
マントヴァでの経験をイタリアデザインの理解につなげる
先週、マントヴァに旅したが、ルネサンス→マニエリスム→バロックの推移がこんなにも面白いものだったのかと深く感じ入った。
ルネサンス期においてマンテーニャが他の巨匠たち、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった画家たちと明らかに異なる特徴を示している。ミラノのブレラ美術館にある「死せるキリスト」は気になっていたが、そう好きなタイプとは言い難かった。ラファエッロがぼくの好みだった。正統派は外せない、と。

かつて中世から近代の絵画のコレクションをまとめて売却するプロジェクトに関わったとき、マンテーニャも属するパドヴァ派の絵画が他の派と比べるといまいち評価が高くないように思われた経験も影響しているのかもしれない。

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?