井上玲 / Rei INOUE

青山学院大学履修証明プログラム修了ワークショップデザイナー / WSDブルーコース40期 / HR / ワークショップデザイン / ファシリテーション / 組織開発 / Kaminashi←MoneyForward←Xevo←oRo

井上玲 / Rei INOUE

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採用ブランディングでオフラインイベント開催をしようと思ったとき考えたい3つのポイント

昨今の社会情勢的にも、徐々にオフラインイベントが復活してきていますね。人材採用観点での自社ブランディングや魅力発信において、オフラインイベントが再び選択肢になってきているな〜と個人的にも感じます。 オンラインにがっつり振り切った時期を経て、逆にむしろ対面で交流できる場の価値がクリアに感じられるようにもなったかもしれません。 ということで今回、「インサイドセールス Night 」というイベントを急遽企画し、満席からの増枠、当日参加歩留まり100%(欠席0名)という成果を出せ

    • 理念浸透の強さが裏目にならないための、MVVオンボーディングの必要性

      カミナシのようなスタートアップに限らず、ミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)浸透の重要さは広く謳われており、採用観点に取り入れたり、表彰や評価、社内メッセージングなどの既存社員向けの施策に取り入れている企業も多いのではないでしょうか。 今回は、社内施策でも初期に位置する「入社オンボーディングにおけるMVV浸透施策のあり方」について、自社での取り組みも紹介しながら書いてみました。 カミナシのMVVに対するスタンス私たちカミナシも、組織が小さいときからMVVを事業成

      • HRキャリア探究のヒント - HRエキスパートの「能力の2層構造」について書かれたドキュメントを読み解く -

        HRの専門家、と名乗るに値する能力とは何か? 自身のHRキャリア探究、そしてチームメンバーのキャリアを考える中でこんな問いにぶつかり、考える機会がありました。 そして良い参考資料も見つかり、シンプルですが割と本質的なものを見いだせた気がするので、どなたかの参考になればと思い、noteにも簡単に書き留めておこうと思います。 HRキャリアについては世界中で探究が進んでいた(ので大いに参考にした)HRという領域は職能としても歴史があり、世界で従事している人口も多いのか、活動コ

        • 総勢100名規模のオンラインワークショップを運営成功するために工夫したポイント 〜「バリューを見つめ直す」がテーマの全社ワークショップ〜

          こんにちは、カミナシHRの井上です。 今回は、社内ワークショップの企画・運営ネタを書いてみたいと思います。 カミナシではミッション・ビジョン・バリューに向き合う機会をさまざまなかたちで設けていますが、今回は「全社員でバリューに向き合う」というテーマのワークショップをオンライン形式で実施しました。 その企画実施に関する試行錯誤や、実施した学びについてご紹介したいと思います。 今回は特に、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いてグループワークを実施したり、グループごとにフ

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          人事制度立ち上げの次の山。組織変化に合わせた”人事制度アップデート”にどう向き合うか?

          こんにちは、カミナシHRの井上です。 2021年6月に最初の人事制度をリリースしてから約2年。2023年7月にメジャーアップデートといえる規模の人事制度改定を行いました。 以前に公開した以下noteでは、人事制度の立ち上げタイミングで意識するべきことなどについてまとめていましたが、今回はいずれ訪れる次の山である「つくった制度のアップデート」にどう向き合ったか?を綴ってみたいと思います。 良ければ以下のnoteも併せてご覧ください。 さて、このnoteの前半(Part

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          ミッション・ビジョンの自分ごと化は難しい。そんな前提で取り組んだ「ミッション・ビジョン」と「自分自身の情熱」に向き合い、結びつける場のデザイン

          こんにちは、カミナシHRの井上です。 最近、年次のAll Hands Meeting(いわゆる全社総会)のメインコンテンツとしてミッション・ビジョンに向き合う場を企画しました。 今回は、その際の企画プロセスや実施後の気づきについて振り返りも兼ねて綴ってみたいと思います。 自分自身、「MVV浸透って、具体的にどんなことをしていけばよいのかなぁ?」という暗中模索していた中で、1つのかたちになった感触もありました。 HRとして同じように文化醸成やMVV浸透に取り組まれている

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          カミナシHRの2年間を振り返り。スタートアップHRのゼロイチで効くと思った3つのポイント

          こんにちは、HRの井上です。 カミナシに入社したのが2021年5月。執筆時点現在、まもなく入社から2年が経ちます。 入社当時20名程度だった社員数も100名に迫ってきており、組織のフェーズも目まぐるしく変化してきた2年間だったと感じます。 20名から100名というと、数字の印象だけではそこまでの変化に感じないかもしれませんが、規模にして5倍。この間にはよく言われる30人の壁、50人の壁というものも存在しています。 そしてまもなく100人の壁にアタックしようとしているわ

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          組織デザインは”器のデザインだけではない"と学んだ - CULTIBASE School受講体験記 -

          組織デザインについて書籍などでの座学的なインプットをしたりはしていましたが、実務で主体者として経験する機会は、これまでありませんでした。 そんな中で、組織コンサルティングのMIMIGURIさんが運営し私が普段から愛読しているメディアのCULTIBASEが、満を持してスクールを開校するのと、さらに「組織デザイン」というコースもあるとのことだったので、秒で第1期に申し込んでみました。 と、いうのが数ヶ月前の出来事です。 そしてつい先日カリキュラムが修了しましたので、学びや感

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          装いも新たに。「採用ウィッシュリスト」をリニューアルしました!

          こんにちは、カミナシHRの井上です。 今回は、これまで2年近く運用してきていた「採用ウィッシュリスト」を直近で大きくリニューアルしたこともあって、改めて公開背景をご紹介したり、リニューアルにあたっての想いをお伝えできればと思います。 採用ウィッシュリストとはなんなのか「採用ウィッシュリスト」とは、現在カミナシが挑戦している、あるいは挑戦したい課題について、各職種カテゴリごとにカードボード形式で掲載・公開しているものです。 こんなイメージでいろいろな挑戦課題や参考情報を記

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          全社ワークショップで Notion と Slack を駆使してみた

          こんにちは!カミナシHRの井上(@INOUERAY)です。 先日、全社での対面ワークショップを設計・実施しました。 今回は全社員が対面で集まり、「組織」という抽象度の高いテーマを設定したワークショップだったのですが、社員も増え60名以上・ワークグループも10以上となるそこそこ大規模(?)のワークショップとなりました。 そして、対面でありながら Notion や Slack というオンラインツールをワークのアイテムとして駆使しながら運営してみる試みをしてみたのですが、思い

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          『グレイナーの5段階企業成長モデル』の論文『企業成長の”フシ”をどう乗り切るか』を読んで急成長スタートアップの組織開発に示唆を得る

          現在スタートアップで人事をしていますが、組織の成長速度や変化も甚だしく、それに起因する組織課題も当然発生したり、予見されたりしています。 そんな中、組織課題に対する打ち手を検討する過程で『グレイナーの5段階成長モデル』として知られているモデルを添えて組織論を示している『企業成長の”フシ”をどう乗り切るか』というラリー・E・グレイナー氏の論文にあたりました。 スタートアップをはじめとする急成長企業で組織課題に向き合う人事やマネジャーの方などにとっては有意義な示唆を得られる文

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          人事のキャリアにおけるワークショップのデザイン&ファシリテーションというスキルの意義について考えてみる

          人事はハイレバレッジな仕事だと思う私が人事に携わるようになったきっかけは偶然だったのですが、それを続けているのには明確な動機があります。 いきなり何の話かとお思いになるかもしれませんが、自分ひとりの影響力って限界がありますよね。 例えば自分がどんなに成長しても、プレイヤーとして今から生産性を10倍にすることはおそらく難しいですし、チームマネジメントしたとしても自分がメンバーに直接関与できる時間は、どんなに頑張ったとしても1日10時間程度が限界。 つまりは、必然的に自分ひ

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          2人目人事、どうする?スタートアップでHRをチーム化するときに考えたこと。

          こんにちは!カミナシHRの井上(@INOUERAY)です。 昨年5月に1人目人事として入社してから1年半、実は今、HRは3名体制になりました!🎉 ところで知人の人事と話をしていると、2人目人事の採用やHRのチーム化・チーム運営について悩まれているスタートアップ人事の方も多いと感じます。 そこで今回、そんな方にとっての参考情報になればと思い、「2人目以降の人事の役割イメージや自分との分担をどう考えたか」について書いてみようと思います。 ちなみに「どうやって採用したか?」

          2人目人事、どうする?スタートアップでHRをチーム化するときに考えたこと。

          全社で1つの課題に向き合う場をつくる 社内ワークショップの設計とファシリテーション5つのポイント

          こんにちは!カミナシHRの井上(@INOUERAY)です。 今回は、最近取り組んだ社内ワークショップ企画・運営を振り返り、「社内ワークショップの設計とファシリテーション」というテーマでお話してみたいと思います。 「人事施策の手段としてワークショップやってみたいけど実際どうなんだろう?」という方 「”ちょっとワークショップやって!”と急なオーダーをされたけど何も分からないー!」みたいな方 にとって参考となるようなお話になれば幸いです。 💝 ワークショップで全社メンバー

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          カルチャーに全社で向き合う時間が予想外の学びも生んでいた話

          こんにちは!カミナシHRの井上(@INOUERAY)です。 先日、『カルチャーに全社で向き合うワークショップ』という社内イベントの企画・運営を実施したのですが、その中での自分自身の気づきや学びが大きかったので、noteとして書いてみることにしました。 今回のワークショップ実施の背景や狙い、また狙い通りに得られた成果、そして想定していなかった大きな成果についてご紹介できればと思います。 全社でカルチャーに向き合うワークショップ、結論おすすめです。 全社で時間を使い、カル

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          不安ゼロ、つまづきゼロのスーパーハッピーな入社体験をつくる プレ・入社オンボーディングの取り組み

          こんにちは!カミナシHRの井上(@INOUERAY)です。 おかしなテンションのタイトルと思われた方もいるかもしれませんが、実はこのタイトルの前半はコーポレートチームが今QのOKRとして設定しているObjectiveのコピーです。 OKRの内容については色々しっかり議論がありましたよ!と言い訳しておきますが、OKRのコピー自体はおかしなテンションでシュッと出したアイデアが採用されました。 本記事の本筋とはズレますが、OKRは中身をちゃんと決めてさえいれば、ディスクリプシ

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