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学術的(?)、研究者的(?) 考察

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#心理的アプローチ

秋の夜長の夜更かしと美容・肥満・心身の歪み―この秋冬ほど美しくなりたいあなたへ

秋の夜長と言いますが…
先日、朝起きられない人に記事を書きました。

本日は、夜、つい夜更かしをしてしまう人や、季節の変わり目で眠りに就きづらくなってきた人、もしくはそもそも眠れない人に、記事にしてみたいと思います。

夜の間というのは、ヒトにとっては、副交感神経が活発になり潜在意識が働き、顕在意識と脳・心身は休ませる時間。
そして、潜在意識が、脳や身体・心を回復させてくれる時間。
そのため、夜眠

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寒くなってきて、布団から出たくないあなたへ/目を動かすだけの強大な効能

別に全く意味深なつもりはないのですが、たまにはこういうタイトルも面白いだろうかと思ってみました。

さて。気候が一気に秋へと変化してきましたね。
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期です。
今年はインフルエンザも流行っているようですね。

日常では手先足先が冷えないよう。
また、「首」「手首」「足首」など、「首」のつく部分が冷えないようにするということも大事。

そして、最近もし寒いという感じのあ

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催眠療法というものに対する誤解

今日はただのつぶやきです

催眠療法というと、まだまだ何やら大仰なイメージがある
大仰な、というより、大それたようなイメージがあるようだ

危険じゃないのか?
怪しい、オカルト的だ
スピリチュアルではないのか
催眠術?
何か言わされたりやらされたりするのではないか
操られてしまうのではないか
催眠状態に入って出て来られなくなったりしないのか
目に見えない存在と繋がれるのか
セラピストが潜在意識を覗

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催眠と解離/統合とは

最近、催眠療法における「統合作業」について、少し言葉に詰まった経験をした。

統合作業、私は、どの技法においても、実践において体感でこれが統合だ、という感覚を掴んで来た。
やることは同じなのだが、しかしクライアントにより起こることはみんな違うし、表面的なやり方も変わる。
だから、言葉で説明するのは、難しい概念である。
先生方にも、「統合とはこうだよ」という説明はされたことがない。

しかし、少し別

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「記憶」「イメージ」の導出・植え付け・誘導の使い分け、落とし穴

本日は、催眠誘導、特にセラピーにおける誘導で、セラピストが認識を取り違えていると非常に危険な側面に関する見解について、記事としてみる。

ただ同時に、ヒトの記憶やイメージというものに関して興味がある人、
自分の”記憶”と”イメージ”の違いが良くわからなかったりそれで困っているような方に、何らかのヒントにもなりやすい記事かもしれない。

この記事について

さて、催眠療法で誘導をする際、当然クライア

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「身体の声」「本当の体感」「自分自身と繋がる」とは

ある方が、こんな発信をされていた。
この方は、セラピストではない。しかし、私が体系化してクライアントさん達にひたすら伝えている真髄と本当に共通するものを、まるで私の代弁をして下さっているかのように私には感じてしまうほどに、見事に短い言葉の中で表現されている。
今回も、本当に通ずるものを深く感じたので、引用させていただこうと思う。

「『内臓感覚』を忘れてしまった人が多すぎる。
内臓感覚って『胃が痛

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心身が繋がっている/心身に対する扱い方は一致する/潜在認識ひとつで全てが変わる、とはどういうことか

〇心と身体は繋がっている
 心と身体は常に繋がっている。しかも、常にイコールの関係である。例えば、身体に問題を感じる時、心に何らかの問題がある。心に何か問題を感じる時(それは顕在意識では過去であったり人間関係であったり環境が問題だと感じているものも全て含め)、実は身体に、同じだけ問題(歪み)がある証拠である。
時に、自分は心の問題はあるけれど身体は何ともない、または逆に、身体は不調だけれど心には問

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言語というものの意味深さ―言葉は人生を表す&作り上げる暗示

唐突ではあるが、私はクライアントさん達(いや、クライアントさん達だけではないかもしれない)に大分風変わりな、不可思議な印象を持たれている面がある。

語弊を恐れず(いや、もしやそのままで語弊はないか…?)、唐突に言ってしまえば、私は、交代人格時代から、そして今もなお、まるで時代錯誤した、時代を超越しているかのような印象を持たれていることが多い。
私に対する印象を、はっきり「武士」と表現してくるクラ

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金銭的な土台を固める「仕事」と、人生の中で与えられた「仕事」

確かに、私(セラピスト)にとっては、「仕事」ではあるかもしれない。

しかし、クライアントにとっては、それは自分自身の人生自体に深く深く食い込むものであって、クライアントが楽になること、症状がとれること、人生の呪縛を解き放ち本当に自分の人生を心地良く謳歌すること、自分自身の在るがまま、本当に自分の価値、自分の能力が対等に世の中に発動し発現していくことは、クライアントにとっては、クライアント本人にと

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世界や自身への認識がひっくり返る

私とセッションを共有していると、受講生も含め、クライアントさんたちは、私と会うたび、話すたび、どんどんどんどん、認識が変化していく。個々の中に、新たな世界が開けていく。

そして、中でも不思議なほどに、面白いほどに、特徴のひとつとしてあるのは、
その人が今まで思っていた、無理やり言葉で表現するならば「これが世界だ」「これが世の中の常識だ」「これが心の世界の常識だ(心とはこういうものだろう)」「あた

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催眠療法―誘導・暗示のスクリプト、どう利用するか

本日は、少々…クライアントさん向けではないかもしれない。

癒されたい人というよりは、セラピストを目指す人や、自分をも癒し整えながら学ぶ人向け。

というのも、催眠療法の際の、催眠誘導の時・暗示を入れる時の”文言”について。

催眠療法士は、大抵、催眠療法スクールなどで講座を受け催眠誘導の方法や暗示文の作り方、年齢退行や前世療法の誘導時、まずはスクリプト(台本)で習い、学ぶことが多いと思います。

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エリクソン催眠の心理臨床的利用法とマーケティング的利用法

現在、催眠療法士のトレーナー養成コースの最終課題、プレゼンテーションの構想になかなか悩んでいる。

いや、別にそんなことを記事としたいわけではないのだが、実はそんな中で、ふと気付いたことがある。
厳密に言えば、気付いてはいたし、寧ろそれがために私は今まで生きてきた中で苦労していたのだが、言語化してはっきりと浮かんできた気付きがあった。

それが、エリクソン催眠の心理臨床的利用法とマーケティング的な

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イメージで変化する五感・身体反応、これを利用した催眠の無限の有用性

催眠療法士は、いや催眠療法士だけではなく恐らく身体の専門家もそうだろう、人間の五感というものが全て主観によって成立することを知っている。
つまり、人間は外界の刺激を知覚(認知)するために、五感を通すが、これは外界の刺激を直接身体の内部に取り入れる(外側の世界をそのまま知る)わけではなく、あくまで「外界からの刺激を受けた自分自身の身体の反応」を知るに過ぎないのである。

つまり、しばしば、ひとは、実

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体細胞療法・描画療法

…と、題をつけてはみたが、ただの日常記録である。
ただ、催眠療法の中でも少し認知度の低い、簡単に言えば少し珍しい手法、また、催眠療法における身体的アプローチ、催眠療法による整体、と言ってもいいかもしれない、そんな手法にご興味のある方には、面白く読んでいただけるかもしれない。
そして、催眠療法自体の効果だけでなく、潜在意識と顕在意識の意図的な行き来が頻繁になると、どのようなことが起こるのか、興味のあ

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