tenten2021

趣味の美術鑑賞や映画鑑賞の感想など書いています。 あと、趣味の範囲でイラストなども描い…

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趣味の美術鑑賞や映画鑑賞の感想など書いています。 あと、趣味の範囲でイラストなども描いているので、おいおい発表していければと考えています。 よろしくお願いしますm(_ _)m

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『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に出席して来ました。

公民館の小さな多目的ホールで行われた『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に参加して来ました。 ※作品は以下のホームページに『クリスマス・プレゼント』という作品名で掲載されています。 https://tokiwaso.tokyo/tml/yonkoma/2023/index.html 以前応募した4コマ漫画『クリスマス・プレゼント』が入賞したので参加したのですが、式には豊島区長や審査員長のしりあがり寿さんが参加していました。 授賞式ではしりあがり寿さんから直接賞状を渡し

    • 『マルセル 靴を履いた小さな貝』(映画)

      視聴環境:Amazon prime video 【内容】 ヨーロッパ圏の普通の家にひっそり暮らす貝のマルセルに、人間の男性がインタビューするという擬似ドキュメンタリー映画。 【感想】 実景の中で、ストップモーションアニメの貝が動いている… ストップモーションと実写で人が普通に動いているのに、両方が全然不自然でなく同居しているのはすごいなあと感じました。 とはいえ、1時間半の映画として、観ているのはちょっとしんどい部分がありました。 動きはストップモーションのフレームを落

      • 『文庫版 地獄の楽しみ方』(京極夏彦 著)

        【内容】 小説家の京極夏彦が、『地獄』である現実を生きることについて、若者たちに向かって語った講演を書籍化した本。 【感想】 この本の中で印象に残ったのは… 『愛は地球を救う』というキャッチフレーズは、言葉を雑に扱うことで、なんとなく良い雰囲気にしてお茶を濁しているだけではないか…要は、『地球という親のスネを上手くかじるために、人間の都合の良い状態にしておこう』という自己欺瞞である。 『〇〇に勝つ』も要注意で、『自分に勝つ』とかといった言説も、突き詰めて行けば、仮に自分

        • 『生誕120年 安井仲治展』(東京ステーションギャラリー) 

          【内容】 関西を拠点として活躍した写真家、安井仲治の回顧展。 【感想】 ものとしての写真プリントのものそのものとしての魅力、良い感じの質感や、豊かなモノクロの色調の魅力を感じることが出来ました。 発表当時評価された基準はそれ程ピンとこないものもありましたが、良いなあというものもありました。 1枚1枚、すごく丁寧に撮って現像しているのだなあということを感じながら観ていると、今のように気楽に大量に写真が撮れる時代とは違った感覚で撮っていた感じが伝わってきました。 写真展や写

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        『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に出席して来ました。

          『中山七里のミステリーの書き方』(ポッドキャスト)

          【内容】 数々のミステリー小説を書いている中山七里によるミステリーの書き方を対談の形で語ったポッドキャスト。 【感想】 明快でわかりやすい、そしてロジック、そして話が聞き取りやすかったです。 兎に角具体的な話が多いいんしょうでした。 印象に残った話としては… ・作家として生き残るためには、少なくとも初めの何年かは作品を量産するべき。 ・担当編集者の趣味趣向を探るために、雑談を長時間する。 ・自分のやっている分野で、どこが空白であるかを考えて作品を書く。 ・良作だけではな

          『中山七里のミステリーの書き方』(ポッドキャスト)

          『津軽のカガリ』(ドキュメンタリー映画)

          視聴環境:Amazon prime video 【内容】 明治生まれの津軽三味線の巨星、初代よ高橋竹山の生涯を描いたドキュメンタリー。 【感想】 亡くなった祖母のラジオからよく聴こえていました。 盲目の三味線奏者、尺八奏者として、凄い演奏をする人だとは知っていましたが… ほぼ盲目ということで、虐められて3日で学校を辞め、当時三味線で身を立てるしか手立てがなく… 差別され、馬鹿にされ、うるさいと罵られながら、それでも食べて行くには三味線しかなく必死で引き続ける。 日本の

          『津軽のカガリ』(ドキュメンタリー映画)

          『文京区立須藤公園』(千駄木)

          千駄木の方に行ったら、公営の公園なのに、鯉のぼりが池を横断して吊るしている公園があったので、ぶらぶらして来ました。 池では子供達が身を乗り出して、ザリガニ取り(?)をしていたりしました。 千駄木近辺は、下町と山手の中間地帯という話を聞いたことがありますが、子育てには案外良い所なのかも知れないなあと思ったりしました。

          『文京区立須藤公園』(千駄木)

          『トッカン the 3rd おばけなんてないさ』(高殿円 著)

          ※ちょっとだけネタバレ(?)します。 【内容】 東京国税庁の新米徴収官の鈴宮が、様々な税金未納者から税金を徴収するために奮闘する。 『トッカン』シリーズ第3巻。 【感想】 『おばけ』をテーマ、題材にして、幾つものレイヤーで話を積み重ねていく物語構成となっている本でした。 出てくるエピソードは… 新興宗教、檀家制度、災害支援、生活保護、家庭内DV、公務員の守秘義務、売掛金問題… 相変わらず、多岐に渡るネタで、大人の社会科見学的な面白さがありました。 毎回鬱陶しくない程度に

          『トッカン the 3rd おばけなんてないさ』(高殿円 著)

          『ブルーボトルコーヒー 池袋カフェ』(池袋)

          近くに行くことがあったので、池袋南池袋公園向かいにあるカフェ『ブルーボトルコーヒー 池袋カフェ』に行ってみました。 数年前に出来たお店で、気になっていたので店内でコーヒー飲んでみました。 ブレンドコーヒーと大きめのビスケットを注文しました。 店内は6席ほどしかなかったのですが、幸い座ることが出来たので、のんびりとコーヒーを飲むことができました。 ブレンドコーヒーは美味しく、量もスタバのトールサイズよりも多いくらいの量で、結構満足感がありました。 向かいの公園の緑や花々を見なが

          『ブルーボトルコーヒー 池袋カフェ』(池袋)

          『心の疲れをとる技術: 自衛隊メンタル教官が教える』(下園 壮太 著)

          【内容】 自衛隊のメンタルヘルスの教官が、「心のムリ・ムダ・ムラ」を防ぎ、バランスよく生きていく実践的方法を解説する。 【感想】 Xで紹介されているのを読んで、気になって読んでみることに… 自衛官時代の実体験をもとに、ダメージごとに必要な対策など、具体的な方法論を書いてあって、とても参考になりました。 たまたま、この本を読んだ後、自衛官だった方と話すことがあって、結構心を病む人が多く、PKO派兵の時も当初は沢山の応募者がいたのに、時を経ると共に、心を病む人などが出て来て

          『心の疲れをとる技術: 自衛隊メンタル教官が教える』(下園 壮太 著)

          『谷中霊園周辺』(日暮里 4月中旬)

          近く行くことがあったので、谷中霊園に寄ってみました。 桜はほぼ葉桜になっていましたが、天候も散歩にちょうどよく、のんびりと散歩出来ました。 この間話した方が、30年前は道沿いでレジャーシート敷いてお花見していたそうですが、その頃から雰囲気は全然変わっていないという話をされていました。 確かにそんな気もしつつ、ぶらぶらして来ました。

          『谷中霊園周辺』(日暮里 4月中旬)

          『マイ・インターン』(映画)

          視聴環境:U-NEXT 【内容】 定年退職した70歳ほ男性が、ファッション系webサービスの会社にシニアインターンとして就職する。 その経験と人間性を認められて、人間的にも成長する。 【感想】 アン・ハサウェイがファッション系webサービスの社長として、人を率いる今の女性を演じる… これはアン・ハサウェイが主演した『プラダを着た悪魔』で、敏腕ファッション誌の名編集メリル・ストリープの役所を、アン・ハサウェイが演じているという映画でした。 アン・ハサウェイは、ロバート・デ

          『マイ・インターン』(映画)

          『トッカン vs 勤労商工会』(高殿円 著)

          【内容】 東京国税庁の新米徴収官の鈴宮が、様々な税金未納者から税金を徴収するために奮闘する。 税務署の天敵である『勤労商工会』との対決。描いた『トッカン』シリーズの第2巻。 ※多少ネタバレ(?)します。 【感想】 よくもまあ、こんなに知られていない世界の話を面白おかしく書けるものだなあと… はっきり言って税務署って、これまで良い印象は皆無なのに、ちゃんとその中で働く税の徴収官に感情移入出来ました。 『体裁』という切り口で、自分という存在や人生を見失ったりする人々を描いて

          『トッカン vs 勤労商工会』(高殿円 著)

          『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』(松村大輔 著)

          【内容】 「量子力学的」の理論から導き出した人生の法則(?)を解説した本。 【感想】 『三体』シリーズを読み終わって、科学系の本でも読んでみようかと思ったら、それとは違った方向性の本でしたが、なんとなく気になって読んでみました。 内容はというと、量子力学的な視点から、いわゆる引き寄せの法則とかマーフィーの方則的なことを書いた本でした。 自分なりのざっくりした解釈を書くと… 悪い想像や考えに固執せず、 ポジティブに楽天的に生きていこうぜっ! 感じのことが書かれていて、ちょっと

          『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』(松村大輔 著)

          『不適切にもほどがある!』(ドラマシリーズ)

          視聴環境:U-NEXT 【内容】 1986年、スパルタ体育教師の小川一郎は、38年後の2024年とタイムスリップし、未来の孫娘や息子たちに再開することとなる。過去と年代を行き来することで、小川は様々なことに気付き、成長していく。 脚本:宮藤官九郎 主演:阿部サダヲ 【感想】 1980年代の体育教師ということで、セクハラ、パワハラ、体罰ありの世界を描いていく、今のコンプライアンス的にはアウトなことのオンパレード。 宮藤官九郎の最新作だということで、配信サービスで見始めたも

          『不適切にもほどがある!』(ドラマシリーズ)

          『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(アニメシリーズ 1〜12話)

          視聴環境:U-NEXT 【内容】 近世ヨーロッパを思わせるファンタジー世界で、皇太子に婚約破棄された公爵令嬢のルージュ。 15才のルージュは、その後それまでとは違った職業に就き人生を謳歌するが、20歳で死んでしまう。 死んだルージュは記憶を残したまま、婚約破棄された場面に戻り、また別職業に就くことに… そのループを7回目繰り返した後、6回目に戦士として活躍した時に、自身を殺した敵国の皇太子アルノルトに見初められ婚約、奇妙な共同生活が始まる。  彼女は武力や侵略によって国家の

          『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(アニメシリーズ 1〜12話)