善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から…

善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から解いています。

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固定された記事

「関ヶ原の合戦」について

皆さん「関ヶ原の合戦」はご存じですよね?徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を破った戦い。朝鮮出兵で武断派と文治派が対立したのが発端。小早川秀秋がどちらに付く…

善津英治
3年前
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日本人は戦争に向かない。

世界中の軍隊で階級制が敷かれています。少尉は大佐の指示に従い、大佐は中将の指示に従うように教育されます。そうしないと、敵が攻めて来た時にはどこまで抵抗するのか判…

善津英治
9時間前
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日本人の本性。

YouTubeで人気動画にする方法論として、「日本人は凄い!」と礼賛する動画を推奨したりします。 日本人は謙虚で勤勉で優しくて……と世界に定着しているイメージは結構良…

善津英治
1日前
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カタカナって何だ?

日本人が当たり前の様に使っている日本語ですが、漢字・ひらがな・カタカナの3種類を使い分けています。漢字は中国大陸から輸入し、平安時代の頃からひらがなとカタカナも…

善津英治
4日前
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日本人の本質(予告編)

日本がどこで道を間違えたかについて、4回に分けて書いて来ました。 んで、次回からは日本人の本質について書いて行こうと考えています。 日本人と言えば、社会性に優れ、…

善津英治
5日前
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日本はどこで間違えたか。/その4

長州藩と薩摩藩は英国と戦った後に手を組みました。同じ事が昭和の時代でも起こります。米英と激戦を繰り広げた末に、米国に占領されます。 ここで大切なのは、「何故英国…

善津英治
7日前
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日本はどこで間違えたか。/その3

紀元前1万3千年前から約1万年間続いた縄文時代ですが、九州・阿蘇山の大噴火によって歴史が大きく動きます。北海道まで火山灰が届いたと言われ、噴煙が上空に留まり、欧州…

善津英治
8日前
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日本はどこで間違えたか/その2

征韓論と言えば、西郷隆盛が朝鮮併合を強く主張して退けられると下野し、元士族を率いて反乱(西南戦争)を起こした事になっています。 ところが、西郷隆盛の発言を見ると…

善津英治
10日前
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日本はどこで道を間違えたか。

僕達は今、2024年の日本に生きています。1867年の大政奉還から157年、太平洋戦争の降伏から80年が経ちましたが、日本は80年毎に大きな変革期を迎えています。 僕は40歳を…

善津英治
11日前
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アドバイザーの大切さ。

安芸高田市の石丸伸二市長が東京都知事選挙への出馬を表明しました。率直な物言いで知られる方なので、今回は率直な感想を。 「道を間違えましたね」と言うのが正直な感想…

善津英治
12日前
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平均律と純正律。

最近「純正律」と言う単語を知りました。ピアノの調律方法は、それまで曲によって調律方法が違っていたそうで。本来の音色を純正律と呼びます。 これに対して、1オクター…

善津英治
13日前
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今の自分の全力を出せばOK。

僕はサッカーとフットサルを40歳まで楽しみました。引退したのも体力的な問題じゃなくて、地域活性化の手伝いと日本史研究で忙しくなったからでした。 んで、両目が0.1以…

善津英治
2週間前
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これから何が起こるのか。その2

ようやく体調が戻りましたので、前回の続きを書きますね。 ノストラダムスの『諸世紀』を日本に広めたのは作家の五島勉氏。日本でブームとなり、色々な人によって「解釈」…

善津英治
2週間前
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最恐のリビング

前回の投稿から丁度一週間空いたのですが、実は風邪を引きまして。基本的に体調が悪くなっても翌日には全快する治癒力があるので、ここまで悪化したのは20年ぶりでした。只…

善津英治
2週間前
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これから何が起こるのか。

米国のジョージア州にジョージア・ガイドストーンと呼ばれた石板がありました。R.Cクリスチャンの偽名で製作された謎の石板で、8つの言語で10個のアドバイスが記されていて…

善津英治
3週間前
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八百万の神々の色仕掛けか?

一体何なんだろう。この前エッセイ大賞の応募作品に書いた通り、僕には予知能力があるのですが、基本的に面倒臭がりでヤル気が無いダメ人間です。 2025年7月5日に大津波が…

善津英治
4週間前
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「関ヶ原の合戦」について

「関ヶ原の合戦」について

皆さん「関ヶ原の合戦」はご存じですよね?徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を破った戦い。朝鮮出兵で武断派と文治派が対立したのが発端。小早川秀秋がどちらに付くか迷い、家康の「問鉄砲」で東軍に付く決心をした......こんな所が有名ですよね。

実は、全部「嘘」です。

武断派と文治派なんてものは存在しなかったし、小早川秀秋はどちらに付くか迷ってなんかいません。すべて江戸時代に書かれた軍記物の作者

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日本人は戦争に向かない。

日本人は戦争に向かない。

世界中の軍隊で階級制が敷かれています。少尉は大佐の指示に従い、大佐は中将の指示に従うように教育されます。そうしないと、敵が攻めて来た時にはどこまで抵抗するのか判らず、バラバラに撤退して被害が大きくなる。組織の意思統一を図るのが目的です。

しかし、作戦にしろ兵器にしろ、兵隊の生存が第一優先です。米軍はとにかく頑丈な航空機を開発し、重量が重くなって馬力が必要になると、エンジンを大型化しました。上官が

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日本人の本性。

日本人の本性。

YouTubeで人気動画にする方法論として、「日本人は凄い!」と礼賛する動画を推奨したりします。

日本人は謙虚で勤勉で優しくて……と世界に定着しているイメージは結構良いですが、そんなに単純な人達じゃありません。日本史研究を通して、僕が抱いた正直な感想は、「日本人って怖い」でした。まあ、自分もその一人になる訳ですが。

基本的に日本人は賢いです。そして熱狂的に支持をした後に、スパッと見限って、新し

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カタカナって何だ?

カタカナって何だ?

日本人が当たり前の様に使っている日本語ですが、漢字・ひらがな・カタカナの3種類を使い分けています。漢字は中国大陸から輸入し、平安時代の頃からひらがなとカタカナも整備されました。

んで、よくよく考えると「カタカナって何?」となります。漢字を簡略化したものがひらがなです。文章では漢字とセットにして使います。
「おはようございます、ごきげんいかがですか」ではムズムズしますが、「お早う御座います。ご機嫌

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日本人の本質(予告編)

日本人の本質(予告編)

日本がどこで道を間違えたかについて、4回に分けて書いて来ました。
んで、次回からは日本人の本質について書いて行こうと考えています。

日本人と言えば、社会性に優れ、場の空気を読み、公と私を区別する人達です。管理する側からすれば、こんなに扱い易い民族は居ません。

では日本人の本質は?と言うと、意外かも知れませんが、究極の「個人主義」です。根っこの部分ではそれぞれの立場で自分の利益しか考えていないの

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日本はどこで間違えたか。/その4

日本はどこで間違えたか。/その4

長州藩と薩摩藩は英国と戦った後に手を組みました。同じ事が昭和の時代でも起こります。米英と激戦を繰り広げた末に、米国に占領されます。

ここで大切なのは、「何故英国の占領地域は無かったのか?」と言う視点です。元々日本の占領政策が話し合われた当初は、北海道・東北=ソ連、本州=米国、四国=中華民国、中国・九州=英国が統治する予定でした。しかし、ソ連を警戒した米国が単独占領に切り替えた事はよく知られていま

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日本はどこで間違えたか。/その3

日本はどこで間違えたか。/その3

紀元前1万3千年前から約1万年間続いた縄文時代ですが、九州・阿蘇山の大噴火によって歴史が大きく動きます。北海道まで火山灰が届いたと言われ、噴煙が上空に留まり、欧州で大寒波の要因となりました。

大和民族の一部は東方に移住し、一部は中国大陸に渡った。そして中東地域に辿り着いた人達がイスラエルを建国。王国崩壊後はまた日本に戻り、秦氏になったと言う説があります。日ユ同祖論は皆さんも聞いた事があると思いま

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日本はどこで間違えたか/その2

日本はどこで間違えたか/その2

征韓論と言えば、西郷隆盛が朝鮮併合を強く主張して退けられると下野し、元士族を率いて反乱(西南戦争)を起こした事になっています。

ところが、西郷隆盛の発言を見ると「西洋人は野蛮だ」「朝鮮との外交は平和的に行うべきだ」と真逆の事を手紙に残しています。これは一体どう言う事なのでしょうか。

まだ本格的に調べていない段階ですが、恐らく日本の首脳陣を「サポート」していた欧州のアドバイザー達が、朝鮮半島への

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日本はどこで道を間違えたか。

日本はどこで道を間違えたか。

僕達は今、2024年の日本に生きています。1867年の大政奉還から157年、太平洋戦争の降伏から80年が経ちましたが、日本は80年毎に大きな変革期を迎えています。

僕は40歳を過ぎて日本史研究を本格的に始めましたが、何を調べていたのかと言うと、「日本とは何ぞや?」でした。この10年で大分理解出来た感覚がします。

日本には古来から神道があり、八百万の神々が集うと言う思想が受け入れられて来ました。

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アドバイザーの大切さ。

アドバイザーの大切さ。

安芸高田市の石丸伸二市長が東京都知事選挙への出馬を表明しました。率直な物言いで知られる方なので、今回は率直な感想を。

「道を間違えましたね」と言うのが正直な感想です。小池都知事とイメージカラーが緑色で被っていましたが、そもそもキャラクターもモロ被りです。

京大出身で金融業界を渡り歩いた頭脳は優秀で、「勝ち目がある」と踏んで勝負に出たのでしょうが…..この方の限界は、すべて自分の判断で物事を決め

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平均律と純正律。

平均律と純正律。

最近「純正律」と言う単語を知りました。ピアノの調律方法は、それまで曲によって調律方法が違っていたそうで。本来の音色を純正律と呼びます。

これに対して、1オクターブを12分割した「平均律」が19世紀に誕生します。ポイントは、すべての音を少しずつズラした事。

純正律は心地良い音が限られ、それ以外のノイズが大きいのが特徴。
一方の平均律はすべての音にノイズが入る代わりに、使える音が沢山あるのが特徴。

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今の自分の全力を出せばOK。

今の自分の全力を出せばOK。

僕はサッカーとフットサルを40歳まで楽しみました。引退したのも体力的な問題じゃなくて、地域活性化の手伝いと日本史研究で忙しくなったからでした。

んで、両目が0.1以下ですが、ずっと片目しかコンタクトレンズを装着しないでフットサルの試合に出てました。理由は「両目共して、コンタクト落として買い直すの嫌だから」。落とすリスクを半分減らす為に片方だけしてました。一回ヘディングでゴールしたらコンタクト(1

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これから何が起こるのか。その2

これから何が起こるのか。その2

ようやく体調が戻りましたので、前回の続きを書きますね。

ノストラダムスの『諸世紀』を日本に広めたのは作家の五島勉氏。日本でブームとなり、色々な人によって「解釈」が行われました。色々な人が本能寺の変の謎解きに挑んだのと似てます。

残念ながら、「1999年の恐怖の大王」の詩を五島氏が人類滅亡の予言だと考えた結果、今では『諸世紀』は予言が外れたインチキ本扱いになっています。

『少年マガジン』で調査

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最恐のリビング

最恐のリビング

前回の投稿から丁度一週間空いたのですが、実は風邪を引きまして。基本的に体調が悪くなっても翌日には全快する治癒力があるので、ここまで悪化したのは20年ぶりでした。只の風邪では無くて、「霊障」と呼んだ方が近いかな。

実家のリビングの端に、昔からやたら冷える場所があって、近くに墓地もあるので、恐らく霊達の溜まり場みたいになっているのでしょう(リビングだしね)。長時間その場所にいると必ず体調が悪化して来

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これから何が起こるのか。

これから何が起こるのか。

米国のジョージア州にジョージア・ガイドストーンと呼ばれた石板がありました。R.Cクリスチャンの偽名で製作された謎の石板で、8つの言語で10個のアドバイスが記されていて、毎年2万人が訪れる観光名所にもなっていた巨大モニュメント。2022年に何者かによって爆破されました。

薔薇十字団に関連すると噂されて来たその石板に記されていたのが、「人類を5億人以下に維持する」と言うもの。ちなみに今は過去最大の8

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八百万の神々の色仕掛けか?

八百万の神々の色仕掛けか?

一体何なんだろう。この前エッセイ大賞の応募作品に書いた通り、僕には予知能力があるのですが、基本的に面倒臭がりでヤル気が無いダメ人間です。

2025年7月5日に大津波が日本を襲うと予言者だの未来人だの宇宙人だのが口を揃えて予告していますが、「面倒臭いから関わるの止めよう」と我関せずだった訳です。人間死ぬときゃ死ぬんだし。今から騒ぐなんて暇なのね~と。

僕じゃなくても「回避」が出来る人が他にいるだ

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