恐ろしさとの対面【中之条ビエンナーレ2023】
大学時代から隔年の夏休みの楽しみ、中之条ビエンナーレ。
割と険しい山道を学生の時分は騒ぎながら、トラックとすれ違うたびに死を覚悟していたが、一人旅にも山道の運転にも慣れた私は、坂で減速する馬力のない愛車号を励ませるくらい余裕が出てきた。
そんなところに自分の成長を感じてしまう。
今年の中之条ビエンナーレは不穏な作品が多く感じた。
スケジュールの都合上全会場は回りきれていないが、中之条の街中エリアと伊参地区の展示を見た感想として最初に不穏さが浮かんだ。
他の芸術祭よりも作家が