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てんぐのノイエ銀英伝語り:第35話 要塞対要塞 Akt.Ⅱ 激闘~「老練」なる詰め将棋の恐怖、そして立身だけで結びついた軍団の不協和音
銀河の戦場に騎士道精神なし、それが「老練」なるメルカッツ殺法 今週は予告動画にもあるように、流亡の客将メルカッツ提督の復活がメインでした。 そのメルカッツ提督の話をする前に、ちょっと振り返りたいのが、前回のケンプからの「古風だが堂々たる」挨拶です。 帝国軍って、敵将に対して敬意を表するメッセージを発するということをたまにやるんですよ。 本編の時期でもアスターテ会戦でヤンに対してラインハルトがLINEハルトをやって既読スルーされてましたし、その50年ほど前には第二次テ
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てんぐのノイエ銀英伝語り:第34話 要塞対要塞 Akt.Ⅰ巨砲、相撃つ~歴代最強のケンプ=ミュラー艦隊とガイエスブルグ襲来!
先週までの帝国同盟双方の社会の様々を煮詰めた展開や描写も大好きでしたが、今週から始まる要塞対要塞編のようなド迫力戦闘も、当然のことながら銀英伝の本領。まして、大きいところから細かいところにまで目も手も行き届くノイエであれば、猶更です。 その要塞対要塞の口火を要塞主砲によって切った(というか、あの砲撃指令のフレーズは振るってましたねえ。ちなみにコレ、ノイエオリジナルのセリフです)ケンプ提督による攻勢は劇場で見て以来ですが、思い切り鳥肌が立ちました。「これ、本当にイゼルロー