マガジンのカバー画像

HUG体験者のおはなし

28
家族相談HUGを受けた頂いたお客様の感想です。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事
HUGのスタンス

HUGのスタンス

こんにちは。和賀です。HUG(Heartful Understanding Gentle)のサービスをスタートして、1年が過ぎました。2020年に会社を立ち上げ、すぐにコロナ禍となりこれまでの常識を覆すようなことが続いています。

とんでもない時期に立ち上げちゃったね、と思うよりも時代とともに生きるしかないのだと感じています。

とはいえ、私のサービスはまだまだ多くの人に届けられていない状況です。

もっとみる
みおさんのpodcastを聴いてみたよ。

みおさんのpodcastを聴いてみたよ。

こんにちわ、カレー顔あさこです。

わたしには、とっても素敵なお友達がたくさんいるのだけれども。

その中の一人、みおさん。

彼女の主催するインド旅行に家族で参加してから、結構やり取りが多くなって、
今年の夏の神戸でインドを感じよう、のイベントにも参加してくれたりして。
今までより話すことが多くなっています。

そんな彼女からある日、
こんなポッドキャストに参加して見たから、よければ聞いて、とリ

もっとみる
HUG体験談Vol.25本当はどうしたい?自分の願いを身体に閉じ込めないこと。

HUG体験談Vol.25本当はどうしたい?自分の願いを身体に閉じ込めないこと。

精神保健福祉士の和賀です。

私を見つけて、選んで、HUGを受けてくれて、さらに体験談を書いて頂けることは本当に有難いことです。相談者さんのお話を聴きながら、私自身も自分の願いを言葉に出来ているかなと振り返る時間を頂きました。

******************************************
和賀さんについては、こちらの記事をたまたまネットで拝見して知りました。

私は学生の

もっとみる

体験者の声 Vol.1

ニイラ のサービス、HUGの体験者からの声を集めました。株式会社ニイラ の和賀です。今日からHUGのサービスの体験者の声を集めて行こうと思います。

HUGとは?HUGとは、ハグのこと。

HUGを2020年6月20日にスタート
Heartful Understanding Gentle
誰かに聞いて欲しいをカタチにしました。

精神疾患を抱えている家族の方へのHUG
ニイラのサービス「HUG」で

もっとみる
体験者の声 Vol.2

体験者の声 Vol.2

今回、体験者の声を寄せてくれたのは、精神障害を持つご家族がいる方。ご夫婦で、それぞれに体験談を寄せてくれました。2つ目のHUGのお話。

HUGを世に出す前には、たくさんの構想が頭にありました。
私は、思考で頭がぐるぐるするタイプで、あれもこれもとアイデアがまとめらなかったのです。手探りをするその手を出しながら。

こちらのご夫婦に出会うきっかけは、2年くらい前に奥様の方とあるセミナーでたまたま横

もっとみる
体験者の声 vol.3

体験者の声 vol.3

こんにちは。今回のお客様は対面で行いました。体験者の声を寄せてくれたのは、”治療をしない”選択をした家族を持つ方。

3つ目のHUGのお話。

-----------

父が痙攣を起こして入院した、と地元の妹から連絡があった。
頑固で、職人気質で、モノ作りに一生懸命な、経営者。
好きなものを我慢できなくて、
母から怒られて、
しょげつつ笑って舌を出しているようなチャーミングな父。

父が脳梗塞で倒

もっとみる
体験者の声 Vol.4

体験者の声 Vol.4

こんにちは。和賀です。
HUGを月に1回、合計3回受けてくれた方の体験談をいただきました。

オンラインで初めまして。こんなことは1年前までは当たり前ではなかったことが、今は日常となりました。
----
友人に紹介してもらいHUGをオンラインで3回受けました。
最初から不安はあまりなく、ただただワクワク感でいっぱいだったように思います。
初回から「泣いて良いですよ」そう言っていつもどんなことでも否

もっとみる
体験者の声 Vol.5

体験者の声 Vol.5

こんにちは。和賀です。今回、2回目となるお客様から体験者の声を頂きました。HUGを受けて頂き、その体験を文章や言葉にしてもらえる有難さ。私にとっては励みにもなり、かけがえのない大切な事です。ありがとうございます。

「ささいなこと」が積み重なると「けっこうなこと」になると感じています。小出しにする、吐き出す、とても大切だと思います。気持ちや想いなどは日々流れて、忘却しているようにも感じます。忘れよ

もっとみる
悲しみは誰かに見えないし、自分にも見えない

悲しみは誰かに見えないし、自分にも見えない

こんにちは。和賀です。死について、悲しみについて考えることが多いです。今日はその気持ちを言葉にしておこうと思います。

本当は悲しい気持ちを隠しているだけ父が亡くなってもうすぐ3年になる。母と出かけた帰り道、近所の人に声を掛けられた。そのまま母は立ち話、私は先に歩きつつ待っていた。立ち話が終わった母が開口一番に言ったのは「旦那さんが亡くなっても茶道教室やったり楽しそうにしているわね」と言われたと。

もっとみる
自分の身体、自分の感情、感覚を大切にしよう【体験者の声 Vol.6】

自分の身体、自分の感情、感覚を大切にしよう【体験者の声 Vol.6】

こんにちは。和賀です。
家族の事について話を聞いて欲しいというお客様から、
体験談を書いて頂きました。

話をすること。誰かに聞いてもらうこと。気の置けない友人や家族、パートナー、誰でも良いのだと思います。
私は、「誰に聞いて欲しいか。誰に話したいか。」を自分に聞いてみることにしています。

テーマによっても違うし、
タイミングもあると思います。

その時に誰が浮かぶのか。
その感覚を信じて行動し

もっとみる
体験者の声 Vol.7:結婚と妊娠と

体験者の声 Vol.7:結婚と妊娠と

こんにちは。今回40代の女性からの相談を、体験者の感想として頂きました。

-------------------------------------------------

悲しんだ心に蓋をして生きてきました
20代前半に医師から告げられた「不妊症」。
男性の政治家や、周囲の人達の言う、女性の「結婚、妊娠、出産」の見解や定義にさらに傷ついて、「不妊症」と言われた私は一人の女性としてそういった「

もっとみる
体験談 Vol.8:ソーシャルワーカーとの対話

体験談 Vol.8:ソーシャルワーカーとの対話

今回は、友人を通じて精神保健福祉士として5年目のソーシャルワーカーさんとの出会いがありました。

ソーシャルワーカーとは:病気や障害などによって生活に問題を抱える人の社会福祉支援を行う専門職のことをいいます。
社会福祉支援とは、医療や介護・福祉においての相談・援助・調整といった部分です。支援が必要な人達をサポートするのはもちろんですが、病院や学校、施設など彼らの生活に関わる様々な機関や人々との連携

もっとみる
体験談 Vol.9:正しさとは

体験談 Vol.9:正しさとは

「正しさ」とは何でしょうか。
こんにちは。和賀です。

相談者の
「これって普通でしょ」
「これが当たり前なこと」
「それが出来ていない自分はダメだ」
は良く聞かれる言葉です。

誰の基準かもわからない言葉。解釈は自分でするもの。体験談を寄せて下さった方もすごく苦しそうでした。自分で自分を罰するような状態。自分を痛めつけないで良いのです。精神面への自傷行為。

癖になっている人もすごく多いと思いま

もっとみる
体験談 Vol.10:相談者への敬意

体験談 Vol.10:相談者への敬意

こんにちは。和賀です。私がいつも思うのは、相談してくれる人への尊敬と私に話してくれることへの敬意です。私に話したいと思ってくれること、それだけで嬉しいことですしさらにはそこに対価を払って頂けること。
へりくだるわけではなく、本当にそう思います。

「我慢しないで、何でも話して。」というのは簡単。
実際に話を聴かせてもらうと、それはそれは予想を超える壮絶な体験をされています。「事実は小説より奇なり。

もっとみる