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人生の大半はポンコツ。

僕の高校時代のアダ名は「教祖様」でした。周りの友達とは思考回路が違うとよく言われていて、年賀状に「教祖様、元気か?」と書いてあるのを見た母親から「アンタ布教活動でもやってんの?」と聞かれたりしました。

数学の授業で図形問題を出されて、答案用紙を提出したのですが、
「ちょっと待って。こんな解き方があるのか!」と教師が仰天してジュースを買ってくれました。
美術の授業でクロッキーに挑戦した時には、「この画法、凄く斬新だから先生もマネしたいんだけど良いかな?」と聞かれて、「どうぞどうぞ」と返答。

こんな風に時々スパッと切れ味が鋭くて、よく天才と言われるのですが、人生の大半の時間はポンコツです。

クリエイティブな活動をする時には、極力部屋を汚していました。太古の昔ジャングル時代だった頃の本能を呼び覚ますのが目的でしたが、当時同居していた潔癖症の兄はよく発狂していました。

んで、そんな僕が最近実家の大掃除に熱中しています。皆さんが掃除をするのは「快適に暮らす為」でしょうが、僕の場合は違います。
「よし、生きてた痕跡を消そう!」と突然思い立って、大掃除スイッチが入りました。

その一方で、台所のシンクに小さな蜘蛛の巣が出来たのですが、蜘蛛を同居人と認識したので、撤去はしません。
そう言えば、親知らずの虫歯も放置していましたが、ある日バキッと歯が欠けて。その後は歯医者さんから「虫歯は無いですね」と言われるので、なんか解決したみたいです(ラッキー♪)

最近よく干物定食のお店を見かけますが、一度行ってみようと知人と行って、僕が注文したのが生姜焼定食。
「干物専門店で最初に肉を頼むって意味が解らん」とずーっと言われ続けています。いや~、「炭火焼きの生姜焼」がどれくらい美味なのか、興味が湧いただけなのですが。
ちなみに一口食べたら「あ、普通の生姜焼と変わらないね」と理解しました。

友達の結婚式で直前に髭の剃り残しに気付いてコンビニへ。髭剃りを買おうとしたら、女性用のムダ毛剃りが目に止まりまして。「刃物なら同じだよね」と100円安かったので買って、髭を剃ったら何故か大流血。鏡を見たらワイシャツが真っ赤で「うわああああ!」となりました。

結局ワイシャツを探し回った挙げ句、百貨店で8千円で買う羽目に。結婚式にも遅刻して大失敗しました。

米国では「MacJob」と言うワードがあって、誰でも出来る仕事と言う意味なのですが、ポンコツの僕は「マクドナルドのバイトって、難易度が高過ぎて、僕には出来ないな」とつくづく思うのです。甥っ子君は難なくこなすので、「キミは凄いね~」とよく言ってます。



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