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#創作大賞2024
賑やかし帯を使ってくれる、みなさんへ。
日々、 賑やかし帯 を使ってくださっている
みなさん、本当にありがとうございます!
沢山の御縁に恵まれ、有り難いことに沢山の方に 賑やかし帯 を知っていただき、ご使用いただけております⇩
今回は、使ってくださる皆さんへ改めて『お礼の気持ち』と、2点の『伝えたいこと』があり、この記事を書くことにしました。
しかし、文章がダラダラ長い事で定評のあるいつき。
お時間を取らせても悪いので、最初の
『女子留置所の中』【5715文字】 #エッセイ部門 企画参加作品
『女子留置所の中』
「わかっているわよね」
店を出た私に中年女性が声をかけた。
鋭い視線で、私の前に立った女に向かって私は頭を下げた。
引きずられるようにして店の事務所へと連れて行かれる。女は私を離さないとばかりに腕を強く握っていた。
事務所では店への弁解の余地無く警察官へと身柄を引き渡された。ヨロヨロとした足取りを両脇で警察官に支えられながらパトカーに乗り込む。
パトカーの後部座席は思った
短編小説 | Message~私はあなたを許す~
どこかの、やさしい、だれかは
わかっているよ。
あなたが、こどもをあいせなくて
くるしんだこと。
そのことを、だれにも、うちあけられずに
くるしんだこと。
こどもから、にげるように
トイレにこもったこと。
SNSにいぞんして、げんじつから
にげていたこと。
ゆうがた、なきさけぶ、こどものこえに
みみをふさいで、ないたこと。
こどもの、ねがおに
なきながらあやまった、ひび。
どこかの、だれ
「ルビーの指環」を聞けなかったあの頃のわたしへ。
はじめて、今年はひとりお正月を過ごしていた。
母がいた時はふたりお正月で、日常と
ちがうことをするのがふたりとも
乗らないよねって思うタイプなので
いつも通りしようねとか言いつつも
お正月仕様のお節や飾りつけに勤しんで
いたけれど。
ひとりと決まった時、お飾りとかお節とか
作らんでもよかですよねって自分を甘やかして
いたら。
何十年ぶりの一応断捨離的なことをして
みためすっきりしてきたので。