善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から…

善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から解いています。

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「関ヶ原の合戦」について

皆さん「関ヶ原の合戦」はご存じですよね?徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を破った戦い。朝鮮出兵で武断派と文治派が対立したのが発端。小早川秀秋がどちらに付くか迷い、家康の「問鉄砲」で東軍に付く決心をした......こんな所が有名ですよね。 実は、全部「嘘」です。 武断派と文治派なんてものは存在しなかったし、小早川秀秋はどちらに付くか迷ってなんかいません。すべて江戸時代に書かれた軍記物の作者達が想像で作り出したファンタジーなのです。それを明治時代になって大日本帝国陸軍参

    • 「自由の先にはリンチ」

      昔からプロレスが好きで、川田利明選手がラーメン店を経営している事は知ってました。そのお店に来店する迷惑客のエピソードがなかなか凄いです。 ◯厨房に勝手に入って来る。 ◯10人で来店して380円のプリン1個だけ注文して、分けて食べた。 ◯辛いラーメンを頼んで途中まで食べた後、やっぱり普通のラーメンに変えてくれと言い出した。 これは特別変な人達なのでは無くて、本来の人間はこうした性格です。それを子供の頃に周りの大人達が「やってはいけない」と叩き込むのが教育です。 んで、昭和の

      • 「イジメ」と言う穴の探検

        僕には慧眼の才能があります。世の中で起こる現象について、誰も出来ない視点で分析・思考をする事が出来ます。それは例えるなら、深い穴を単独で探検する感覚です。 今僕が探検しているのは、「イジメ・差別」と言う穴です。 「イジメは群れ社会に必要不可欠なのだろうか?」 このテーマに取り組んでいますが、この穴はとてつも無く深いです。 数多くの創作作品で「イジメ=悪」として描かれ、やってはいけない禁忌として扱われています。ところが、人類史では「イジメ・差別」はどの時代でも、どの地域でも

        • 「最近の若い人達は...」

          ヤクルトの元エースの松岡氏が徳光アナウンサーの番組に出演して、最近の若い投手について「速い球を投げる方法は知っているが、気合いが足りない」と評価したのだそうで。「佐々木郎希投手は160kmを投げるのに、なぜ打たれるのか?」と言う徳光アナウンサーの質問には「160kmの前の球を投げる時に手を抜いている」と答えて、賛否が起きています。 えーとですね。僕は50代のオッサンですけども、こうした「昔の選手は凄かった」論には正直賛同しません。佐々木投手が打たれる理由はシンプルで、「打者

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        「関ヶ原の合戦」について

          パンと水だけ?

          昔からよく解らない事がありまして。人間が生きるのに栄養素が沢山必要だと教わるじゃないですか。 炭水化物、タンパク質、ビタミン……。 ところが、昔の地中海ではヨーロッパの船をアフリカの海賊が襲撃する事がよくありました。拿捕した人達を白人奴隷としてアフリカに連れて行ったのですが、男の奴隷は船の漕ぎ手として働き続ける事になります。 排泄も漕ぐ場所で、食事はパンと水だけの生活。だいたい3年くらいで死んだらしいです。 「なんでパンだけで重労働して3年も生きられるの?」 ドイツの

          パンと水だけ?

          「人生」について書いてみたのですが。

          この世の中には「成功の秘訣」や「人生論」に関するレクチャー本が沢山あります。その多くは大企業の創設者やエリートさんが執筆したもので、その本を読むのは一般の人達です。 事業の成功者の多くが豪邸を建てます。敷地の広さを誇示して、ガレージには高級車が何台もあります。そうなると、多くの人達がそんな豪華な生活に憧れて、会社では偉い肩書きになる事が人生の成功だと勘違いします。 このエッセイは、そんな皆さんに贈る、ちょっと風変わりなお話です。 僕は50代の会社員ですが、レクチャー本を

          「人生」について書いてみたのですが。

          町田ゼルビアの敗戦。

          今回はJリーグの町田ゼルビアについて。J2からJ1に昇格して現在首位の町田ゼルビアが、天皇杯で筑波大学に敗北。試合後に黒田監督がラフプレーとマナーの悪さに激怒したと報じられました。 これに対して「いつも自分達がやってる事だろ」とSNSでは大ブーイングの嵐となっています。 町田と言えば僕の地元で、昨年J2の優勝パレードが行われた時にも町田駅にいました。すぐ近くの喫茶店で普通に原稿を書いてたので、パレード見なかったんですけどね。 元々サッカーとラグビーの起源は「街の中で敵の大

          町田ゼルビアの敗戦。

          給食とカジノと退職代行。

          大阪で小学校の給食が貧弱過ぎると、SNSで話題になっています。物価高の影響で「小さい唐揚げ3粒」「シュウマイ1個」の写真は、「食べ残した跡か?」と勘違いするくらい酷いです。 大阪は維新の会が政権を担ってから迷走が続いています。病院施設を次々に閉鎖し、カジノを作るのに大阪万博を利用したものの、ゴミ捨て場をムリヤリ会場にしたお陰で、メタンガスの爆発事故が発生。「安全じゃないので子供達を万博に招待しないで」と言われる始末。 「子供は宝」じゃなかったんですかね?ウクライナの武器費

          給食とカジノと退職代行。

          人生の点数について。

          「高校生活に点数を付けるなら何点ですか?」とテレビ番組で街の人々に質問したりします。それを見る度に「100点満点以外に無いのにな~」と思います。だけど「もっと勉強すれば良かった」「もっと友達作れば良かった」とか、「あんまり楽しくなかった」と不満の人が多いようで。 らせん階段は階段を進むとグルグル同じ場所を回りながら、上へ上へと登って行きます。人間の情報はDNAで祖父母→父母→自分→子→孫と受け継がれて行きますが、神様レベルに到達する為の壮大な物語。だからDNAはらせん構造な

          人生の点数について。

          人生の本質とは/その1

          皆さんは「人生の本質」を把握されながら日々を暮らしていますでしょうか?今回は人生とは何ぞやについて、お話をしようと思います。ちなみにこの話は、精神世界や哲学を学びながら、僕が段々と気付いた内容になります。 人間の本体は「魂」と言う生命エネルギーの塊です。その魂が神様のレベルに到達する為に修行を積む。その修行場所がこの世界です。 最初はお母さんの子宮に入る小ささからスタートします。基本的に生存に必要な能力は既に備わった状態で産まれます。これが生存本能です。 生命エネルギー

          人生の本質とは/その1

          信長公の口調について。

          日本の歴史で最も有名で人気が高い人物と言えば、多くの人が「織田信長」と答えるでしょう。 天下統一まであと一歩まで行ったカリスマ性に加えて、桶狭間の戦いと本能寺の変と言うミステリアスな事件の主役だった事も、人気の要因でしょう。 んで、超有名人なので「信長の霊に会った」と主張する霊能力者さんが時々現れたりします。僕も戦国時代の研究をやる時に守護霊さんに「信長公を呼んで教えてよ」と無茶ぶりしたので、気持ちは判るのですが。 「あの信長の霊と繋がる事が出来る自分は凄いんだ」ってアピ

          信長公の口調について。

          有料記事について

          昨年有料設定(500円)した記事がありまして。今日その記事を購入して下さった方がいて驚きました。誠に有り難う御座います。 んで、記事を読み返してみたのですが、「もっと濃い内容にした方が良いな」と感じまして。 世界で僕だけしか知らない情報って、実は結構あります。謎解きをしたものの黙っているのは、公表すると大騒ぎになる可能性が高いからです。せっかく貴重なお金を出して下さったお礼に、コッソリ教えますね。 本文では「500円✕記事5本」と書いてましたが、お金儲けをしたいのでは無

          有料記事について

          日本人は戦争に向かない。

          世界中の軍隊で階級制が敷かれています。少尉は大佐の指示に従い、大佐は中将の指示に従うように教育されます。そうしないと、敵が攻めて来た時にはどこまで抵抗するのか判らず、バラバラに撤退して被害が大きくなる。組織の意思統一を図るのが目的です。 しかし、作戦にしろ兵器にしろ、兵隊の生存が第一優先です。米軍はとにかく頑丈な航空機を開発し、重量が重くなって馬力が必要になると、エンジンを大型化しました。「チョコレートが溶けて手が汚れる」と兵隊が文句を言えば、砂糖でコーティングしたチョコ(

          日本人は戦争に向かない。

          日本人の本性。

          YouTubeで人気動画にする方法論として、「日本人は凄い!」と礼賛する動画を推奨したりします。 日本人は謙虚で勤勉で優しくて……と世界に定着しているイメージは結構良いですが、そんなに単純な人達じゃありません。日本史研究を通して、僕が抱いた正直な感想は、「日本人って怖い」でした。まあ、自分もその一人になる訳ですが。 基本的に日本人は賢いです。そして熱狂的に支持をした後に、スパッと見限って、新しいモノに鞍替えます。 江戸時代は「お代官様~」とニギニギ揉み手をして従っていた

          日本人の本性。

          カタカナって何だ?

          日本人が当たり前の様に使っている日本語ですが、漢字・ひらがな・カタカナの3種類を使い分けています。漢字は中国大陸から輸入し、平安時代の頃からひらがなとカタカナも整備されました。 んで、よくよく考えると「カタカナって何?」となります。漢字を簡略化したものがひらがなです。文章では漢字とセットにして使います。 「おはようございます、ごきげんいかがですか」ではムズムズしますが、「お早う御座います。ご機嫌如何ですか」と書くとシックリ来ます。 カタカナ……別に無くても成立する訳ですが

          カタカナって何だ?

          日本人の本質(予告編)

          日本がどこで道を間違えたかについて、4回に分けて書いて来ました。 んで、次回からは日本人の本質について書いて行こうと考えています。 日本人と言えば、社会性に優れ、場の空気を読み、公と私を区別する人達です。管理する側からすれば、こんなに扱い易い民族は居ません。 では日本人の本質は?と言うと、意外かも知れませんが、究極の「個人主義」です。根っこの部分ではそれぞれの立場で自分の利益しか考えていないのですが、見事に調和させて社会を成立させている訳です。 何故こんな高度な社会が成

          日本人の本質(予告編)