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HR読み物(素晴らしい先人の方々)

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人事制度は組織のOS。経営課題に紐づく制度変革を─SmartHR人事制度改定プロジェクトの全容

人事制度は組織のOS。経営課題に紐づく制度変革を─SmartHR人事制度改定プロジェクトの全容

2024年1月、SmartHRでは人事制度の大幅なアップデートを行いました。
人事制度改定を担当したのは、2023年7月に発足した人事制度ユニット(2024年1月より人事制度部)。約半年をかけたプロジェクトを牽引してきた斎藤優衣さんと、人事管理本部を率いる豊田聡さんにその全容を聞きました。

人事制度、こう変わりました(2024年1月〜)─まずは今回、人事制度がどう変わったのかを簡単に教えてくださ

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新入社員を応援する「オンボーディングチーム」の仕組み

新入社員を応援する「オンボーディングチーム」の仕組み

こんにちは、渡辺です。
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズというコンサルティング会社で人事の仕事をしています。

2021年頃から、新入社員の定着を支援する「オンボーディングチーム」という取組みを始めました。
先日、関係者でこの取組みを振り返る機会があり、「導入してよかった。今後も続けていきたい」という結論になりました。
同じようにオンボーディング支援で悩む、どなたかのためになると思うので、

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カミナシHRの2年間を振り返り。スタートアップHRのゼロイチで効くと思った3つのポイント

カミナシHRの2年間を振り返り。スタートアップHRのゼロイチで効くと思った3つのポイント

こんにちは、HRの井上です。

カミナシに入社したのが2021年5月。執筆時点現在、まもなく入社から2年が経ちます。

入社当時20名程度だった社員数も100名に迫ってきており、組織のフェーズも目まぐるしく変化してきた2年間だったと感じます。

20名から100名というと、数字の印象だけではそこまでの変化に感じないかもしれませんが、規模にして5倍。この間にはよく言われる30人の壁、50人の壁という

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「情報の透明性」は「アクセス性」とセットで考えるーLayerX全社Notionをスクショで大公開

「情報の透明性」は「アクセス性」とセットで考えるーLayerX全社Notionをスクショで大公開

この記事は、【2022 春 LayerX Advent Calendar(概念) 】35日目の記事です。前回は同じくHRでスーパーハイタッチリクルーターとして活躍している熱すぎる男(好きな芸人はサンシャイン池崎とのこと)ichinomiyaさん(@ichhiyy)の記事でした!
次回は、SaaS事業部でSales Opsを担っているkatoさん(@ Iwatomo1210)にたすきをつなぎます!

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EMとHRは地続きだった。エンジニア出身の私がLayerXのHRに向き合い感じていること

EMとHRは地続きだった。エンジニア出身の私がLayerXのHRに向き合い感じていること

HR として3ヶ月、何をしてきたか今回のエントリは、HR として入社した最初の 3 ヶ月にやったことについて記載します。
非常に幅広いアクションでしたがいずれも HR としてのコンテキストスイッチに必要なアクションだったと振り返っています。

前提の共有です〜

今年の1月に入社エントリを書きましたが、あっという間に 3 ヶ月経っていました。あまりに濃密でもう半年くらいは経っている感覚です。

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「WORK DESIGN AWARD 2021」 受賞企業・団体が決定しました! グランプリは、 株式会社パプアニューギニア海産 #WORKDESIGNAWARD2021

「WORK DESIGN AWARD 2021」 受賞企業・団体が決定しました! グランプリは、 株式会社パプアニューギニア海産 #WORKDESIGNAWARD2021

こんにちは!
働くの実験室(仮)プロジェクトのnakamariとpsanaeです👩‍🔬👨‍🔬

9月にご紹介した、働きやすさをアップデートした取り組みを探すアワード「WORK DESIGN AWARD 2021」。

応募いただいた114件の取り組みの中から、審査会を経てグランプリと6部門の受賞取り組みが決定し、本日11/24(水)に授賞式を実施しました 🎉

本日開催の授賞式では、5名

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企業価値を向上させるダイバーシティ経営とは

企業価値を向上させるダイバーシティ経営とは

はじめまして、TAKA(@Murakami_Japan)です。今日はダイバーシティについて少し書いてみたいと思います。

昨今、日本でもようやくダイバーシティの重要性について盛んに議論がされるようになりました。私の前職ゴールドマン・サックス(以下「GS」)はご存知ない方もいるかもしれませんが、人材の重要性を強く認識した上で人材投資を積極的に行っている会社です。金融危機以前から給与水準ばかりが日本の

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スタートアップにおける組織デザインの要点

スタートアップにおける組織デザインの要点

こういう風に考えながら組織のデザインを考えているよ、というお話

組織デザインの基本そもそも組織デザインとはなにか?これにはすでに答えがある。

ベン・ホロウィッツによると

また

組織デザインはコミュニケーション設計と同義だ。こう考えるとなにが必要でなにが必要でないかが見えてくる。

要点は3つある。

最もコミュニケーションを密にしたい部分をグループにする

グループに求められる意思決定を明

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社員500名 全員オンライン!8時間の大規模イベントを気合とハックでやりきった話。

社員500名 全員オンライン!8時間の大規模イベントを気合とハックでやりきった話。

こんにちは、ムーブメント研究所のにゃりです。

この度の新型ウイルスの影響で、前々から準備していた企画が振り出しに戻って発狂しそうな方いませんか?

入社式、懇親会、全社合宿、株主総会等々…。

おそらく影響0という会社さんはほとんどいないのではないでしょうか。

まさしくうちもそうです。
大きいイベントであればあるほど、かなり前から準備し始めたりするわけですよね。日取り決めて、相応する規模の会場

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スケールする組織を支えるドキュメンテーションの技術を”GitLab Handbook”から学ぶ

スケールする組織を支えるドキュメンテーションの技術を”GitLab Handbook”から学ぶ

ドキュメント文化は健全な組織のスケールのために必要 組織の中でドキュメント/文章を残し活用していくことはとても重要だ。クオリティの高いドキュメントがあることで、組織に情報が流通し、透明性を確保できるようになる。情報を流通させるためにいちいち口頭の説明がいらないから、メンバーの数が増えた時でもスケールしやすくなる。過去の結論にアクセス可能になるので、議論を積み上げていき、意思決定のクオリティを高める

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#HRを図解します|人事・組織の図解まとめ10選

#HRを図解します|人事・組織の図解まとめ10選

物事の本質を深く理解するためには次の3つが大切だと考えています。

1. 部分ではなく全体を知る
2. 全体の構成要素の相互的つながりを知る
3. 主要な構成要素を見極める

つまり、

全体を知り、繋がりを知り、削ぎ落とす。

この"思考のクセ"が物凄く重要です。

その"クセづけ"のために、私は何か深く理解したい事象や対象物があったら、まず紙に絵を描いてみる。同じ要素を囲んだり、関連し合う要素

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Google社でのPA(ピープルアナリティクス)への取り組み事例 Into the Weeds #1

Google社でのPA(ピープルアナリティクス)への取り組み事例 Into the Weeds #1

2020年より新シリーズ・Into the Weeds(イン・トゥ・ザ・ウィーズ)を始めることにしました!
In the weeds とはもともと「生い茂る雑草の中」の意。つまり、必要以上の詳細に入るということです。

本シリーズでは本編HRproに載せきれなかった裏ばなしや誰も知りたくない詳細を、まさに雑草をかき分けるように掘り下げお伝えしていきます笑。
雑草の中にも綺麗な花があるように、あなた

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視座の可視化

視座の可視化

視座が高いってそもそもなんやねん問題
1on1で「視座を上げてほしい」って言われたり、マネージャー陣の集まりで「視座高い人がいいよね」って会話をしたりするけど、じゃぁ「視座の高いってなんぞ?」「どう見極めればええのん?」ってなりますよね。
自分も前職でエンジニアリングマネージャーしてた頃から、現職にて横断組織の一環として採用にかかわるようになって良くそれらのセリフを聞いております。
で、これが正解

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100人超えスタートアップのHR施策を公開!プレイドの組織づくりにおける非常識とは

100人超えスタートアップのHR施策を公開!プレイドの組織づくりにおける非常識とは

はじめまして、株式会社プレイドのアクセラレーターチームでTalent Experience(=いわゆるHR)を担当している城です。プレイドでは、法務、労務、総務、人事、広報などを担当するチームをバックオフィスとは呼ばず、アクセラレーターチームと呼んでいます。

アクセラレーターチームはその名の通り、事業を加速させるために必要なことを考え、実行しています。ドラスティックにやるべきことの取捨選択を行っ

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