ある男

ある男

ある男

小説はほとんど読むことは なかった。 2年に1回あるかないか。 どうしても先に考えてしまうから。 この本から何を得られるのか。 本を購入するときに必ずこの視点が悪さを して入りこんでくる。 だから、娯楽としての読書。 小説を中心とした 楽しむための読書はどうしても 後回しになってしまうのだ。 以前、書店に行くと表紙の印象だけで 本を買ってしまうことがある。 それでそのまま本棚で放置されて しまった本も数知れず。 それはそれで、これという本に 出会える可能性があるのだ

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「あの男」平野啓一郎著 ※ネタバレ有

「あの男」平野啓一郎著 ※ネタバレ有

近年、最新作も話題になっている平野啓一郎氏。インディ500で寝不足気味だが300頁にも及ぶ「ある男」を読み切ったので、「本を読まない人間」が、文学界で高い評価を得ているという彼の作品で感じたことを率直にレビューしていこうと思う。ちなみに、ネタバレありなのでまだ読破されていない方はご注意いただければ幸いです。 まず、この作品は「幻影の書」のコンセプトに近いような作品に思えた。幻影の書は人生に絶望した一人の男が、生きる意味を与えてくれたという「喜劇俳優」を追うストーリーだけど、

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平野啓一郎がInstagramをスタートしました!

平野啓一郎がInstagramをスタートしました!

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【Kindle GW フェア】 『マチネの終わりに』『ある男』含む5冊がセール中。GWの読書にいかがですか?

【Kindle GW フェア】 『マチネの終わりに』『ある男』含む5冊がセール中。GWの読書にいかがですか?

4月28日より5月13日まで、Kindleストア主催の大規模セール「Kindle GWフェア」が始まりました!🎉 平野啓一郎の著作では、小説・新書から、選りすぐりの5作をいずれも50%オフ以上に思い切ってお値引きしています。 まだGWのお供にする本が決まっていない方も、読みたい本がたくさん…という方も、いつかのお楽しみに、ぜひ覗いてみてくださいね。 このnoteでは、フェア対象の5冊をご紹介します。 📚 『マチネの終わりに』(850円 → 400円) 愛とは運命なのか

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当たり!

当たり!

HAPPYマインド・ダイアリー P. 8 先週末、図書館で本を3冊借りた。 今は、その中の1つ、平野啓一郎の「ある男」を読んでいる。 これが予想以上に面白い。 読んだページにしおりを挟んで本を閉じながら、もう2度以上は、当たりを引いたぞとニンマリした。 本にしろ映画にしろ、自分にとっての当たり外れを、あらすじだけで見極めるのは至難の業だ。 大体、あらすじは宣伝のために作られるものだから、読書意欲をそそられても参考程度にしておく。ましてや読書レビューなんて、十人十色の世界だ

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『ある男』を読むまで

『ある男』を読むまで

読書の話です。 『ある男』(著者 平野啓一郎/出版社コルク)を読み終えました。 ■平野啓一郎さんを知ったきっかけ まず平野啓一郎さんを知ったのは、宮崎県延岡市にある駅前複合施設エンクロスについて調べていたときのこと。オンライントークイベントをやるとのことで(2021年2月7日に開催)「はて、平野啓一郎さんとは?」「小説家?」「なぜ延岡で?」と疑問に思い、ネットで調べてみると、どうやら北九州の出身の方で芥川賞を受賞し、いくつもの有名作を書いている大注目の有名な作家さんらし

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【読書日記】ある男

【読書日記】ある男

「ある男」 平野啓一郎 私、平野さんの作品が好きだなあ、とやっぱり思う。 まだ3、4作しか読んでないけれど。 私の中での平野さん像はかなりかなーり賢い人。 時々、文章が難しくて、分からなくて、何度か読みなおしてしまう。 文章が難解、というよりも言ってる内容が難解。 私には哲学。 でも、ストーリーも面白いから、読み進んでしまう。 文学的なのに、商業的…が私の中のイメージ。 あらすじ 冒頭、作家が、バーである男と知り合う。 少し話し込んでいくと、本当の彼はバーの人たちに話し

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他の人格を演じることで安らぎを得るというセラピーについての記録

他の人格を演じることで安らぎを得るというセラピーについての記録

出張先のバーで、全くの別人を演じることで心の安らぎを得る。『ある男』という小説の中で、主人公が試みにやったことである。 それにヒントを得て、私も同じようなことをやってみようと思い立った。ネット上で知り合った見ず知らずの人と、自分に関する一切のプロフィールを捏造してお話に興じるのである。 仕事に打ち込んでいる社会的に真面目な自分、パートナーと話している時のリラックスした自分、友人とセックスの話に興じて馬鹿笑いしている自分。 そういった私の中に存在するすべての人格とは全く別

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2020/12/13【まじでしょうもない嘘をつく話。】

2020/12/13【まじでしょうもない嘘をつく話。】

ぼんやりしてるので外に出ると、とにかくよく知らない人に絡まれるんだけどさ、道聞かれたり、飲み行きませんか?みたいなメジャーなやつは置いておいて、変な人の頻度のが多い気がする。 たぶんネットワークかマルチなのかなって思う「この辺りで美味しい飲食店知りませんか?」(これに関してはただ私が知識をひけらかすだけ)とか、「あなたは神を信じますか?」「現状の幸福度を教えてください」(これも多すぎて87%というなんとも微妙な数値を言ってみる)とかこれは宗教、あとよく分からんアンケートとか、

「ある男」

「ある男」

久しぶりに小説を読んだ。 平野啓一郎さんの「ある男」だ。 名前も何もかも全て捨てて、別の人生を生きたいと思うことがある自分にとっては、人と人生を取り換えるとはどういうことなのかとても興味があった。 人は何らかのラベルをつけられると、無意識にそれに合わせてしまうもののような気がしている。よく分からない体調不良に、何らかの病名がつくとそれっぽくなるようなそんな感じだ。 別の名前とそれが背負ってきた別の人生でどう生きるか。どう生きられるのか、とても興味深かった。名前やそれが

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