Art of slow living - 「ゆっくり生きる」ことで私が得た未来へのヒント。
大学2年生の一学期(2023年9月〜12月)、私は生まれて初めて「ゆっくり生きる」ことを決意した。東京で生まれ育った私は、分刻みで誰よりも効率良くタスクをこなし、とにかくどんどん目標を達成していくことだけに全エネルギーを注ぎ込む生活が当たり前だった。
オランダに来て、それだけが人間の生活ではないということに気付かされた。社会人はたいてい定時退社で、人々はなんでもない余暇の時間をとても大切にしている。自分の充電の最後の1%が切れる瞬間に何とかベットに倒れ込むのがデフォルトだっ