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2019年9月の記事一覧
プリチャンが見せた「特別でない子がバーチャル世界でアイドルになること」への百点満点の解答
男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「美少女アバター化」。 VR世界で理想の自分を演じることができるVRChat文化の発展により、僕の知り合いたちもどんどんバーチャル世界で中身が男性の美少女たちとイチャイチャ過ごす毎日を送っております。もはやVRC内でおっさん同士が付き合ったり、恋愛で揉めたりも珍しくありません。絵面だけだと百合アニメであるのが非常に厄介。
さて、現実のバーチャ
なぜアニメ・漫画原作付き実写映画は、こうも嫌われるのか(中編)
前回は「原作付き実写映画(テレビドラマ)」がなぜ忌み嫌われるのかを勝手な妄想メインで考察してみました。今回はその世界の歴史を混じえ、ソレがどのように人の目に映っているか、ソコからどういう意識になっていくかを考えてみます。
昔も今も…先達の記憶
実は凄く過去にも、実写化されてスゴイことになった作品があります。コレに胸ときめかせて毎週見ていた子供もいただろうし、当時のユーザー全てが嘆いたか明確にそう
なぜアニメ・漫画原作付き実写映画は、こうも嫌われるのか(前編)
「分かりきっているコト、分析しつくされているコトをあえて書くよシリーズ」今回はコレ。(もはや自己思考の覚書にしちゃってる感ある)
言う人(識者やいわゆる映画通)に言わせると「日本映画は斜陽」だそうです。作っても、そう大したヒットも飛ばせず、若い男女アイドルのPVと化してる、との発言も聞きます。多分「上級者」の目から見るとそうなのでしょう。
しかしデータ的には(興行収入は作品の売り方(宣伝)が上手
これからのアニメ業界はどうなるか? |アニメ評論家・藤津亮太 第3回
日本のアニメ産業について、第一次アニメブームから、現在の第四次アニメブームまでの変遷を中心にお届けしてきたこの連載も、いよいよ今日が最終回です。
日本におけるアニメ産業は、これからどうなっていくのでしょうか?
今後のアニメ業界について、アニメ評論家の藤津亮太さんにお話をうかがいました。最終回です。
藤津亮太(ふじつ・りょうた)
アニメ評論家。’68年生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、200
激動の90年代アニメを振り返る |アニメ評論家・藤津亮太 第2回
前回は、日本におけるアニメ文化の第一次ブームについてお聞きしました。今回は、1990年代のアニメブームのお話からうかがっていきます。
今回もアニメ評論家の藤津亮太さんにお話をお聞きしました。
藤津亮太(ふじつ・りょうた)
アニメ評論家。’68年生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりフリー。雑誌・WEB・BDブックレットなど各種媒体で執筆中。著書に『チャンネルはいつもアニメ』(NTT
アニメ化は原作ファンを喜ばせるためじゃない
これは今から20年くらい前に私自身が直面して思い知った出来事です。
ゲーム業界で働き始めて4年ほど経って、ある出版社の担当とゲームメーカーのプロデューサーとアニメの制作委員会の担当者とミーティングしていた時でした。
雑談がてら私がこんな話を振りました。
「しかし私自身が子供の時からずっと感じていたモヤモヤっていうか、疑問というか、いや、せっかくアニメ化されるわけですから。この作品はしっかりし
小さなアニメイベントを日本人ゲストと盛り上げるためには=日独交流最前線
南西ドイツのフライブルクという町でアニメファン向けイベント「アニメフェスティバル・フライブルク」(9月20~22日)が開催されました。昨年スタートしたこのイベントですが今年は1500人(三日間のべ)の来場者がイベントを楽しみました。
筆者は今回、招待ゲスト企画の一部をお手伝いしてきました。今回は現場で感じた難しさと展望について考えてみたいと思います。
ステージ企画を盛り上げた日本人ゲストの皆さ
『天気の子』とセカイ系、そしてビジネス中二病
■はじめに
これは僕らPLANETSが毎週放送しているインターネット番組 #ブループリント の7月30日放送(『天気の子』ほか、夏の大作劇場アニメ特集)の準備のためにつくったメモを再構成したものだ。
僕はできるかぎり、生放送やイベント登壇の前には詳細なメモを作るようにしている。若い頃に準備不足で何度も痛い目に合っているのもあるけれど、それ以上に一つの仕事に「やり切った」と思える実感が欲