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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「…
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#起業家

情報を所有から共有へ。買い手ファーストで営業のスタンダードを変える。リード投資家3名が語るインフォボックス

情報を所有から共有へ。買い手ファーストで営業のスタンダードを変える。リード投資家3名が語るインフォボックス

BtoB市場における購買体験をアップデートし「ALL-WINNER」な世界の実現に取り組む株式会社インフォボックス。2024年2月に営業データプラットフォーム「infobox」をリリースしました。今回は、各ラウンドのリード投資家3名とインフォボックスCEOの平沼が対談。リリースまでの道のりを振り返り、今後のプロダクトにかける期待を語り合いました。

■株式会社インフォボックスの調達リリース:営業デ

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「一人起業」という選択肢

「一人起業」という選択肢

column vol.858

昨日はゆるやかに挑戦する「パートタイム起業」についてお話しさせていただきました。

本日は、その続きです。

最近、「一人起業」をテーマにした記事を多く見かけます。

例えば、自身のビジネスセミナーの参加者が延べ1万2000人超えしているというネクストサービス株式会社の松尾昭仁さんも幻冬舎ゴールドオンラインで一人起業を推奨されています。

〈幻冬舎 GOLD ONL

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「パートタイム起業」のススメ

「パートタイム起業」のススメ

column vol.857

最近、「パートタイム起業」という言葉をよく耳にします。

起業と言えば、退路を断って挑戦するイメージですが、パートタイム起業は会社勤めしながら、ゆるやかに働くイメージ。

まずはパートタイム起業の定義から触れさせていただきます。

会社勤めしながらゆるやかに起業起業家とパートタイム起業家の違いは、事業に充てる時間の長さです。

日本政策金融公庫の基準では、週あたり事

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シニア起業家は投資家にとっての「金の卵」

シニア起業家は投資家にとっての「金の卵」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
あるお金持ちが面白いことを教えてくれました。「若くて才能がある人に投資をするのは当たり前、私はあえて年長者の起業家を育てるためにお金を使う」と。

20代~30代で才能や行動力があり失敗を恐れない、成長する可能性を秘めた人は、お金持ちならば誰もが目をつけます。惜しみなく知恵やお金も投資するでしょう。短期的なリターンは厳しくても、長期的には「リターン

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後継者で起業する方法

後継者で起業する方法

後継者になって起業する方法
起業の選択肢の一つとして、後継者バンクの活用をする方法があります。

身内よりも他人の方が上手く行くことも

私も以前は後継者で関西へ来る前に社長へと父から打診されましたが、父と仕事上では上手いかないと私も母親も理解してましたのでお断りしました。血は水より濃いのです(笑)なので親が引退と同時に廃業をするか工場跡地はマンションにでもするのかなと思ってます。大塚家具のお家騒

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スタートアップCEOはファイナンスをCFOに”丸投げ”してはいけない理由

スタートアップCEOはファイナンスをCFOに”丸投げ”してはいけない理由

どんなに優秀な人材・仲間が集まっていても、どんなに素晴らしいビジネスモデルや特許、競合優位性を持っていても、銀行残高のお金が尽きたら、社員に給与も払えない、取引先に支払いもできない、そこで完全なる「ゲームオーバー」…。いわば「スタートアップの死」である。
それがスタートアップという企業形態の悲しい事実である。
だから、スタートアップ起業をする人、つまりCEOは、ファイナンスをCFOに丸投げしては絶

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10代で私が起業した方法

10代で私が起業した方法

「10代で私が起業した方法」に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

まずは、簡単な現状報告(2019.12.12時点)をします。

17才から起業の準備をして、18才の最後に起業して、19才でオリジナル商品を作りました。20才になってからは、引き続き「フォーチュンボックス」と自社オリジナルブランドの商品を、クラウドファンディングとECを中心に販売していくことで、事業を成長させていきました

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私が起業で大切にしてきた11のこと(年商3,000万円、創業2年まで)

私が起業で大切にしてきた11のこと(年商3,000万円、創業2年まで)

17歳(18歳の誕生日を迎える3ヶ月ほど前)に「18歳のうちに起業する」と決めました。

それからは手探りしながら「起業のために何を準備しなければいけないか」ということをテーマに考え続けました。

「起業の常識」というものにもいろんな「常識」があり、自分にとって向いているやり方で起業しなければいけないということを強く思いました。

そんな私が18歳最後の日に起業して、2年で年商3,000円の規模に

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創業6年目にして初めて新卒採用の春に思うこと

創業6年目にして初めて新卒採用の春に思うこと

WAmazingはこの春、2022年4月、創業6年目にして初めての新卒社員を2名迎えた。コロナ禍がなければ、もう少し早かった可能性はあるが、なんにせよ、まだインバウンド需要が回復しない現時点で、WAmazingを選んでくれた2人には感謝しかないし、同時に責任もズシリ…と感じている。
※ちなみにまだ2023年度新卒採用の予定はありません。

なぜ、責任をズシリと感じるかといえば…なぜズシリと重い責任

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もし自分がもう一度起業するとしたら大事にすること〜7年間の備忘録〜

もし自分がもう一度起業するとしたら大事にすること〜7年間の備忘録〜

この度、7年前に共同創業した株式会社ラブグラフは「家族アルバム みてね」を運営する株式会社ミクシィにグループインし子会社になりました。

これを機に、絶対noteを書くぞ!と思っていて何を書こうかしばらく考えていたのですが、もし自分がもう一度起業するなら大事にしたいことを備忘録的に書くことにしました。ですので、すべての方には当てはまらない点があるかもしれないのですが役に立ちそうなところだけ読んでく

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スタートアップピッチ優勝者にみる「男性性」と「女性性」~ピッチで圧倒的に勝つ技術~

スタートアップピッチ優勝者にみる「男性性」と「女性性」~ピッチで圧倒的に勝つ技術~

IVS那須2021に2021年11月21日(水)から11月23日(金)まで参加してきた。登壇も審査員でもなくベンチャーカンファレンスに、イチ参加者として行ったのは久しぶりかもしれない。
そもそも前回、IVS(インフィニティベンチャーズサミット)に参加したのは、3、4年前?ぐらいの台湾開催だった。「17(イチナナ)」のIPO?お祝いでシャンパンタワーが組まれるような華やかなディナーパーティを抜け出し

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私の「好きな起業家」・坂本孝さんへ(追悼)

私の「好きな起業家」・坂本孝さんへ(追悼)

たまに「好きな起業家は?」と聞かれることがあって、そのたびに「坂本孝さん」と私は答えてきた。最近、たまたま友人が坂本さんと親しいと聞き「ぜひ機会があれば、お目にかかりたい」とお願いしたところ「今は体調を崩されているので元気になったら紹介するよ!」とお返事をもらっていた。しかし、それが叶うことはなく今年1月26日、坂本さんは81歳の人生の幕を下ろされた。今日は、追悼の気持ちを込めて、私がなぜ坂本さん

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noteでつくる フリーランス起業術。

noteでつくる フリーランス起業術。

皆さん、こんにちは。中村です。

今回はタイトルの通り
「フリーランサーさんの note を活用した起業術 」について書いていこうと思います。
特にフリーランサーの noterさんにおかれましては、ほんの一行だけでも役に立ててもらえたら 書いた甲斐があるというものです。

『起業のすすめ』を読んで。

佐々木紀彦さんの「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」を読んで、心に残ったところを書き残していきたいと思います。

起業の醍醐味とは何か(本文より)
起業家になる醍醐味とは何か?それは、自分の人生の「独裁者」になれることです。自分の責任で、自分で決断して、自分の大義のために生きることができる。

普通に働いていると、人は、自分、会社、社会の矛盾に迷い、戸惑いながら生きることになります。確固たる価

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