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『自分の人生は自分だけのものですから』

【ある男】

■日本/2022年 
■監督:石川慶
■脚本:向井康介
■ 出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝ほか

2023年の日本アカデミー賞、最優秀作品賞に選ばれています。他にも最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞など、この年のアカデミー賞で多くの部門で受賞している作品です。原作は平野啓一郎さんの小説になります。
あらすじを読んだだけで、面白そう!と思っていたので、鑑賞できて良かったー\(^o^)/

里枝(演∶安藤さくら)は離婚して息子を連れて、横浜から実家のある宮崎に移住してきたばかりの女性です。そこで谷口大祐(演:窪田正孝)と名乗る男性と出会い、やがて彼と再婚します。しかし、大祐は仕事中の事故でこの世を去ります。大祐の死後、仲が悪く長い間疎遠だった大祐の兄が、里枝の家に法要に訪れます。そこで大祐の兄は大祐の遺影を見て、「これ大祐じゃないです、全然違う人」と言い放ちます。

里枝は、離婚調停のときに世話になった、城戸(演∶妻夫木聡)という弁護士に大祐の身元調査を依頼しました。城戸が調査を進めていくと、大祐に成りすました一人の男の苦悩に満ちた人生が少しずつ顕になっていきます。また、城戸自身も自分の生い立ちや妻との関係に悩んでおり、大祐の身元調査を進める中で自分と深く向き合うことになるのでした。

ラストの終わり方はかなり賛否両論あるのですが、ラストの部分がなくても十分に感動できる作品です(^^)とくに、終盤の里枝セリフで「本当のことを知る必要はなかったのかもしれない」というのにはとても感動しました!

ちなみにタイトルにしてるセリフは前向きに聞こえますが、劇中では明るいシーンではない場面で使われています(・・;)


あとは、個人的に小籔さんがよかっですね(^^)

謎の安定感が(笑)!!



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〈一言メモ〉

邦画でも洋画でも、やっぱりサスペンスは好きだなぁ、と改めて実感!!

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