マガジンのカバー画像

参考

23
私が適応障害を治療していくにあたって参考にしたいnoteや、性的指向に関するnoteなどを自分用にまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

〜アロマンティック・アセクシュアルの友人と出会って多様性について考えてみた〜

〜アロマンティック・アセクシュアルの友人と出会って多様性について考えてみた〜

「アロマンティック」他者に恋愛的に惹かれない(性的指向の一つ)

「アセクシュアル」他者に性的な魅力を感じない、性的欲求が他者に向かない、性欲が他者にない、恋愛感情を抱かない(恋愛的指向の一つ)

両方の指向を持ったTさん(医療系で働く26歳、フェミニン好き)

彼女と話す会話は、興味深いものでした。

生まれた時から現在までに「人を好きになったことがない」と断言

「男の子の顔はあまり認識できな

もっとみる
うつ病を克服することは、もとの自分に戻ることではない

うつ病を克服することは、もとの自分に戻ることではない

 「○○ちゃんが、前みたいにまた元気になったら・・・」。
 先日、友人と話していて、そう言われたことがありました。そこで私はハッとしました。私の中では「うつ病を克服すること=以前と同じように暮らすこと」ではないためです。しかし、周りにはそう思う人もいるのかもしれません。むしろ、そう思う人の方が多いのかもしれないとも思いました。

 私は、たしかに元気にはなりたい。でも、「以前と同じように」という気

もっとみる
“ガチ恋”で後ろめたくなるのはなぜか?|デミロマンティックの私に見える世界

“ガチ恋”で後ろめたくなるのはなぜか?|デミロマンティックの私に見える世界

中3〜高2までの間、私は、後の人生の指針になるような“ガチ恋”をしていた。何を言っているんだと思われるかもしれないけど、これは至って真面目な話だ。

「好きな人」ってなんだ?「恋愛」というものがなんであるのか、私にはなかなか理解できずにいた。

小学校中学年くらいから、「〇〇君が好き」と話す女子が増えて、もれなく私も誰が好きなのか聞かれたけど全くよくわからなくて、「△△君はまだマシ」とかこれまたよ

もっとみる
デミロマンティックの気持ちを代弁する楽曲〜LiSA「HADASHi NO STEP」考察〜 |デミロマンティックの私に見える世界

デミロマンティックの気持ちを代弁する楽曲〜LiSA「HADASHi NO STEP」考察〜 |デミロマンティックの私に見える世界

今日は、デミロマンティックの私の気持ちを代弁してくれるようなドンピシャの楽曲に出会ったので紹介したいと思う。

※デミロマンティック:内面的な絆やつながりを感じた人にのみ稀に惹かれる恋愛指向(自分の場合、時間をかけて相手のことを深く知ってからでないと人を好きになることはありません)

こちらの記事も合わせてどうぞ(SUPER BEAVER「愛しい人」考察)↓

LiSA「HADASHi NO ST

もっとみる
「結婚」という存在が私たちを苦しめる

「結婚」という存在が私たちを苦しめる

「結婚」という言葉の威力は大きい。

  結婚=幸せ、安定、選ばれた人、社会的信頼...

  独身=孤独、人間的に問題がある、無責任...

既婚者の「独身の方が気楽でいいよ」という言葉が皮肉に聞こえてしまうのは気のせいだろうか。心の底から結婚しなければよかったと思っている人も中にはいるだろうが、多かれ少なかれ、既婚者は「結婚している」というステータスに助けられていると思う。今の社会では、なぜか

もっとみる

誰かと付き合っている自分の姿が想像できない|デミロマンティックの私に見える世界

誰かと話をしていると、「彼氏がこんなことするとかありえなくない?」とか「彼氏だったらこうして当然だよね」と同意を求められることがある。

学生の頃は「私彼氏いたことなくて…」と律儀に答えていたが、最近は一般論と割り切って適当に流すことができるようになった。それでも、自分が恋人と過ごしている姿が想像できているかと言われると、そんなことはない。

日々生活をしているだけでも本当に時間が足りなくて、定期

もっとみる
うまく頑張れなかった日の方が大切なのでは?

うまく頑張れなかった日の方が大切なのでは?

みなさん、こんばんは。【話を聞く人】をしているおかぴと申します。
記事を開いていただきありがとうございます。

このnoteでは私が毎日学んだことを発信しています。人生や”らしく”生きることなどが私の大好きな分野なので、そこら辺のテーマが中心になると思います。

今日は「頑張れた日よりもうまく頑張れなかった日のほうが大切なのでは?」という私の考えをつらつら書こうと思います。

朝起きて仕事をしたり

もっとみる

休職・休業・無職中にやること

怪我や病気で休職になった、コロナの影響で休業になった、仕事を辞めて無職になった、などの理由で暇になってやることがないとお困りの皆様へ、僕が休業中にやっていたこと…特に、仕事をしながらだとなかなかできないことを紹介します!

①書類・金銭関係などの面倒な手続きなどを全て済ませる


1.ワクチン接種
会社で受けさせてくれるところもあれば、そうでないところもあると思います。僕の場合後者でしたので、自

もっとみる
「思ったよりも元気そうだね」って言うな

「思ったよりも元気そうだね」って言うな

今回は、適応障害の乗り越え方というより、周りに適応障害の人がいて対応に困っている方に向けて書きます。また、これは私の一例ですので、全てのパターンに該当するわけではありませんので、参考程度にとどめていただければと思います。

体調がおかしくなり上司や人事に相談した時や、通院を始めた頃にごく少数の友人に打ち明けて、実際に会った時に言われた言葉です。そうですね、元気そうに見えますか。そりゃそうです。元気

もっとみる
適応障害になった私の特徴

適応障害になった私の特徴

適応障害になって半年が経とうとしています。
すっかり身体も良くなり、今はやっと休養を満喫できる様になりました。

今振り返ると、適応障害になった時の私の特徴がはっきりと分かります。
同じ様に苦しんでいるみなさん、あなたが悪いのではなく、環境が悪かったということをお伝えしたいと思います。

① 人間関係が崩壊した激務な職場
そりゃ人間関係が崩壊しているから精神衛生的に悪かったし、朝早くから夜遅くまで

もっとみる
うつ病でリタイアした私に、母からの言葉

うつ病でリタイアした私に、母からの言葉

 よく見る夢があります。自分は中学生で、夏休みの宿題をやっていないのに新学期が始まってしまう夢。もしくは、自分は大学生で、卒業に必要な単位が足りない夢。・・・私、焦っているのでしょうか?

 休職してから1年が経ち、最近「復職」「リワーク」といった言葉に敏感になってきました。通っているメンタルクリニックに置いてあるリワークプログラムの冊子をもらってみたり、求人サイトを見てみたり。・・・やっぱり、焦

もっとみる
自分と向き合う質問「どんな暮らしがしたいか?」

自分と向き合う質問「どんな暮らしがしたいか?」

 私は昨年秋から休職し、期限内に復職することを諦めて退職しました。それから7ヶ月間ずっと名実ともに無職です。現在受給している手当は、あと数ヶ月で期間終了となります。それまでにじっくり考えたいと思っていることが2つあり、今日はそれについて少し言語化していってみようと思います。

 考えたいこととは、この2つです。

・自分はどんな暮らしがしたいだろう?
・どんな自分が好きだろう?

 これを考えるこ

もっとみる
セクシャリティの話。

セクシャリティの話。

今まで、自分は世間一般にいう『恋愛』をしていると信じて疑わなかった。
恋愛ものの映画も小説も好きだし。ドキドキする感情も好き。妄想も好き。
恋バナするのも、人の恋バナを聞くのも好き。
好きな人の姿が見えたら幸せ。少しでも話せたらもっと幸せ。
もっと仲良くなれたら、もっともっと幸せ。

でも、それ以上の関係になりたいと思ったことはなかった。
「振り向いてもらうために努力をしよう」と思ったこともなかっ

もっとみる
ちょっとならこなせてしまう〜復職は焦らないことが大事〜

ちょっとならこなせてしまう〜復職は焦らないことが大事〜

休職後、一日、二日程度なら、なんとか外に出て一日過ごせるようになってきたし、気分も体調も安定してきた。もう大丈夫。会社に迷惑かけられない。早く復帰したい。「先生、復職可能の診断書お願いします」と言いに行こう。
という思いに駆られる方もいらっしゃるのではないかと思います。

ちょっとならこなせますが、それを長く続けることは、また違う難しさがあります。

私の経験をお話しします。
うつが少し回復し、中

もっとみる