ある男

「ある男」

私はある男のことが気になっている。

その男はいつも考えていて、なんか辛そうだ。

ここでは、その男の日常を紹介していきたいと思う。その男はどんなことを経験していて、どのようなことを思っているのか。是非みなさんもこの男についてこう思っているなどの意見があれば送っていただきたいし、一度自分だったらどう思うかを問いかけてみて欲しいと思う。それでは「ある男」の紹介をしよう。

彼は就活生で、現在就職活動

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ありがとうございます😊
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平野啓一郎の才能を世界が発見した

僕は『葬送』を読み終えた後に、すごく長い旅行を終えた後のような気持ちになった。ドラクロワやショパンがいた時代にタイムスリップをしたような感じ。日常生活に戻れるのだろうかと感じるくらいだった。

これを一人で書き上げるなんてことができるのだろうか。まるで、教会やピラミッドなどの壮大な建築物のような小説だった。たくさんの人の叡智が集まってできたのではないか。それを20代の男性が、部屋に籠って書いたとい

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自分探しは無意味?

「ある男」の帯を見て、なんとなく「悪女について」を思い出しました。根本から全然違う話だが、一人の人の見えている面とは違う面が表れてくる感じはちょっと似ているような。

昔勤めていた会社に名前以外全部嘘だった、という男性がいました。結婚式で判明したんだったか。大学も前職も偽りだらけ。妙に堂々とした人で、その事実を知ったときは不信感というより、ただ驚いたことを覚えています。

名前は記号みたいなものだ

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sexy thankyou
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「ある男」 平野啓一郎

一気に読んだ

誰かを愛すときあなたはその人をなぜ愛すのか?

過去が人を作り上げているのなら、あなたはその人の過去をも同時に愛すのか?それとも過去ではなくいまそこにいるその人を愛すのか?いやその同じ時間を過ごすことが愛なのか?

個の存在とは何かという問いを常に投げかけながら、日々の愛やそこから生まれる普通であることの幸福、人の存在の本質について考えさせられる小説だった。

リビングのソファで熱

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これもなにかのご縁。ありがとうございます。
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第8回 『ある男』 平野啓一郎著

こんばんは、JUNBUN太郎です!

 今夜も「読書はコスパ最高のコスプレです」のお時間がやってきました。本は自分以外の人間になりきる最も安あがりな道具。この番組では、リスナーのみなさんから寄せられる、読書体験ならぬコスプレ体験を、毎週ひとつご紹介していきます。
 ではさっそくリスナーからのお便りをご紹介しましょう。
 ラジオネーム、真性コスプレイヤーさん。

 JUNBUN太郎さん、こんばんは。

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連休初日、魔法瓶のポテンシャルに感動したはなし

今日から休みだ。この連休はもちろんどこにも出かける予定は無い。ただ一日寝るだけの日は過ごすまいと心に決めた。

8時位に起床。さて今日は何をするか。筋トレしまくろうかと思ったが、両肘の内側が痛い。筋肉痛だ。昨日はそんなに腕立て伏せをしていない。しかも、腕よりも胸に効くように意識していたので、今まで腕が筋肉痛になったことはなかった。

「もしや、一昨日の鉄棒か」

若い方は分からないと思うが、筋肉痛

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ありがとうございます!
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061_『ある男』 / 平野啓一郎

ここまで夢中になってしまった小説は久しぶり。圧倒的なまでに支配されてしまった...

ある男の戸籍を巡る物語。

その答えを探す道中において、「戸籍とは」から始まり、人生とは結局一体どういうものなのか、自分を形成するものは一体どういうものなのか、という疑問が幾層にも重なりながら読者に問いかけてくる。

主人公の弁護士の視点は冷静であり客観的でありつつも、自分自身の人生、という点においては、必ずしも

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感謝!!
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ナルキッソス

平野啓一郎著「ある男」の中に、ナルキッソスの話が出てくるんです。
厳密にいうと、「変身物語」の中のナルキッソスの話で、
今回はじめて知ったことがありました。

ナルキッソスというと、世間一般でもナルシストの語源となったギリシャ神話として知られていますよね。

ナルキッソスは、母親である妖精が、河神に河の流れの中で乱暴されてできた子なんだそうです。

そして、なんとなく今までイメージしていたのは、ナ

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【書評】愛した人の全てが嘘だったらどうするか──『ある男』(平野啓一郎)

これは「愛」をテーマにした小説です。ただの「恋愛」ではなく「愛」です。深くて心に染み入る、いい小説でした……。作者は平野啓一郎さん。

※書評の目次一覧はこちらです

1、あらすじ・内容

ある男性と愛し合って結婚し、子どもにも恵まれ、幸せな生活を営んでいた里枝。しかしある時、夫が事故で急死してしまいます。

悲しみにくれていた里枝は、疎遠になっていた夫の兄に連絡を取って来てもらうのですが、遺影を

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2020年ブックレビュー『ある男』

平野啓一郎さんの『ある男』を読みながら、2017年に東京の小劇場で上演された「アジアン・エイリアン」という舞台を思い出していた。「ワンツーワークス」という社会派劇団のオリジナル作品。生きづらさを抱える在日の男性が、戸籍を買い取って別人となる話で、テーマの一つに「戸籍の売買」があった。これを観ていたので、「ある男」について、より深く考えることができた。 

弁護士の城戸は、依頼人の里枝から死んだ夫の

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