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手記

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2020年11月の記事一覧

変わらず手元で遊びつづけたゲーム パズドラ。

変わらず手元で遊びつづけたゲーム パズドラ。

#心に残ったゲーム

だいぶ前から書こうと思っていたのだが、これと言ってゲームが思いつかなかったこともあり、なかなか書けずにいた。

以前に書いたポケモンダンジョンシリーズは言わずもがなだが、ゲームをたくさん持っていたわけではなかったし、今でも鮮明に覚えているゲームソフトはパッと思いつかない。

ひょんなきっかけからゲーム機に馴染みがなくなり、ゲーム機の代わりに手に持つようになったのはスマホだった

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食事量が少なくても、大きな幸せを手に入れたい。

食事量が少なくても、大きな幸せを手に入れたい。

マクドナルドのチキンナゲット15ピースが390円で食べられる期間になって、広告で見つけた次の日にはマクドナルドのお店に足を運んでいました。

胃が小さいのか食事許容量が少なくなり、カロリーの塊を避けるようになってから、ファーストフード店には滅多に行かなくなりましたが、それでも無性に食べたくなるときはありますよね。ええ、あります。

人間的な心理として限定という文字にはとりわけ弱いらしい。
私もその

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会わなくても関係が疎遠にならないのが友というものであるのなら。

身動きが取れないほどに重たい腰が動き出すのを待っている間にも、「兄弟」のように接していた友達はメキメキと実力と確かな経験を身につけていく。

一枚の絵を描こうか迷っている間に、五枚をひたすらに描いてたくさんの人の品評を積極的に求めにいく。苦言を呈されることを今頃躊躇ったりしない。

ただ眠たいという理由ですやすやと眠っている間に、アクティブに外出してオーガニックの食事をSNSにアップして、ジムに通

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狂気、快楽、堕落。それが芸術だ。 ばるぼら

狂気、快楽、堕落。それが芸術だ。 ばるぼら

頭がズキズキする。殴られたような衝撃と引かない神経痛は薬一錠で治せるのだろうか。

頭が痛いなと感じたのは一本の映画を観終わってからのことだった。

「ばるぼら」

手塚治虫原作の「ばるぼら」を息子の手塚眞が監督・編集を担当し、”映像化不可能”と言われていた漫画が待望の映像化にこぎつけた。

手塚治虫 禁断の問題作
禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブー

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青春日記。

青春日記。

あの頃に描いてた 夢や希望はもうないさ
僕らの青春は 日々変わっているから
(青春日記/リュックと添い寝ごはん)

「夢を語るのは恥ずかしいことだ」と植え込まれてから、理想論をごちゃごちゃ喋ったことはなかったし、そんなものを抱えていることすら悪だと思っていた。

叶えられるだけの努力を重ねていないと、夢なんて語っちゃいけない。

そんな大前提があって、身を削る努力を積んできたことがない私には夢がど

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頬杖アップデート。

深夜の勢いでのnote投稿に駆り出されて、目処も完成の締め切り時間も決めずにいつも後回しにしてしまう。

noteを書くボタンを押してから、白紙のページのまま動けずにいることがとても多い。

脳内で精査された文章をタイピングして”見える”化しているときよりも、どの話をしようかと白紙のまま脳内に描いて想像しているときの方が時間がかかっているかもしれない。

それはある意味仕方ないのかもしれない。なん

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よふかししてあさぼらけ。

ドタバタしてあたふたして外で日中を過ごしたあと、あーあ、と軽く身体の疲労を口に出す。

コスパが悪いこの身体。何かをして家に帰ってきたら頭がふわふわしてくる。

そういえば今日は立ちっぱなしだったな、と振り返りながら、重すぎる腰をソファーに下ろす。
冷蔵庫から取り出したお茶が入ったピッチャーと、IKEAのピンク色のプラスチックのコップを横に置いて、晩酌をするようにぐびぐびとお茶をインプットする。

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夜明けのすべて、読みました〜。

夜明けのすべて、読みました〜。

1週間前に本屋に立ち寄った際に、タイトルに呼び寄せられていると勝手に思い込んで購入した「夜明けのすべて」という本が、今一番心がうずうずしているのを感じて、積読の順番を乗り越えて真っ先に読むことにした。

本屋でこの本を購入するまでの経緯は以前書いたのでご参考までに。

夜明けという言葉と成り立つ環境、加えて頻繁に比喩として使用されるポジションとしても個人的に思い入れがある。そんなことを書いた。

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各駅停車にわざわざ乗り込む。

用事があって電車を乗り継いで目的地に向かう。
長い電車の旅のメリットといえば、車体の心地良い揺れを感じながらの読書が捗ることが挙げられる。あと仮眠を取るのに向いてる。

電車に乗りながらずっとスマホを見ているのは何だかもったいない気分になる。急用でもない限りはスマホを近づけたくない。

いつでもできるゲームで時間を潰したりはしたくない。SNSで妙に引っかかる単語を調べながら自分の語彙を伸ばそうと意

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神出鬼没、2時間を奪われる。

帰宅して早々にバタンキューしてしまい、目を覚ましてお風呂に入って一息ついたところでテレビをつけると、すでに時刻は午前2時。
続々と電波受信中の画面に切り替わる。もう砂嵐と呼ぶことなくなったなとしみじみ感じる。

映画天国が始まった。
深夜に映画を細々と流している番組。普段は洋画に支配されてるイメージで、興味が湧かずにテレビを消してしまう。

いつものようにそこまで期待せずに映画を確認すると、「ルパ

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冬の代名詞をすり替える。

あんまんが食べたい。

誰かにおすすめされ、風の噂に流され、1週間前にコンビニで初めて買ってみた。

美味い!!!!!うっっっっっっっっっっっっっっっまい!!!!!!

外の生地の柔らかさの中に、さらに温かみのある黒い餡が姿を現し、口触りのいいあんこが口いっぱいに広がっていく。熱がこもっていて火傷しそうになりながら、こしあんを少しずつ減らしていく。

コンビニを出て、自転車置き場に置いていた電動の

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夜明けには出発しよう。

夜明けには出発しよう。

眠い目を擦りながら、外出用の洋服に風変わりして、自転車を走らせる。
下り坂で風を切る。冬仕様の冷ややかな空気を横切って、足をペダルから外して風の抵抗を感じる。

缶詰め状態から抜け出すために、ショッピングモールの端に位置するカフェに避難する。

予め本屋を事細かに視察してから、万全の態勢でカフェに降り立つ。

本屋を三周した結果、購入に至った本は二冊。

「夜明けのすべて」と、「ゲームボーイアドバ

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模様替え。

部屋の模様替えがしたい。

大手家具屋の三段式の本棚を購入して二日ほどかけて組み立てた一年前から、レイアウトは変わっていない。

パッとしない部屋模様。
奥に鎮座してポジションを変えない銀ラックには、黒ばっかりの冬物のアウターをハンガーにかけ、下にはリュックやバッグを並べている。

横には白いデスク。これも自分で組み立てた。完成するまでに一週間ぐらいかかった。
うち四日ぐらいは手をつけていなかった

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満ち足りない満月と二度目の再会

満ち足りない満月と二度目の再会

月は、太陽が水平線のさらに奥に進行したとき、ほぼ同時に姿を現す。

月と太陽が交わることはないのに二人三脚で光源として頼られている。

2020年10月31日はブルームーン。
月に2度の満月を観測したときの二度目の満月のことを指している。
加えて今回の満月は今年で最小の満月。
ハロウィンの日に最小の満月。ブルームーン。
10月31日の満月は実に46年ぶりなんだとか。

月以外の光がない山奥で、物珍

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