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てんぐの出張所。エンタメの長文考察とか与太話とか、だいたいそんな感じのを書き散らかして…

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てんぐの出張所。エンタメの長文考察とか与太話とか、だいたいそんな感じのを書き散らかしてます

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改めての自己紹介

 noteの連続投稿チャレンジのタグに自己紹介もあったので、改めてやってみます。  HNはラグ@てんぐと申します。  てんぐのお山の高尾山すぐ近くに住んでます。  いま一番の趣味はTRPGで、主に遊んでいるのはD&Dです。一昨年から「ドラゴン金貨を追え!」とそのEXシナリオのキャンペーンに参加しておりまして、4/6からいよいよそのグランドフィナーレとなる最終シナリオが始まります。  ドラゴン金貨EXラストクエストも楽しみですが、今年は他のシステムも遊んでみたいです。具体

    • ゴジラ×コングの公開も、いよいよ今週末ですなあ。立川シネマシティだとシティズン会員限定で金曜の座席の予約が始まってたので早速取りました。平日だとかなり割引効きますからねえ。

      • てんぐの読書感想:月は無慈悲な夜の女王〜ハインライン、“革命”についてかく語りき

        「宇宙の戦士」を先日読んでハインライン作品に興味を持ったので、今度はそれと対を為す傑作と言われる「月は無慈悲な夜の女王」を読んでみました。  右派またはタカ派の「宇宙の戦士」に対して左派的な作品と言われる「月は無慈悲な夜の女王」ですが、実際に読んでみると、その世界観における地球の位置づけを“我々”側とするか“敵”とするかの違いしかなくて、根本的には「自分が生存する権利は自分自身が代価を支払って手に入れろ」という主張自体には差異がないことに気付きました。  そして、この主張を

        • てんぐの映画感想:午前十時の映画祭14 インディ・ジョーンズ最後の聖戦(それと今後の新作映画のラインナップ)

           今年の午前十時の映画祭も今月から始まっているわけですが、今日はインディ・ジョーンズ最後の聖戦を見に行ってきました。  あのテーマ曲を聴くと、「中学校の掃除の時間に校内放送でずっと流れてたっけなあ」と懐かしくなりました。今でも流してるのかなあ。  そんな最後の聖戦ですが。  この作品のストーリーってこう書き換えることもできますし、そうなるとこの最後の聖戦の本質って「聖杯探求の騎士物語」だったんだなと初めて気づきました。  父ヘンリーを幽閉先の古城(そもそも城って舞台がま

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        • てんぐの読書感想:月は無慈悲な夜の女王〜ハインライン、“革命”についてかく語りき

        • てんぐの映画感想:午前十時の映画祭14 インディ・ジョーンズ最後の聖戦(それと今後の新作映画のラインナップ)

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          岡田准一のイクサガミ制作発表にサブスク配信サイトという選択肢が示す可能性を見た

           このニュースを見たときは、驚きと興奮と期待と喜びが全部振り切れて、「あわわ、あわわわわわ」みたいな声が出ました。  だって、NHKの明鏡止水を見るくらいの武術ファンや、あるいは「岡田准一のマジアクションを世界に知ってほしい」って言いだすレベルのアクション映画ファンの夢が、全部実現するかもしれない企画ですよ、これ。  先日も触れたSHOGUNでも同じことが言えますが、海外でも展開するサブスク配信サイトという選択肢が芸能人のみならず一般の視聴者層にも提示されていきそうです。

          岡田准一のイクサガミ制作発表にサブスク配信サイトという選択肢が示す可能性を見た

          ユーザー意識の外側からのアプローチ

           職場の小休憩(といっても1時間ではなく15分程度。これじゃHPも気ポイントも回復しないよー)の最中に拝見したこちらの記事ですが、大変共感いたしました。  てんぐもCoCは一度体験してます。成功の可能性がパーセンテージでわかるシステムや、クトゥルフ神話に必ずしもとらわれなくて良いモダンスタイルの世界観のわかりやすさ。どちらをとっても優れたシステムです。おそらく、エモクロアもそうでしょう。  それだけに、D&Dを含めた他の選択肢を提示しても、「じゃCoCで良いじゃん」「エモ

          ユーザー意識の外側からのアプローチ

          新たな時代劇の潮流

           チャンネル銀河の唐朝詭事録とカムカムエヴリバディも見終わり、ちょっと視聴スケジュールに余裕が出てきたので、ついに噂のSHOGUNを見始めました。  まだ1話を見ただけですが、相当にクセが強い、でも面白い作品でした。  他民族に対するステレオタイプを極力排そう、排してもらおうという姿勢は、このように良い作品作りには欠かせないんだという、最良の事例となりました。  そして何より、「未開の国に降り立ってプロテスタントの領有権を認めさせてやろう」と考えて按針ことブラックソーンが、

          新たな時代劇の潮流

          唐朝詭事録が終わり(面白かった!)、積み録化していたカムカムエヴリバディも見終わり(これも面白かった!)、当面はBS12のAチームもお休み。ということで、いよいよSHOGUNを見る準備が整いましたぜー。

          唐朝詭事録が終わり(面白かった!)、積み録化していたカムカムエヴリバディも見終わり(これも面白かった!)、当面はBS12のAチームもお休み。ということで、いよいよSHOGUNを見る準備が整いましたぜー。

          まだ夜は薄着には早いけど、陽が出てるうちは夏日という言葉がチラつくほど暑い。こういう気候だと、流石に頭痛もしてきますな。

          まだ夜は薄着には早いけど、陽が出てるうちは夏日という言葉がチラつくほど暑い。こういう気候だと、流石に頭痛もしてきますな。

          眼鏡買い替えようかなという3行日記

          読書量が昔の水準に戻ってきておりますが、眼鏡がまた合わなくなってきて文章を追うのがしんどくなってきております。もともと映画館で字幕を見やすいように調整してもらったけど、やはり遠近両用に替えるかなあ。

          眼鏡買い替えようかなという3行日記

          ただ今「月は無慈悲な夜の女王」読んでます。なんだよ、ハインライン作品って面白いじゃないか。変な食わず嫌いしなければよかった。

          ただ今「月は無慈悲な夜の女王」読んでます。なんだよ、ハインライン作品って面白いじゃないか。変な食わず嫌いしなければよかった。

          今週のお仕事終了ー。今週は疲れた疲れた。長文記事も書く気力もないですわー。

          今週のお仕事終了ー。今週は疲れた疲れた。長文記事も書く気力もないですわー。

          てんぐのドラマ感想:唐朝詭事録~被疑者殺しのパラディンが名探偵のひとりになるまで

           二月からチャンネル銀河で帯放送してた唐朝詭事録ですが、本日最終回を視聴しました。  盛唐の時代が舞台ってことは判事ディーシリーズや長安二十四時とほぼ同じですし、「まあ面白くなれば良いかな」くらいの気持ちで見始めました。もともとサスペンス史劇は好きなジャンルでしたし。  結果は、それどころではなく、めっっっちゃ面白かった。遭遇する捜査の進展に一緒に頭を悩ませ、遭遇する事件の数々に一喜一憂する、楽しい毎日を過ごしてました。  てんぐが特に注目してたのが、主人公格の盧凌風。

          てんぐのドラマ感想:唐朝詭事録~被疑者殺しのパラディンが名探偵のひとりになるまで

          読書感想:宇宙の戦士〜意見は合わないけど名作との対話は楽しかった

           復讐のレクイエムの新しいトレーラーが先日配信されましたが、空挺部隊として空中投下されたザク部隊を見てるうちに、ハインラインの「宇宙の戦士」のことを思い出しました。  何せ、モビルスーツのルーツはこの作品に出てくる元祖パワードスーツですからね。  これは読み終わるまでそれなりに時間がかかるかなと思ったんですが、これまた気がつけば週末またいで4日くらいでラストに到達してました。  Twitterをやめて読書ペースが昔の水準に戻ったというのもありそうですが、この作品の社会科学S

          読書感想:宇宙の戦士〜意見は合わないけど名作との対話は楽しかった

          TRPGを“文化”として広めよう

           TRPGの新たな普及についての考え方として、先日こんな記事を書きましたが、少し別のベクトルからも考えてみました。  自分の住んでいる地域の自治体や公共機関、あるいは新聞社やNHKなどが、生涯学習の一環などの目的で文化などをテーマにした講義が行われることがあります。で、これをちょっと見てみると、結構ユニークなものも多いんですね。  そして、こういうカルチャースクールとしてボードゲームが行われることもあるようです。  であれば、TRPGをカルチャースクールで取り上げても良

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          「遅い」ことこそ「安心」と理性ある場への近道です

           note公式のこの記事を読んで、改めてインターネット上の誹謗中傷を抑止するためにはサービス提供側の細かい施策や仕組みはもちろん必要ですが、ではユーザー側の意識としてはどうか。そこも考えてみました。  誹謗中傷や炎上が起こるのはSNS(特にX)ですが、そこの特徴は何か。それは一言で言えば「速さ」、投稿者と回数の圧倒的な多さに由来するタイムラインの絶え間ないと、それに対する激情の喚起です。そして、それは熟慮というものと相反するものであり、誹謗中傷や炎上への加担にも通じます。

          「遅い」ことこそ「安心」と理性ある場への近道です