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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2021年3月の記事一覧

自分で自分の仕事を名付けるという生き方(フリーランスという働き方の本質)

自分で自分の仕事を名付けるという生き方(フリーランスという働き方の本質)

3月に入りました。大学では2020年分の採点や成績の提出が終わり、学生たちの運命、特に大学4年生たちにとっては大きな人生の分岐点が訪れる4月が目の前に迫っています。教員としては送り出すのが嬉しくもあり、また不安でもあります。今から自らの「旅路」をついに始める学生たちが、仕事始めの大変な時期をなんとかうまく乗り越えてくれることを祈るような気持ちになります。

さて、そんな学生たちとたまに話すのが、比

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行動できない理由の正体は、まぁ人それぞれだよねって話

行動できない理由の正体は、まぁ人それぞれだよねって話

過去に大きな夢や野望を持っていた経験はありますか?

多くの人が何かしらの野望があったのではないでしょうか。
「東京に上京してみてぇ!」

「サッカー選手になって大金持ちになる!」

人それぞれ夢はあり、どれも壮大で、とてもいいと思います

しかし、私たちは年齢とともに常識を知っていき、この野望は叶えられない、これぐらいならやってもいいと線引きをしていきます。

つまり夢を諦めるという選択を取ると

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「最近の若者」の真価

「最近の若者」の真価

最近のニュースを見ているとちょっと感覚のズレたおじさん(というかおじいさん)たちの発言が多く目に留まる。

もちろんそれが批判されているからニュースになってるわけだしそれがスルーされてないだけまだマシだと思うけど、なかなかこの感覚のギャップは大きいなと思う。これが一概に世代の違いによるもの、と言うのは雑だけれども某元首相とか80歳を超えているのを考えるともう染み込んでしまった感覚なのかなとも思う。

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守破離という考え方について

守破離という考え方について

こんにちは、木村希実です。

本日は、「守破離」という考え方について書いていこうと思います。

守破離とは守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。

日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。

出典:Wikiped

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夢もやりたいこともなかった。でも「原体験」はそこにあった

夢もやりたいこともなかった。でも「原体験」はそこにあった

この記事は、僕の母校「埼玉県立秩父高等学校」の同窓会報に寄稿させていただいたコラムを転載したものです。

 初めまして、2001年卒の浅見と申します。僕は、横瀬町出身で今から4年前にUターンして、地元でホームページ制作やデザイン制作などのお仕事を個人で手がけています。

 僕が秩父高校を卒業したのは今から20年前。今でこそ、個人事業主でクリエイターとして独立し、自由な働き方をしていますが、高校生の

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noteを続けるためのクオリティコントロール

noteを続けるためのクオリティコントロール

最近Podcastをよく聞くんですが、多くの発信者がクオリティコントロールについて触れています。

何事もハイクオリティを目指した方がよいという意見もありますが、長く続けるためにははやり手を抜くべきところも必要な気がします。

クオリティコントロールとはクオリティコントロールと調べると、品質向上のための品質管理という風に出てきます。
ただ、ここでは品質向上のためのコントロールではなくて、長く続ける

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なぜかやりたいことがコロコロ変わる人たちへ

新規事業あるある何かをスタートしたら、すぐに、「こっちじゃなくてあっちかも」と言ってくる人、結構いらっしゃいます。
毎回、「こっちの方が良いと気づいた」と言う人もいます。

普通に、そう思ってるんだから別に構わないですが、その時に注意するのは「成果」です。

「これ」と「あっち」の、どちらかが一定のところまで行ってたらいいんですが、大概、どっちもいかないんです。

全力で行かないメリット全力で突っ

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常に与える側でいたい。
できれば自分の気分と都合で。
別に返してもらうことなんて期待しない。

貰うこと自体がなんか落ち着かないから。
返してもらうのも"貰う"の一種と感じてしまう。

だから貰わなくていいように
自分で得るし、自分で身につける。

カップケーキがたくさんのnoteもいいじゃないか

カップケーキがたくさんのnoteもいいじゃないか

コレが得意だ!と豪語できるつよつよスキルが欲しい。
キラキラと才能を発揮して活躍している人がうらやましい。

いつもそう思って、自分の器用貧乏さにシュンとすることが多かった。

だが先日聞いた話のおかげで、その考えが変わって少し生きやすくなった。

✅この記事はこんな人におすすめ
・周囲のデキる人たちと比較してしまいがちな人
・器用貧乏であることが悩ましい人
・やりたいことがあるけど一歩前に踏み出

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信じることも、ひとつの才能なんだ

信じることも、ひとつの才能なんだ

昨日「自分の才能を活かせる場所はちゃんとある」という記事を書きまして。そこそこたくさんの方に読んでいただけたようで、うれしく思っています。

この記事で私が書きたかったことは要するに、すごく天才的な才能があったり、何もかもできたりしなくっても、何かしら自分の能力を活かせる場所ってあるし、必要とされたりするもんだってこと。

この記事だけで結構「書ききった感」はあったんですが、いろんな方の文章を読ん

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自分の才能を活かせる場所はちゃんとある

自分の才能を活かせる場所はちゃんとある

少し前までの私は、自分の物書きとしての立ち位置に迷っていました。

このnoteを読んでいる人は、私自身に特に興味はないと思いますが、今日の記事はどんな人が書いているかは割と重要なので、サクッと説明します。

私はライター講座に通ったことがきっかけでイラストレーターになったものの、そこから10年以上経ってから文章の本を出して「文筆家」と名乗り始めた者です。

本は今までに3冊出しています。
①「や

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風を吹かせる人になりましょう!

風を吹かせる人になりましょう!

風の時代と言われます。

軽やかに風に乗っていきましょう。

それとともに、あなたも風を吹かせていきましょうか。

あなたが書く文章で、

あなたが語る言葉で、

あなたが作る料理で、

あなたが描くイラストで、

あなたが撮る映像で、

あなたが歌う歌で、

あなたが売るサービスで、

あなたの笑顔で、

あなたが与える優しさで、

あなたが見せる勇気で、

あなたが輝かせる魅力で、

風を吹か

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夢への扉のひらきかた。

あなたの「やりたいこと」を限りなく、小さく小さくしてみてください。

たとえば、本を出版したいとしたら、1ページ書くことからはじめるのです。

いえ、1文。

1文字でも構いません。

次は、それを続けましょう。

毎日まいにち時間を取って、書く、書く、書き続けるのです。

多くの人は、どうでもいいことに時間を使って、重要なことに時間を取りません。

なぜでしょうか?

結果を見るのが怖いのです。

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「優秀な人だと思って扱うとそういう人になってくるよ」の話

「優秀な人だと思って扱うとそういう人になってくるよ」の話

「そもそも嫉妬するくらい優秀な人が、敵じゃなくて味方になってくれたら一番いいよね」
「ああー、そうですね。優秀な人が何も言わずに助けてくれるなら、それは一番助かります。でも、そういう人はもっと活躍できるところにいくんだろうなぁ」
 私はテーブルに置いてあったマスカットの房を千切って片手に抱え、話し相手の老人と同じように一粒ずつ口に入れる。老人はデンマークに住むアートコレクターで、室内には小さなアー

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