。別の表現では「内と外」の関係です。 在監者の創造力の発揮がメインとなる事例はわりとあります。だが、そのレベルを超え、刑務所は都市に何ができるのか?都市は刑務所に何ができるのか?を考えさせてくれるのは、取り組みとして先端的です。 展覧会のタイトルは「アーティストは

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        • ランゲからみるテリトーリオとデザイン

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        • トリエンナーレ美術館は(ぼくにとって)学校である。

        • ミラノサローネのエコシステム

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        メンバー特典記事

          マントヴァでの経験をイタリアデザインの理解につなげる

          先週、マントヴァに旅したが、ルネサンス→マニエリスム→バロックの推移がこんなにも面白いものだったのかと深く感じ入った。 ルネサンス期においてマンテーニャが他の巨匠たち、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった画家たちと明らかに異なる特徴を示している。ミラノのブレラ美術館にある「死せるキリスト」は気になっていたが、そう好きなタイプとは言い難かった。ラファエッロがぼくの好みだった。正統派は外せない、と。 かつて中世から近代の絵画のコレクションをまとめて売却するプロジェ

          マントヴァでの経験をイタリアデザインの理解につなげる

          ブルネロ・クチネリはソロメオのビッグベンチ設置案に賛意を表しないのでは?

          昨年の後半からピエモンテ州ランゲをテリトーリオの観点から注目している。下の記事に書いたように、今週前半、3日間ランゲに滞在した。そこからイタリアデザインとの関係でみえてきたことがある。 それは何か。 イタリアデザイン史とはプロダクトの歴史だけでなく、イタリアを拠点として活躍してきたデザイナーの歴史である。エットーレ・ソットサスは「イタリアにおけるデザインとは、人の生き方」と語るが、その意味することは何なのか? 現在、トリエンナーレ美術館で開催されているアレッサンドロ・メ

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          半世紀を経て注目されるデザインの「CMF」とミラノデザインウィーク

          インタンジブルなデザイン、つまり物理的なモノを対象にしないデザインの重要性が多く語られ、プロダクトデザインをデザインの領域としてみるのは「時代遅れ」であると言われがちです。 ソーシャルイノベーションの第一人者であるエツィオ・マンズィーニも、「今世紀に入ってからのデザインは、デザインの専門家だけのものではない」と盛んに語ります。 この5月末、マンズィーニと東京で会ったとき、彼がぼくに話したには、「かつて日本ではデザインといえば、大手メーカーのインハウスデザイナーによる話ばっ

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          ガエ・アウレンティの拘りと辛辣さ

          今日、今週からトリエンナーレ美術館ではじまったガエ・アウレンティ(1927-2012)の回顧展をみてきた。やっと、アウレンティのことが分かってきたというか、もっと分かろうとする動機を自覚した、という感じだろうか。 走り書きだがメモしておく。 20年ほど前、東京のセレクトショップであるメトロクスの社長、下坪さんとガエ・アウレンティの事務所でインタビューを行った。当時、メトロクスは彼女のデザインした照明器具もイタリアから輸入していたのだ。ヴィンテージのソファも買っていた。その

          ガエ・アウレンティの拘りと辛辣さ

          イタリアデザイン史を振り返る 1

          佐藤和子の『「時に生きるイタリアデザイン』の背景について以下のように書いたが、デザインの読書会の課題図書にしたので、気になるところにメモを残しておこう。今回の対象は「序」「第1章 1990年代。モダンクラシックの嵐」「第2章 1930年代のイタリアデザイン」「第3章 敗戦からデザイン黄金期へ」のおよそ100ページ。 方程式のないイタリアデザイン まず、次の文章だ。日本とイタリアのデザインアプローチに言及している。 デザイン研究者のアンドレア・ブランジの”Ritratti

          イタリアデザイン史を振り返る 1

          「デザインのミラノ」が実質的な内容を伴いつつある。

          ミラノのデザイン界がほんとうに次元を変えて動きつつあるのを実感します。 以下の日経COMEMOの記事で、ミラノサローネがミラノ工科大学に「サローネのエコシステム」の調査を委託したことを紹介しました。2月13日のプレス発表のことです。 その翌日、2月14日、今度はトリエンナーレ美術館でプレス発表がありました。ここに年間、開館時にはいつでも誰でも無料で使えるスペースとサービスがあるデザインセンター”Cuore Centro Studi Archivi Recerca"がオープ

          「デザインのミラノ」が実質的な内容を伴いつつある。

        記事

          騎士道的な考え方は用兵学の原理に不適合ー騎士道は無益な勇気を誇示する。

          文化の読書会 ホイジンガ『中世の秋』(堀越孝一訳)III 身分社会という考えかた IV 騎士の理念  V 恋する英雄の夢  VI  騎士団と騎士誓約 VII 戦争と政治における騎士団理想の意義 <要旨> 中世の激しい精神は、理想をきわめて高いところに掲げることによってのみ、どろどろの激情を制御したかに見えた。これが騎士道の効用だった。よって教会は目標を遠きにおき、騎士道思想もまた理想を高く掲げた。 だが、結果、文化様式と現実の乖離が著しかった。 騎士道を拠り所とみせ

          騎士道的な考え方は用兵学の原理に不適合ー騎士道は無益な勇気を誇示する。

          マントヴァでの経験をイタリアデザインの理解につなげる

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          マントヴァでの経験をイタリアデザインの理解につなげる

          〇〇人と間違われて怒る人たち

          イタリア人の友人と雑談しているとき、彼の口から笑いながら出たのが以下のセリフです。 ぼくが「ソーシャルメディアを眺めていると、私は日本人なのに中国人と間違われたと怒っている人が少なからずいて驚くよ。ミラノに住んでいる日本人でもそういう人いるし・・・ヨーロッパ人の間で〇〇人と言われた!と怒るっていなよね」と話したことへのコメントです。 ぼくは、怒っている日本の人をみると「要は、頭が古いんだ」と思うことにしています。人種差別とかはひとまず脇において、です。 例えば、ミラノ市

          「ローカリゼーション議論」が再浮上するのか?ー「ガラパコス」は結果論。

          日経新聞の以下の記事は、ローカリゼーションがテーマとして浮上してきていると語っています。いや、正確にいえば「再浮上」です。 2000年代からローカリゼーションをぼく自身の活動のテーマとしてきましたが、2010年後半以降、やや距離をとってきました。ローカリゼーションの議論がある程度、成熟してきたかなと思ったのも一つの理由です。 日経ビジネスオンラインに連載した記事をまとめ、2011年に上梓した『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応

          「ローカリゼーション議論」が再浮上するのか?ー「ガラパコス」は結果論。

          30歳前後の女性が新ラグジュアリーの世界に踏み込む理由

          転職とは、自分が求めることに素直になったときの結果であるーー経産省でファッション政策に関わり、パリのビジネススクールでラグジュアリーマネジメントを学び、日本に戻ったら名古屋の有松絞のスズサンに転職した井上彩花さんの話を伺い、感じたことでした。 10月5日、新・ラグジュアリーのオンライン講座のゲストとして井上さんをお招きしました。8月初め、井上さんから転職のお知らせを受け取り、ぼくは即、これまでのご自身の経験と、今考えていることを講座でお話頂けないか?とお願いしたのです。

          30歳前後の女性が新ラグジュアリーの世界に踏み込む理由

          1982年のザルツブルクとニース

          1970年代のイタリアのデザイン状況が80年代以降の第二期的イタリアデザイン史をつくった。これをテーマにした本を書くために、たまにSpotifyで1970-80年代のヒット曲を聴いている。 昨年、日経新聞に80年代のメンフィス・ミラノのことを書いたとき、70-80年代の音楽をもう一度聞き込んでみようと思ったのだ。どちらかといえば青春を懐かしむことを長い間、忌避していた。ずっと蓋を閉じていたのである。それから、あの時代の音楽に浸ることがある。 つい最近、noteのおすすめで

          「若い人たちが犠牲になる」という意味 ー 夢をもてるのか?

          若い人たちが戦争の犠牲になりつつある実態を日経新聞の記事「ロシア、鉄道建設などで14歳も勤労動員 軍民で人材争奪」で知り、ロシアのこの2年半の「決算」を覗く思いです。 以下のグラフを一見すると、「悪くないじゃない」と思うかもしれません。しかし、実態はその逆です。戦争が若い人たちの人生をめちゃくちゃにすることで成立するイベントであることがよく分かる記事なので、紹介しておきます。 しかしながら、失業率が記録的に低いのは、軍に定期的に徴兵され若い人たちの絶対数が減少するからです

          「若い人たちが犠牲になる」という意味 ー 夢をもてるのか?

          どんな人が缶で日本酒を飲むのだろう?

          2015年に開催された食をテーマにしたミラノ万博の前後の数年間、日本酒の欧州市場開拓に関わることが多かったので、今もたまに日本酒の海外市場に関する記事が目に入ると「最近はどうなんだ?」と好奇心を持って読みます。 上記の記事中にある、以下の部分、当時に感じた問題に解決策として提案されているのが分かります。 自宅で飲むワインにおよそ10-15€を払っているとすると、日本酒は2倍以上の金額。それを買い、かつ飲みきれないとなれば、どうしても日本酒を飲む機会は外食時に限られます。

          どんな人が缶で日本酒を飲むのだろう?

          精神性の高低はルネサンスとピューリタリズムの妥協の結果であり、これが近代の心の姿勢を決定した。

          文化の読書会ノート ホイジンガ『中世の秋』(堀越孝一訳)第一版緒言 I  はげしい生活の基調 II 美しい生活を求める願い <要旨> 冒頭の本のコンセプト説明は、1919年のホイジンガ自身の次の言葉に凝縮されている。 「この書物は、14,5世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままにひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核に

          精神性の高低はルネサンスとピューリタリズムの妥協の結果であり、これが近代の心の姿勢を決定した。

          ブルネロ・クチネリはソロメオのビッグベンチ設置案に賛意を表しないのでは?

          昨年の後半からピエモンテ州ランゲをテリトーリオの観点から注目している。下の記事に書いたように、今週前半、3日間ランゲに滞在した。そこからイタリアデザインとの関係でみえてきたことがある。 それは何か。 イタリアデザイン史とはプロダクトの歴史だけでなく、イタリアを拠点として活躍してきたデザイナーの歴史である。エットーレ・ソットサスは「イタリアにおけるデザインとは、人の生き方」と語るが、その意味することは何なのか? 現在、トリエンナーレ美術館で開催されているアレッサンドロ・メ

          ブルネロ・クチネリはソロメオのビッグベンチ設置案に賛意を表しないのでは?

          食とツーリズムの可能性ーーその先にすべきこと

          今週の3日間、ピエモンテ州ランゲ地方に滞在し、テリトーリオー都市と農村の関係、自然、文化、社会のアイデンティを包括する空間ーの探索をしてきました。アヴァンギャルドデザインを扱う企業とその企業のオーナーがもつワイナリー、アルバ市の市長と観光局、食科学大学、IT企業とその財団、ビッグベンチプロジェクトを始めたデザインスタジオなどに訪れました。 ランゲやテリトーリオについて、このCOMEMOでもずいぶんと書いてきましたが、さらにいくつかのテーマが見えてきました。 ぼくとしてもさ

          食とツーリズムの可能性ーーその先にすべきこと

          インドの学生たちにラグジュアリーを教えて学んだこと。

          先週の2日間、ミラノの大学でインドの大学でデザインを学ぶ学生たちにラグジュアリーのレクチャーをしました。そこで気づいたことをメモしておきます。 学生はおよそ50人。プロダクト、コミュニケーション、ファッションを専攻する学部の学生で90%以上が女性です(チューターには「インドではデザインは女性の活躍する分野との認識が強い、と言われました)。3か月間、ミラノに滞在して提携先の大学で集中講義やワークショップを経験するプログラムです。 ぼくのレクチャーは25人ずつに3時間、つまり

          インドの学生たちにラグジュアリーを教えて学んだこと。