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花咲ありす
2024年9月8日 15:48
住んでいる地域は今週末、お祭りだった。昨夜は神社の屋台を食べ歩き、今日はお神輿をかつぐ人々を部屋の窓から見ていた。小学生の頃は子ども神輿をかついで、休憩の度にお菓子をもらって、最後に銭湯の無料券をもらい、夜、友達とお風呂屋さんに行くのが楽しみだった。最近は参加するほどでもないけれど、やっぱりお祭りになるとわくわくする。そしてお囃子が聞こえてくると、ついつい窓の外を見てしま
2024年8月24日 22:57
まだまだ暑い日が続いているが、なんとなく秋の気配を感じるようになってきた。そういえば自分が小学生だった頃、夏休みに家の2階の窓から、道行く人をよく眺めていた。真夏なのに、お昼頃になると、いつも同じ屋台のおでん屋さんが、鐘を鳴らしながら通って行った。こんなに暑いのに売れるのかなぁと、子どもながらに思ったのを覚えている。元気そうだけど華奢で、危なっかしくも見える高齢の店主が
2024年5月20日 13:22
外国に住んでいた頃、2度も家に入れなくなったことがある。1度目はフランスに留学中、カフェで夕飯を食べていたら置き引きに遭って、鍵が入ったバッグを取られてしまったので、家に入れなくなった。夜だったのでその日は仕方なくホテルに1泊し、翌朝、不動産屋に駆け込んで、鍵を即付け替えてもらった。友達が一緒だったからお金も立て替えてもらえたし、まだ助かったようなものだが、手ぶらでホテルに
2024年4月5日 00:33
今まで4回、全身麻酔で手術をしたことがある。そのうち1回は、不思議な経験をした。意識が戻る時、徐々に自分の身体の中に戻って来た。最初は意識だけがあって、気づいたら身体がなかったのだ。「あれ、私、死んだんだっけ?」と思った。そしてものすごいスピードで流されるような感覚で身体の中に意識が戻り、身体とセットになって目覚めた。それが1回目の手術の時だったので、毎回そんな体験ができ
2024年3月29日 00:12
ちゃりれれ ちゃんのこの記事👇🏻を読んで、私も自分のことを「先生はね…」と言う先生に違和感を持っていたことを思い出した。アメリカに住んでいた時、日本語補習校の教員をしていた。その時、子どもたちに「先生は…」と、自分のことを言うのに抵抗があり、「私は」と言っていたのを思い出した。でも研修などで他の先生の授業を見に行くとたいていの先生たちは「先生はね…」など、一人称は“先生
2024年3月22日 14:54
ももまろさんのこの記事👆🏻で思い出したが、妊婦時代、電車やバスで席を譲られたことは、2回しかない。1回目は20代中頃の女性。2回目は30代後半くらいの男性。両方ともすごく嬉しかった。妊婦になってみて、譲ってもらえる率がこんなに少ないとわかったが、友人の話を聞いていると、「この前、電車に乗ってたら、 妊婦と間違えられたみたいで、 席を譲られちゃった。 しょうが
2024年3月21日 16:44
この記事👇🏻で昭和のしつけについて書いたが、昭和時代は先輩による虐待じみたイジメもあった。特に中学時代、先輩は絶対服従の対象だった。廊下ですれ違う時、知らない先輩でも、学年が上の人にはお辞儀をしないと「お辞儀は?」と怒られた。上履きの学年カラーを見て、とにかくぺこぺこお辞儀をしまくった。一緒に更衣室を使う時、先輩より先に台にバッグを置いて着替えていて、そこに先輩たちが入
2024年3月19日 12:33
ちゃりれれ ちゃんの、この記事👇🏻を読んで、私も5〜6歳の頃、家から締め出されたことがあったなぁと思い出した。私の母は多分、厳しくしつけなきゃと頑張っていただけだと、今ではわかる。理不尽なことをされたこともないし、叩かれたこともほとんどない。でも、何で叱られたのかは全く覚えていないのに、靴下のまま外に出されて、鍵を閉められた恐怖は今でも覚えている。当時は一軒家に住んでい
2024年3月13日 00:05
幼稚園は卒園だから省くとしても、小学校、中学校、高校、短大と4つの卒業式を経験した。卒業に関する記事を書いていらっしゃる方が結構いらして、私も思い出を振り返ってみようかなという気持ちになった。小さい頃から人前で泣くのが苦手だった私は、小学校の卒業式では泣かないように頑張っていた。でも卒業式の夜、家族が誰もいない洗面所で一人になってから声をひそめて大泣きした。なんで仲のいい友達
2024年2月17日 13:36
昔、祖母が買ってくれた最中を食べて「これ、おいしいね」と言ったら、次に祖母の家に行った時、3つも4つも買っておいてくれた。食べきれなくて困ったが、祖母の気持ちに応えようと頑張って、最中は一時期、苦手になりかけた。娘が実家で初めて食べた数の子を「これ、おいしいね」と父に言っていた。父は喜び、翌週大量に数の子が送られてきた。娘は食べ過ぎて「数の子はもういい」と言い出した。お
2023年12月20日 08:59
あまり過去は振り返りたくないのだが、今年もあと10日程なので、1年を振り返ってみようかと思う。娘の登校渋りが悪化して、物理的にも精神的にも出勤が困難になり、今年の初め、10年以上勤めた出版社を辞めた。その後11月まではお母さん業に徹していた。専業主婦ならぬ専業母みたいな感じ。娘が夏頃から、毎日ちゃんと学校に行くようになったので、仕事を探して在宅ワークを始めたのだが、その途
2023年12月1日 00:05
蕎麦やラーメンをすするのは日本では当たり前の習慣だが、外国で麺類をすするとマナー違反とされて、嫌な顔をされる。フランスに留学中、ホストファミリーに実演したことがあるが、「まぁ、お行儀悪い」と言わんばかりに顔をしかめられた。でも日本人ならみんな、麺類をすすれるかといったらそうでもない。前の職場に麺類をすすれない人がいて、びっくりしたことがあるが、意外と身近にもいた。娘のチ
2023年11月15日 12:18
有名な話なのでご存知の方も多いと思うけれど,アメリカの4歳くらいの女の子が「サンタさんって本当にいるんですか?」という手紙を新聞社に送ったら,返事が来たという記事を以前読んだ。新聞社はどう答えるのだろうと,興味深く読んでいくと,答は「いるよ」だった。「本当に大切なものは目に見えないよね? 例えば愛は,目に見えないでしょう? サンタさんだって,見えないけれどいるんだよ」というよ
2023年11月10日 00:43
妊婦マークをつけている妊婦さんを町でよく見かける。こんなによく見るのに、少子化なのかぁと不思議な気持ちになる。子ども連れの家族もよく見るし。妊娠中って自分の中に人がいるのだし、ちょっと不思議な状況。息苦しかったり、むくんだり、いろいろとつらいこともある。「2人目の子が欲しいけれど 妊娠そのものをしたくない」と言っていた友人もいた。一度経験しちゃうと、つらさもわかっち