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守破離という考え方について

こんにちは、木村希実です。

本日は、「守破離」という考え方について書いていこうと思います。

守破離とは

守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。

日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。

出典:Wikipedia|守破離

日本の武道から来ている言葉ですね。
ビジネスの世界でもよく聞く言葉ですが、以下の3つの段階で構成されています。

守破離の守
最初の段階では、指導者の話を守る。
できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、指導者の価値観を自分のものにしていく。
すべてを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動する。

守破離の破
次の段階で、指導者の話しを守るだけではなく、破る行為をしてみる。
自分独自に工夫して、指導者の話になかった方法を試してみる。

守破離の離
最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。

出典:http://www.la3-beam.com/contents/shuhari.html

まずは師の行動をとことん真似して吸収し、そこから発展させていくという考え方ですね。

守を経ること

守破離を私も大切にしているのですが、色々な方と話すと「守」を疎かにしている方が多いように見受けられます。
かくいう私も元々は「破」や「離」ばかりに目がいっていました。
ですが、「守」をとことん追求しないことには、「破」や「離」で結果を出すことはできません。

世の中で結果を残している方はとことん「守」の部分を追及して、基礎を固めているからこそ、それを応用することができています。

守の段階で気をつけること

ともかくとことん師の真似をして、基礎を叩き込みましょう。
どこまで行っても基礎は大切です。
ヤンキースで活躍された松井秀喜さんを鍛え上げた長嶋茂雄終身名誉監督も、素振りの音で打撃の調子を判断していたといいます。
どこまで行っても基礎が大切ってことですね。

おわりに

「守」を疎かにしがちですが、「守」を極めた先に、自然と「破」が見えてくると思います。
私自身もこれからも守破離の「守」をとことん極めていきます。

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