#幕末
浅田次郎にハマれば歴史が知りたくなる~「幕末史2」
浅田次郎氏の小説パターンには、ただ単に時系列で物語が進むのではなく、さまざまな人の証言から全体の流れを構成し、ストーリーの核心に触れていゆくものがあります。
序盤は何の話なのかわからないものも、ひとたび共通点が見えると、もうページをめくる手は止まりません。
様々な角度から見た状況が自分の頭の中で組み立てられ、次第に輪郭がはっきりしてくるという感じです。
このあたりは非常に上手い!
一人一人
大阪人切望の「楠木正成の大河化」
※歴史上の人物、俳優名は敬称は省いてお伝えしています。
宴たけなわの「鎌倉殿…」ストーリーは史実通りだとわかってはいても面白いですね。
おそらく執権・北条義時の代までしか描かないのでしょうが、その鎌倉幕府にも終わりはあり、次の時代が訪れます。
次の室町時代までのつなぎとも言える南北朝時代は実はとても面白いのです。
しかしその面白みに気付くのは、私も随分とあとになってからでした。
天皇家が
歴史は続いているから面白い!
noteを始めた頃にも書かせていただけましたが、私が歴史好きになったキッカケは小学校6年生の時に観た大河の「国盗り物語」です。
そこから3年後に司馬遼太郎による原作を読んで、あらためてツボにはまりました。
ですから、日本史は戦国時代から入り、人物的には織田信長のファンとして目覚めたのが最初です。
戦国、おもしろ~い!というのが最初なのです。
その後はたくさんの作家を読み漁り、そうする事で他
河合継之助の生き様~「峠・最後のサムライ」より
司馬遼太郎作品の映画・「峠」を観てきました!
このテのマニアックな映画を一緒に観るのは、やはりレキジョークルのチコさんです。
歴史好き同士でないと、ツッコミどころの判別もできないし、後で余韻を楽しんで語り合えないのです。
結論から言うと、シブい映画だった!
昨年見た「燃えよ剣」よりもっとシブい!
これこそ、意味が分かるには歴史を熟知していないと、その真意はサッパリわからないでしょう。。。
河
西暦で見た幕末・維新(1)~ペリー艦隊、浦賀沖に出現す~
たぶん、社会人になってからだと思います。知って驚いたことがありました。
学生時代に学んでいた日本史について、です。
なんと年号の月日は西暦ではなく、当時の暦の月日なのでした。
わかりやすく言うと、坂本龍馬が暗殺されたのは、慶応3年11月15日です。
なので11月15日になると、今日が竜馬が暗殺された日だな、と思っていたりするわけです。しかし、それは和暦の11月15日であって、今ボクたちが使ってい