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姑が転んだ!人は何月何日に亡くなるかわからない!だから良くて、だから緊張すると感じた話

82歳要介護のおばあちゃんが、家の中で転倒!

一昨日の夜のことです。2階でパソコンに向かっていると、

バ~ン!!
下のおばあちゃんの部屋から大きな音が聞こえました。私は慌てて見に行きました。
ベッドの横の畳の上でこんな感じになっていました!

うつ伏せ


いろんなことが一瞬のうちに頭をよぎった

おばあちゃんはピクリとも動いていませんでした(;^ω^)

私は7年前を思い出しました。
おばあちゃんが以前住んでいた家の外階段(10段)の一番上から落ち、両手両足複雑骨折で半年間入院した時のことです。
あの時の再現なのかとヒヤッ!としました。

意識ないのかな!?
頭を打った?骨折?救急車?入院?明日の仕事はどうする?
いろんなことが浮かびながら、
「おばあちゃん!!」と叫びました。


ちょっとした動作から転倒してしまう高齢者

「ちょっと今、ゆっくりしてんねん…」

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おばあちゃんからの意味不明な返答でしたが、意識はありました。

おばあちゃんは転倒してしまうと、自力では起き上がれません。
低いスチール(足置き用台)を二つ使って、何とか床に膝をつかせることができました。その後低めの椅子を持ってきて、ようやく無事に座らせました。

私:なんで転んだの??
姑:お茶を(枕元にペットボトルのお茶を置いています)こぼしたから拭こうとしてかがんだんや…
私:これからは、こぼしてもそのままでいいからね!転ばないでね。
姑:ごめん…

おばあちゃんは床を拭こうと低い姿勢になっただけでも、バランスを崩して転倒してしまいます。

恐らく顔から落ちたのでしょう。

ホッとしてから「死」というものを改めて考えた

しばらく様子を見ましたが、おばあちゃんは頭を打ってはいない様子で、骨も折れてはいない感じでした。動けましたので。

顔の傷の手当てをしながら私は思いました。
おばあちゃんには長生きしてほしいです。できれば100歳までも頑張ってほしいと、心から願っています。

姑がいつの間にか私の心の支えになってくれているからです。 
(世間的には珍しいことだと思います)

しかし、いつどうなってもおかしくない年齢になっているのは確かです。
その意識が強くありますので、緊張感が常に私の心のどこかにあります。

いつ姑とお別れになるのか…
事前にわかっていれば(嫌な言い方ですが)計画も立てやすいのかもわかりません。けれども、わからないからこそ「長生きしてほしい!」という願いを持つことができます。






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