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#戦略的な伝え方

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「言葉をうまく伝えるには?」「アイデアはどう作る?」「広告を分析してわかること」など、ビジネスシーンで役立つ記事をまとめました。
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#アイデア

いま一番遊び心がある広告は、電車の「中吊り広告」かもしれない

いま一番遊び心がある広告は、電車の「中吊り広告」かもしれない

「中吊り広告」と言われて、みなさんはどのような広告をイメージしますか?

通勤・通学している人なら毎日視界に入ってくる、宙ぶらりんの広告。

これはスタンダードなタイプ。でも、中吊り広告のポテンシャルはもっと高い!

というのも、最近SNSを通じて面白い中吊り広告をよく見るのです。

ハッピーターンの広告を見てハッピーになった先日、偶然にもトレインジャック(中吊りや窓上など、電車内のすべての広告枠

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『笑うアートマンションと10人の住人展』に行ったら、笑いとアートの相性がいいとわかった。

『笑うアートマンションと10人の住人展』に行ったら、笑いとアートの相性がいいとわかった。

先日、ちょっと変わった企画展を見てきました。

<笑うアートマンションと10人の住人展>

なにか物語が始まりそうな、気になるタイトルですよね。

本展は「笑い」をテーマにした企画展で、参加者にお笑い芸人さんがいたり、普通の展示では見られない顔ぶれがそろっています。

実際に行ってみて、笑って楽しめるのはもちろん、アイデアの考え方の参考にもなったので、コピーライターの視点から気づいたことや感想をレ

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今年のnoteを振り返ってみたら、うれしいニュースがたくさんありました。

今年のnoteを振り返ってみたら、うれしいニュースがたくさんありました。

華やかなクリスマスも終わって年末まっしぐら。皆さんは1年を振り返ってみましたか?

今年もnoteから年末レポートが届きました。これを振り返らずして、年は越せません。

まずは、創作の記録。

よりみちコピーライターのnoteは10万回も読んでもらえました。感謝。フォロワーも順調に伸びて、目標の1,000人までもう少し。

そして、一番気になるのは「よく読まれた記事」。予想と違って面白い結果になり

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新人コピーライター、Z世代の「盛らない」SNSから広告の新たな価値を発見する

新人コピーライター、Z世代の「盛らない」SNSから広告の新たな価値を発見する

「BeReal(ビーリアル)」という写真共有アプリを知っていますか?
2020年にフランスで公開され、いま日本でもZ世代と呼ばれる若者を中心に人気を集めているSNSです。

どんなアプリなのかというと、その名の通り、自分の「リアル」をシェアするのが目的で、特徴は「盛らない」ということ。
なんだか新しい感覚だなと思いませんか?
今回はこの「盛らない」が私たちや広告にどのような影響を与えているのか考え

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「目線を変える広告」の事例を集めてみたら、心が動かされた

「目線を変える広告」の事例を集めてみたら、心が動かされた

広告には人目を引くためのアイデアが必要です。

さまざまなアイデアがある中で「目線を変える広告」というものがあります。

今回は4つのユニークな事例を紹介しつつ、コピーライターの視点から気づいたことを書きたいと思います。

目線を上げる広告6月にこんな広告が話題になっていました。

就活支援サービス「OfferBox」が、新卒採用面接解禁日である6月1日に渋谷駅の通路に掲出した広告です。

白い横

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日本に存在する「一風変わった町おこし」のアイデア

日本に存在する「一風変わった町おこし」のアイデア

突然ですが、あなたは見たことありますか・・・?

胴体の部分が膨らんだ蛇に似た未確認動物。

その名も「ツチノコ」を。

もしも見たことがあるなら、詳しくお話を聞きたいところですが、ツチノコが実在するかどうか議論したいわけではないのです。

今回はツチノコのような”未知の存在”が、アイデアのヒントになっているユニークな事例を見つけたので、深掘りしてみようと思いました。

どんな事例かと言うと、町お

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おもしろい記事のネタを考える方法3選

おもしろい記事のネタを考える方法3選

書くなら、おもしろい記事をつくりたい!

そう考えてる人に、ぜひ見てほしい動画がこちら。

ゆるくおもしろい記事を発信し続ける「デイリーポータルZ」の人気ライターが、ネタの発想法を惜しみなく伝授してくれます!

サムネイルの左から、ライターの與座ひかるさんとトルーさん、デイリーポータルZ編集部の石川大樹さんです。

個性が渋滞する出演者のトークから、おもしろい記事のネタをどのように探せばいいのか?

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新聞広告のイメージが変わる!“読みにくい”から気になる秀逸なアイデア

新聞広告のイメージが変わる!“読みにくい”から気になる秀逸なアイデア

先日、「読みにくい」という手法で人の目を惹きつける広告の事例を紹介しました。

この記事を書いているときに、そういうロジックで作られた広告って案外多いかもしれないと思いました。

気になって調べてみると、結構ある。昔から使われてきた手法でしょう。

その中でも、「読みにくい」というより「読みにくすぎる」とさえ思う大胆なアイデア広告を見つけたので取り上げます。

人類の1/3しか見えない?トリックア

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目がだまされる?不思議な現象「タイポグリセミア」を使った広告

目がだまされる?不思議な現象「タイポグリセミア」を使った広告

最近知って「こんな発想が世の中にあるんだ!」と思った広告があったので、記事で取り上げてみることにしました。

とある現象を使ったユニークな広告事例を2つご紹介します。

SNSでも話題になったので、見たことがある人もいるかもしれません。

どら焼きの老舗が出したキャンペーン広告こちらは、富山県にあるどら焼きの老舗「中尾清月堂」が2018年に出した広告です。

コピーを読んでみると、あれ?日本語がお

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2021年にバズった記事を自己分析してみた。

2021年にバズった記事を自己分析してみた。

12月24日、クリスマスイブの日にnoteから素敵なプレゼントが届きました。

今年のnoteの活動記録です。新聞風にデザインされたレポートは、シンプルながらも読み応えがあります。去年もレポートが届きましたが、記録を見返すと今後のモチベアップにつながるので助かります。

分析なくして、成長なし。みなさんは投稿した記事の反応を後から分析していますか?

分析するとわかることが本当にたくさんあります。

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コツを聞くより、コツコツやる。

コツを聞くより、コツコツやる。

世の中で「すごい」と言われる人ほど、コツやテクニックより地道なステップを大切にしているのでは?

そう思ったきっかけは、ラジオでした。

「糸井重里」「言葉の流儀」なんて言葉がタイトルに並んでいたので、コピーライターとして聴かざるを得ない。

そう思い、再生ボタンを押しました。

キョンキョンこと小泉今日子さんがパーソナリティを務める「ホントのコイズミさん」に、糸井重里さんがゲスト出演した回。

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誰かの「弱さ」が、世界を変えるアイデアにつながる

誰かの「弱さ」が、世界を変えるアイデアにつながる

「マイノリティ(社会的少数者)」という言葉から何を想像しますか?

性的マイノリティのLGBTQ+や、ハンディキャップのある障がい者でしょうか。

『マイノリティデザイン』のタイトルを初めて見た時に、私はそのような人々を思い浮かべました。

ですが、読み進めるにつれて「そうではない」と気づかされました。

マイノリティ性とは、「苦手」「できないこと」「コンプレックス」のような人間なら誰もが持ってい

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アイデアや企画は、資料集めが9割。

アイデアや企画は、資料集めが9割。

アイデアを出したい、いい企画を考えたいなら、これだけはやってほしい。

それは「資料を集める」こと。

みなさんは、ビジネス書で世界的なベストセラーであり続けている『アイデアのつくり方』を知っていますか?

タイトルの通り、だれでもアイデアをつくれるようになる方法を解説した本です。内容を知りたい方はこちらの記事をぜひ。

著者のジェームス・W・ヤングはこう言っています。

商品やサービスのアイデア

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天才もやっている「アイデアのつくり方」

天才もやっている「アイデアのつくり方」

こんにちは、シノです。みなさんは「いいアイデアが思い浮かばない」と悩んだことはありませんか? わたしはよくあります…。

そんな人にうってつけなのが『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング著/日本では1988年出版)。

30年前の本って古くない?とみくびるなかれ。この本はアインシュタインやダーウィンのように考えるコツを、わたしたちに教えてくれます。

時間がない人は、この記事に目を通すだけ

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