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小説~否定に着地する二重否定~【1】
ビールは何色なのか?もちろん、わたしの視覚はビールのその色というものを認識しているし、おそらく金色または黄金色とわたしは言おうとしている。しかし、果たして本当にそうなのだろうか?世論調査なるものを取れば、おそらくわたしが宣言した色が首位の座に座るであろう。しかし、なにかピンとこない。右下の奥歯にはさまってしまったたこ焼きのタコ部分みたいに。正解がどうでもよさそうなこの問いを頭の中に浮遊させながら、
もっとみる無視しよう、暗黙の了解を
「目次があると読みやすい」
「少なくとも読み手が3スクロールするくらいの分量があるべきだ」
「たった1文だけのブログ記事なんて、ありえない」
これらが記事を書こうと肩慣らしをしているわたしの脳内をむしばんでいる。
これらの暗黙知とも言えるものが、記事執筆のハードルを高めている。
わたしはイシンバエワではない。(某棒高跳び金メダリスト選手)【知らない方はググってください。顔も金メダルです。】