毒親育ちと、慢性疲労症候群

50代女性。 母親によるネグレクトと過干渉。父は無関心。3歳上の兄は、母そっくりのモラ…

毒親育ちと、慢性疲労症候群

50代女性。 母親によるネグレクトと過干渉。父は無関心。3歳上の兄は、母そっくりのモラハラ人間。やりたいことも時間もお金も搾取され、毒親という言葉もない時代、翻弄されるがままに無理を重ね、慢性疲労症候群に。50過ぎての解毒、病の克服に向けた生活をシェア。PS7からじわじわ回復中。

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夫婦喧嘩は、こどもの脳を傷つける

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はじめまして

1971年生まれ。女性。キキと申します。 毒親という言葉が、すっかり定着しました。 そこから派生して「親ガチャ」なる言葉まで生まれました。 しかし、毒親という言葉が日…

32年来の症状が消失 その治療法【慢性疲労症候群/CFS・筋痛性脳脊髄炎/ME・うつ病・パニック障害・自律神経失調症・原因不明の病】

32年来の症状が消失 その治療法【慢性疲労症候群/CFS・筋痛性脳脊髄炎/ME・うつ病・パニック障害・自律神経失調症・原因不明の病】

私は、2016年 45歳の時に慢性疲労症候群を発症しました。
発症前から、体の具合は悪かったです。
・いつも泥の中を歩いているような、しんどさ、倦怠感。
・32年間、いつも喉が腫れている。唾を飲み込むのも痛い。
・22歳から微熱に悩まされる
・常に寒気、悪寒、万年風邪。
・血液検査をすると、CRP(炎症反応)常に2ぐらいある。
でも、詳しい検査をしても異常なし。

これからご紹介する治療法で、私は

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やっぱり読んだ方がいい「毒になる親」

やっぱり読んだ方がいい「毒になる親」

「毒親」という言葉が、すっかり定着した

昔は、親が「アル中・働かない・借金・浮気・暴力」といった
誰が見ても「それはひどい」というケースしか
子どもが被害者であることを認められない社会でした。
「毒になる親」という本が、日本に入ってきて
人知れず苦しんでいる我々が手に取り、少しずつ広まっていき
いつの間にか「毒親ブーム」にまで発展しました。

定義の一人歩き → 親ガチャ

ブームになると、必ず

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閉鎖病棟の経験 アルコールはやめた方がいい

閉鎖病棟の経験 アルコールはやめた方がいい

閉鎖病棟でビックリしたことは
アルコール依存症の人が、めちゃめちゃ多かったことです。
呂律が回らない人、会話がそもそもできない人も多かったので
どのくらいの割合かは不明ですが
私が話をした、特に男性はほぼアル中でした。

精神薬 アルコール ちゃんぽん

これを長年やった人は、脳がやられてしまっていて
会話も成り立ちませんでした。
元はきっと、健康な人だったと思うんです。

エリートだった、やっさ

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閉鎖病棟は、想像以上だった。「精神科は今日も、やりたい放題」は、真実でした。

閉鎖病棟は、想像以上だった。「精神科は今日も、やりたい放題」は、真実でした。

私は、2020年に半年間、閉鎖病棟に入院しました。
入院前に、この本は読んでいて、それ以前から、精神科に対する疑念は持っていました。
その私でさえ、この本に書かれてあることは「大袈裟すぎる」と、思っていました。

実際の閉鎖病棟は、本に書かれいてる以上に酷かった

精神科については、色んな人の暴露により、閉じられた空間から、解放されつつあるという報道もあり、多少は良くなっていると想像していましたが

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慢性疲労症候群の方たちへ 精神薬の減薬についても

慢性疲労症候群の方たちへ 精神薬の減薬についても

慢性疲労症候群は、本当に辛い病気ですね。
私は、2016年夏に発症し、PS8が3年ぐらいあり、その後はずっとPS7。
8年間の中で、様々な症状、状態を経験しました。
どん底で、絶望に明け暮れていましたが、昨年より、ブレインフォグが改善、半年前より寝込む時間が減ってきて、現在はPS6、活動が過ぎると脳疲労が出て寝込みますが、回復までの時間も早くなって来ています。

1日のうち「普通でいられる時間」が

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4歳から、ひとり留守番 【 ネグレクトと過干渉 】

4歳から、ひとり留守番 【 ネグレクトと過干渉 】


3歳上の兄が、基準だった母

兄が小学校に上がったのを機に
母はパートを始めました。
私はまだ、4歳です。

貧乏だったわけじゃない

むしろ、お金はありました。
父は、大企業の本部勤務。
ギャンブルなどもせず、頭のいい人で
まじめに働いてくれていました。
母は、家計のためでなく
自分の洋服やバッグを買うために
パートに出ていたのです。最低です。
(その事実は、大人になってから判明)

窓の柵に

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慢性疲労症候群 という病

慢性疲労症候群 という病

風邪かな?

しんどいな。
気分が悪いな、悪寒もすごいし、目まいもする。
体もだるいし、帰って休もう。
なんだか、インフルエンザみたい。

いつものように起き上がれない

1週間経っても、1か月後も、変わらない。
全然良くならない。思うように動けない。
仕事に行けない。・・・いや、そんなレベルじゃない。
寝ても寝ても、状態が一向に良くならない。
誰か、助けて。

病院に行っても「異常なし」

何の

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夫婦喧嘩は、こどもの脳を傷つける

夫婦喧嘩は、こどもの脳を傷つける


辛かった両親のケンカ

私の母は、ものすごいヒステリーだったので
父に不満がたまると、定期的に暴れていました。
夫婦喧嘩というより、母が一方的に怒鳴り叫び
物を投げつけ、泣き喚いていました。
水をぶっかけたり、硬い服で父を殴ったりしていました。
それを見るのは、ものすごく辛かったです。
今こうして文字を打っていても
怒りと恐怖が湧いてきます。

父は、母に一切手をあげなかった

父は、紳士的な人

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毒親育ちのマウント

毒親育ちのマウント

毒親育ちのコミュニティなどで「あるある」なのが
・ウチの方が酷かった!
・アンタの話なんて、虐待じゃない、甘えるな!
・そんなの毒親じゃない!私なんて…(延々続く自分語り)

・・・という「自分のほうが酷かった合戦」です。
気持ちはすごく分かるし、私もその側面はあります。
ついつい「私なんて・・・!」と、訴えたくなります。

受け止め方は十人十色

他人が聞いて「そんなことで傷つくの?!」というこ

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毒親のヒステリーに騙されないで ②

毒親のヒステリーに騙されないで ②

前回、親のヒステリーが始まったら
相手にせずに、すぐ離れて!と、述べました。
言うのは簡単ですが、責任感が強い人ほど
ほっとけないんじゃないかと思います。

私がそうでした。(T_T)
母親の機嫌が直って、笑顔が出るまで
その一件が解決するまで(ホントは解決も何もない)
離れることができませんでした。
母のネチネチに、いちいち捕まって、いちいち絡み合って
ボロボロになってました。

貴重な時間とエ

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毒親のヒステリーに騙されないで ①

毒親のヒステリーに騙されないで ①

私が小さい時の母親は、若かったこともあり
エネルギーが爆発すると、手がつけられなかったです。
大声でわめき、奇声のような声を上げる
泣き叫ぶ、物を投げる…。
大体いつも2時間ぐらい続きました。
それが、2日に一度は起きてました。
子どもって、よそを知らないから
それが普通だと思っていたけれど
とんでもなかったんですね…。

自分が50手前になり、心理学や発達心理の本を読み
母親は精神的には3−5歳

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低気圧 気象病 自律神経失調症

低気圧 気象病 自律神経失調症

真冬寒さになって参りました。
今は、わりとマシになりましたが
私は、気候で心身の状態が非常に左右されやすく
「冬季うつ病」の傾向もあり
冬は、特にメンタルが辛かったです。
夕方ぐらいまで、抑うつで苦しくて苦しくて
生きてるのが大変でした。
冬特有の、鉛色の雲がもたれかかる重い気圧が、本当に苦でした。

ストレスは恐ろしい

現在は、そこまで落ちることはなく
「あー、今日は曇ってるな。」ぐらいになり

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はじめまして

はじめまして

1971年生まれ。女性。キキと申します。
毒親という言葉が、すっかり定着しました。
そこから派生して「親ガチャ」なる言葉まで生まれました。
しかし、毒親という言葉が日本に入ってきたのは
わたしが30代後半でした。
そして、自分の母親がそれと気づいたのは、40歳の頃です。

ずっと「おかしい、おかしい」と、必死にもがいてきました。
生まれ育った家庭が、機能不全家族という自覚もありませんでした。
父は

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