言 ト 葉 /madoka

心に移りゆくよしなしごとを綴る。看護師/保健師 ´ 言ト葉´ として「いのちのおは…

言 ト 葉 /madoka

心に移りゆくよしなしごとを綴る。看護師/保健師 ´ 言ト葉´ として「いのちのおはなし」と「いのちの教室」をしています。 9月よりお料理をみんなで作ったり、過ぎ行く日々の中に、みんなで喜びを見つける、 世界一ゆるいオンラインsalonーヒトトキーを始めます。

マガジン

  • わたしのいのちを大事に想うトキ

    私が行っているいのちのお話(講座)と、いのちのきょうしつ(こどもむけワークショップ)にまつわるお話をまとめました。

記事一覧

kototoha onlinesalon        ーヒト トキー について

旅は好きだ。特別な日も好きだ。 だけど、お家に戻ると ほっ として、 やっぱりお家が一番だね、なんて思う。 当たり前に訪れる毎日に、つまらない…と嘆くのに、 病気を…

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kototoha online salon ヒトトキ         【お知らせと入会手続きについて】 

オンラインサロンをご検討いただきまして、 ありがとうございます。 長くなりますが、お知らせと注意事項を読んでいただき、ご了承いただきました上で、お手続きの方をお…

いのちのおはなしといのちの教室 in香川 9月28日(Sat)【詳細】

9月28日(土曜日)、香川県のとっても素敵な場所で、大好きな方たちと一緒に  杷(ワ)というマルシェを開催します。 杷(ワ)とは、地面をならしたり、穀物を集めたりす…

kototoha bird

「コトバ」の成り立ちはとっても古く、 また、様々な考え方から文字が当てられてきました。 奈良時代には、「言羽」という字が当てられたそうで、 私は{コトバに羽が生え…

言ト葉 の ロゴができました

~こころを包むように まあるい心で感じて 言葉を大切にする 。 そんなヒトトキを みんなと一緒に過ごしていきたい~ 言葉、空間、ひととき。 「言葉」と「モノごと」に紐…

今までで一番やさしい声で「おかあさん、産んでくれてありがとう」と言えました

いいこってどんな子? 息子にそんな本を先日読んで、 自分自身にも問いかけた。 いい子ってどんな子? 置かれた環境の中で 大丈夫じゃなくても大丈夫、と言い、 辛くても…

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ゆるし ゆるむ ヒトトキ -お花と喫茶とお話と-in愛知

我が子の一生懸命なお誘いに いつも  ちょっと待っててね、これ終わったらね。 そんな言葉を繰り返して… 家事を終えてリビングへ戻ると ブロックを片手に息子は眠ってし…

いのちのおはなしときょうしつin大阪〜卯月🐇〜

この日は3歳から4歳のおとこの子と そのママたちへ、いのちのおはなしをしました。 ママに甘えながらも 体のこと、言葉のこと じぶんの気持ちを話してくれる姿が 一生懸…

こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

こどもたちの成長とともに 性のお話を親子ですることは 抵抗が出てきますよね。 この日は中学1年生の女の子が きてくれました。 妹さんや、小さいこどもたちに 優しく声を…

であえたこと。毎日奇跡は溢れている(いのちのきょうしつ in大阪)

この日は 小学2年生、小学1年生、年長さんへ きもち、ことば、いのちはどこから? のお話しをしました。 小学2年生のおんなのこは 最近自分がどこから来たのか、 生理って…

手の届く世界を、やさしい世界に(いのちのおはなし in大阪)

凍える寒さから一変 この日はやさしい空気を纏っていた。 やわらかい色のワンピースが似合う。 そんな春の訪れを感じる陽気でした。 そんな穏やかな日。 県外からお話を聞…

春。

___________________ 息子が保育園に通い始めた。 お友達と遊ぶのが大好きで 人見知りもなく初めての場所でもいつも楽しく遊べる息子。 きっと保育…

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ぼくがうまれた日。父ちゃんと母ちゃんわらってたでしょ?(いのちのきょうしつ in 北海道)

北海道でもいのちのおはなしをさせていただく 機会をいただきました。 雪道をママと手を繋いで 歩いてきてくれて、ありがとう。 この日は全員男の子。 お名前が、同じの…

凍える寒さに涙した後に、じんわりあたたかい涙に出会った。私が見た、やさしい世界の話。

冬の北海道。 息子は積もる雪も、ふわふわ舞う雪も さらさらの雪も、シャリシャリの雪も 全てが初めてで、 すごいねぇ〜 たのしいねぇ〜 きれいだね〜 つめたいね〜 ま…

違う を楽しんでみたいと、お豆を見ていたら思った

ちょっと落ち着きたい日には わたしはお豆を炊く。 火をつけたらお水の中でお豆が踊り出す ちょっと落ち着いて〜!と お水を足すと はっ と したかのように  お豆たち…

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忘れるべく記憶。きみの一歳のおたんじょうび

息子が初めてのお誕生日を迎えた日、 横で眠った息子のお顔を撫でながら、 私はボロボロ泣きながらこの文を書いた。 込み上げる不思議な寂しさ 苦しい思いと、やさしい気…

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kototoha onlinesalon        ーヒト トキー について

kototoha onlinesalon        ーヒト トキー について

旅は好きだ。特別な日も好きだ。
だけど、お家に戻ると ほっ として、
やっぱりお家が一番だね、なんて思う。
当たり前に訪れる毎日に、つまらない…と嘆くのに、
病気をしたり、家族が入院をしたり…
当たり前じゃないことがあると、
やっぱりいつもの日常がよかった…なんて思う。
そして
当たり前に訪れる「日常」は、
こんなにも幸せだったのか…と気が付く。

人はいつか必ずお迎えの日が来る。
それがいつか、

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kototoha online salon   ヒトトキ         【お知らせと入会手続きについて】 

kototoha online salon ヒトトキ         【お知らせと入会手続きについて】 

オンラインサロンをご検討いただきまして、
ありがとうございます。

長くなりますが、お知らせと注意事項を読んでいただき、ご了承いただきました上で、お手続きの方をお願いいたします。

◇重要なお知らせ・注意事項◇
・言ト葉オンラインサロン ーヒトトキーは
入会後、インスタグラムのサロン専用アカウントをフォローしていただき、そこでの配信を楽しんでいただくものです。
そのため「Instagramのアカウ

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いのちのおはなしといのちの教室 in香川 9月28日(Sat)【詳細】

いのちのおはなしといのちの教室 in香川 9月28日(Sat)【詳細】

9月28日(土曜日)、香川県のとっても素敵な場所で、大好きな方たちと一緒に 
杷(ワ)というマルシェを開催します。
杷(ワ)とは、地面をならしたり、穀物を集めたりする農具。
わたしたちの杷で集まった人たちがまた新たな輪をつくり、
和気・温和・柔和
やわらぐ、おだやか、のどかな気持ちに包まれますように。

そんな気持ちを込めたマルシェで、
わたしは、いのちのお話をさせていただくことになりました。

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kototoha bird

kototoha bird

「コトバ」の成り立ちはとっても古く、
また、様々な考え方から文字が当てられてきました。

奈良時代には、「言羽」という字が当てられたそうで、
私は{コトバに羽が生えて、ゆらゆら飛んでいるような姿}を想像します。

コトトハ(言葉)を通して
私の想いが
軽やかに、自由に、繋がる人の心に届くように願って
鳥さんのモチーフも作ってもらいました。

いのちのきょうしつや、ちびっこお料理教室など、
こどもた

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言ト葉 の ロゴができました

言ト葉 の ロゴができました

~こころを包むように まあるい心で感じて 言葉を大切にする 。
そんなヒトトキを みんなと一緒に過ごしていきたい~

言葉、空間、ひととき。
「言葉」と「モノごと」に紐づいたコトトハの在り方から、「ロゴ」を作れたらいいなあ。と以前から考えていました。

そんな時、力を貸してくれたのは私の大切なお友達。
いつも、わたしの大事な節目には、
デザインという形で大きな力と優しさを届けてくれます。
気持ちを

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今までで一番やさしい声で「おかあさん、産んでくれてありがとう」と言えました

今までで一番やさしい声で「おかあさん、産んでくれてありがとう」と言えました

いいこってどんな子?
息子にそんな本を先日読んで、
自分自身にも問いかけた。

いい子ってどんな子?

置かれた環境の中で
大丈夫じゃなくても大丈夫、と言い、
辛くても逃げずに頑張ることを続ける子…

わたしはそんな子だったかもしれない

逃げちゃいけない
どうにか乗り越えなければいけない
他の選択肢はないなんて
思って、
苦しいのに力を抜けず、
休みたいのに、
一度休んだらもう次はないなんて思っ

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ゆるし ゆるむ ヒトトキ -お花と喫茶とお話と-in愛知

ゆるし ゆるむ ヒトトキ -お花と喫茶とお話と-in愛知

我が子の一生懸命なお誘いに
いつも 
ちょっと待っててね、これ終わったらね。
そんな言葉を繰り返して…
家事を終えてリビングへ戻ると
ブロックを片手に息子は眠ってしまっていて…
はぁ。のため息とともに涙を流す日があります。
なんにも難しいお願いじゃないのになあ。
ただお話し聞いて欲しかっただけ、
ただ一緒に遊びたかっただけ。
なあに? とゆっくり耳を傾けたのなら
どんなお話が聞けたのだろう …

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いのちのおはなしときょうしつin大阪〜卯月🐇〜

いのちのおはなしときょうしつin大阪〜卯月🐇〜

この日は3歳から4歳のおとこの子と
そのママたちへ、いのちのおはなしをしました。

ママに甘えながらも
体のこと、言葉のこと
じぶんの気持ちを話してくれる姿が
一生懸命でかわいかったです。 

あるママは、
息子が初めて自分で体を洗えるようになった時、
一つ一つ体の部位にありがとう。って伝えて丁寧に洗ってたのに、いつの間にかチャチャっと洗お!って声かけになってたことに気がつきました。
今日は、おち

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こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

こどもたちの成長とともに
性のお話を親子ですることは
抵抗が出てきますよね。

この日は中学1年生の女の子が
きてくれました。
妹さんや、小さいこどもたちに
優しく声をかけて一緒になって遊んであげられる
やさしいやさしいお姉さん。

お母さんから、
『お付き合いをする子ができてもおかしくない年齢になってきて、性的な心配がどうしても、よぎって。小学生までは、水着で隠れる部分は、自分のだいじなだいじな

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であえたこと。毎日奇跡は溢れている(いのちのきょうしつ in大阪)

であえたこと。毎日奇跡は溢れている(いのちのきょうしつ in大阪)

この日は
小学2年生、小学1年生、年長さんへ
きもち、ことば、いのちはどこから?
のお話しをしました。

小学2年生のおんなのこは
最近自分がどこから来たのか、
生理ってなんなのか
体のことがとっても不思議で気になっていたそうで、自分で本を借りたりして調べていたそう。
そんな時に、わたしからもお話しできたことで
不思議に思っていたことが解決されたような、、
たくさんの光が入り込んだような。。
キラ

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手の届く世界を、やさしい世界に(いのちのおはなし in大阪)

手の届く世界を、やさしい世界に(いのちのおはなし in大阪)

凍える寒さから一変
この日はやさしい空気を纏っていた。
やわらかい色のワンピースが似合う。
そんな春の訪れを感じる陽気でした。

そんな穏やかな日。
県外からお話を聞きに来てくれた二組のご家族に
わたしの言葉でわたしの思う命のお話を一生懸命に伝えました。

お話を終えたとき、
一人のママが以前にあった
心も体もすり減らされるような
苦しく辛いお話をひとつひとつ話してくれました。

その最中は本当に

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春。

春。

___________________

息子が保育園に通い始めた。

お友達と遊ぶのが大好きで
人見知りもなく初めての場所でもいつも楽しく遊べる息子。

きっと保育園も すっと私から離れて教室に行ってしまうんだろうな、と思っていました。

でも予想とは違ってバイバイで毎日泣いています。
お家での泣き方、今までの泣き方とは違う。
保育園に行くんだ、行きたいんだ。
でもごめん、耐えきれないよと我慢し

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ぼくがうまれた日。父ちゃんと母ちゃんわらってたでしょ?(いのちのきょうしつ in  北海道)

ぼくがうまれた日。父ちゃんと母ちゃんわらってたでしょ?(いのちのきょうしつ in 北海道)

北海道でもいのちのおはなしをさせていただく
機会をいただきました。

雪道をママと手を繋いで
歩いてきてくれて、ありがとう。

この日は全員男の子。
お名前が、同じの子がいたり、
他の子も一文字違い。
ママのお名前も一文字違いで。
これも何かのご縁だなあと
あたたかい気持ちになりました。

参加してくれた4歳の男の子は、
妹が産まれてお兄ちゃんになったとき、
妹がどうやってやってきたのか、
ママに

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凍える寒さに涙した後に、じんわりあたたかい涙に出会った。私が見た、やさしい世界の話。

凍える寒さに涙した後に、じんわりあたたかい涙に出会った。私が見た、やさしい世界の話。

冬の北海道。

息子は積もる雪も、ふわふわ舞う雪も
さらさらの雪も、シャリシャリの雪も
全てが初めてで、
すごいねぇ〜 たのしいねぇ〜
きれいだね〜 つめたいね〜
また降ってきたねぇ〜と、
来る日も来る日も雪のことを考えて過ごしました。

楽しくてたまらないけれど、、
積もる雪にブーツを取られて靴下が濡れたり、
足が冷えてかゆくなったり、
ツルツルの氷の道で滑って転んだり。
旭山動物園に行った日は

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違う を楽しんでみたいと、お豆を見ていたら思った

違う を楽しんでみたいと、お豆を見ていたら思った

ちょっと落ち着きたい日には
わたしはお豆を炊く。

火をつけたらお水の中でお豆が踊り出す
ちょっと落ち着いて〜!と
お水を足すと
はっ と したかのように 
お豆たちが急に静かになるのは
ちょっと面白い。

パタパタパタ
しゅっ  シーーーン
ポコポコポコ
しゅっ   シーーーン

おマメに集中して
変化していく香りや音を感じる。
そうしていると、
少しだけ形が歪んでいたり
少しだけ大きかったり、

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忘れるべく記憶。きみの一歳のおたんじょうび

忘れるべく記憶。きみの一歳のおたんじょうび

息子が初めてのお誕生日を迎えた日、
横で眠った息子のお顔を撫でながら、
私はボロボロ泣きながらこの文を書いた。

込み上げる不思議な寂しさ
苦しい思いと、やさしい気持ち
もう1年 と やっと1年
なんとか一年育てられた
というほっとした気持ちと、、
まだ一年、、の漠然とした不安
なのに、大きすぎる「幸」。

たくさんの感情に溺れながら
わたしはこの文を書いた。

一生懸命に生きた産後一年。
一生

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