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ドタバタ介護体験

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10年続いた認知症の舅の介護、姑は怪我のあと鬱になり、その後終末期の緩和ケアをしていました。介護って想像より大変だと知りました。(ToT)
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#悩み

介護と看取りのリアル体験談を話します!知識を得て安心のお手伝い

介護と看取りのリアル体験談を話します!知識を得て安心のお手伝い


親の介護に不安はないですか?
高齢のなった親が心配
介護のことを考えると不安

そんな人に朗報です♡!
気になる方、是非読んでください。

★「親が自力で生活できなくなったら?」想像すると不安

★母一人で父の介護をしているが(老々介護)限界がきている

★夫が高齢の義両親を家に引き取ると言ってきた

★実家が遠方。介護のために転職してでも帰るべきか?

★「シモの世話」ができるのか不安

★余

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苦しいときこそ好きなことをしよう!介護も子育ても「0か100か」は返って効率が下がる話

苦しいときこそ好きなことをしよう!介護も子育ても「0か100か」は返って効率が下がる話

「べき思考」で心身が病んだことを思い出す
「親孝行は人として当たり前の道!最善を尽くすべき!」
認知症の舅の介護のとき、この強い信念で取り組みました。

...良いことありませんでしたよ~
「わしは100まで生きる!」
舅のその言葉を聞いた私の考えは、今から思えば異常でした。

「あと20年余り、今後の私の人生は、自分をなくして親孝行に徹する!」
「来世で人間になれたら、自由に生きられるように願っ

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姑が転んだ!人は何月何日に亡くなるかわからない!だから良くて、だから緊張すると感じた話

姑が転んだ!人は何月何日に亡くなるかわからない!だから良くて、だから緊張すると感じた話

82歳要介護のおばあちゃんが、家の中で転倒!一昨日の夜のことです。2階でパソコンに向かっていると、

バ~ン!!
下のおばあちゃんの部屋から大きな音が聞こえました。私は慌てて見に行きました。
ベッドの横の畳の上でこんな感じになっていました!

いろんなことが一瞬のうちに頭をよぎったおばあちゃんはピクリとも動いていませんでした(;^ω^)

私は7年前を思い出しました。
おばあちゃんが以前住んでいた

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パン屋のおじさん82歳、温かい心遣いに涙した日曜の朝

パン屋のおじさん82歳、温かい心遣いに涙した日曜の朝

1.日曜日の朝はパン屋のおじさんと会う日

毎週日曜の朝7時前、私は近所の商店街へ調理パンを買いに行っています。
朝早くから開いているパン屋さんは、今では珍しくなったと思います。
しかも安くておいしいので通い始め、もうかれこれ12、3年になりました。

店の奥では、体格のいい寡黙そうな男性がパンを焼いています。
店先で接客を担当しているのは、82歳のおじさんです。おじさんはほっそりしていて明るく、

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認知症も発達障害も脳の機能に関係するが、似て非なるものだという話

認知症も発達障害も脳の機能に関係するが、似て非なるものだという話

同居していた義父を、結局私は10年間介護しました。

義父は元々は物静かな温厚な人で、私にとても優しく接してくれました。
一緒にいる時は心が癒されるので、大好きな義父でした。

しかし、60代後半から性格が変わり始めました。
ネガティブな発言が徐々に増え、いつも不満を口にするようになり、
周囲の人の事は考えられなくなってドンドンわがままになっていきました。

6、7年も経ってからようやく義父の状態

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突然ふりかかってきたW介護(2)

突然ふりかかってきたW介護(2)

7年前の突然の出来事から始まります。

外階段の1番上から転落してしまった同居の義母。(当時75歳)
救急車で病院へ。

病院到着後、義母は慌ただしく検査室に運ばれていきました。

医師から出た言葉は、思いもよらないものでした。

「両腕両足、相当の範囲で骨折しています。大腿骨も折れています。」

「重傷です。特に左腕はひどい粉砕骨折で、手の施しようがありません。」

「手術できませんので、今後左

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突然ふりかかってきたW介護(1)

突然ふりかかってきたW介護(1)

7年近く前のことです。

ある日から私は思いがけない事に、
同居中の義父母二人を介護しなくてはならなくなりました。

夫は一人っ子で、しかも中国に単身赴任中(現在も)、他に頼れる人はいません。

その日は以下のような展開でした。

私:「あれ、おばあちゃんは?」

息子:「知らんで~。」

朝6時過ぎでした。義母が家のどこにもいません。

「もしかして、離れかな?」玄関を出てすぐ目の前に小さな離れ

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