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ケーキの切れない非行少年たち
2019年に出版されたこの本、非常に流行ったので、一度は表紙を目にした方も多いのではないのだろうか。
私も表紙だけを見た中の一人である。
本の内容は非行少年が集まる少年院にて矯正に向けたサポートを行う精神科医の先生が、そこで知った非行少年たちの苦しみ、そしてどのような社会になったら、そのような少年たちが非行に走らずに済むのかが描かれている。
文章は淡々としており、読者は宮口先生の感情論ではな
最寄りの天国 3月31日
たまたま両親が休みだった昨日の朝、9時頃に
家の愛犬が天国に旅立った。
母の腕の中で発作を起こし、たぶんそのまま逝ったのだ。
発作は老犬の家の犬にとって珍しい事ではなかった。
母も、「今回の発作は長いな。」くらいにしか思っていなかった。
発作後、母は洗い物やらをするために愛犬をふかふかの毛布の上におろした。
私がその頃に起きてきて、Jazzを流しながら大学のレポートを書き始めた。
小春日