漫画「政談」荻生徂徠原作 近藤たかし氏著を読んで
先日、本居宣長の「うい山ぶみ」を読み、明治の天皇制軍事帝国主義の思想的下地がそこに流れていることを知り、忌避感を覚えた。そこで、宣長の論敵は誰かと探したら荻生徂徠が上がって来たので簡単な徂徠の思想を知っておきたいと思い「政談」という電子書籍を紐解いた。
そうしたら、なんと漫画であり「原作:荻生徂徠」になっているけれど主役はロックバンドのボーカルである。そして、時代と背景は弱体化した現代の日本である。行き詰まった日本の窮状を打開しようと政治家が奮闘するが解決の糸口が見いだせず