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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
運営しているクリエイター

#30代

店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

年上部下

年功序列の時代が終焉を迎えようとしている

そんな世の中においてその存在は

増加していくことは間違いない。

というか、自分もそうなっていくだろう。

年下上司のもとで働くことも想定したい。

誰もが組織のピラミッドにおいて

順調に上にのぼっていけるわけではない。

出世を目指すことは否定しないし

成長速度を加速させてくれる、

良き目標設定となることもある。

ただし、過度な出

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店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

リーマンショック、自然災害、新型コロナ…

様々な難局が立ちはだかる昨今。

世の中の店長さんたちは幾度となく

苦しさを感じていることだろう。

どうしようもない外的要因だけでなく

自分の力不足によってなかなか目標を

達成できないときもある…

ぼくも新店舗の立ち上げで6ヶ月未達が続き

文字通り「目の前が真っ暗になる」経験をしたことがある。

そのときの帰り道に聞いていた歌を聞くと

あの

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本の棚 #158 『自責社員と他責社員』

本の棚 #158 『自責社員と他責社員』

「人のせいにするな」

「環境のせいにするな」

はい、ごもっともです。

何度も言われ続けてきている「自責」という

考え方だが、時としてどうしても

「他責」の念が押し寄せてくるのも事実。

ここで、あらためて客観的に

ビジネスにおける「自責と他責」について

学んでみようと思う。

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人と会社の成長を邪魔する5つの阻害要因
①認知の欠如
②行動の欠如
③知識の

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本の棚 #150 『営業はいらない』

本の棚 #150 『営業はいらない』

い、いらない?

ちょっと待ってくれ。そんなバカな。

焦る必要はない、というより

ジタバタしても無駄だ。

そんな世の中はもうすぐそこにきている。

現に営業なしでも活躍している会社はあるし

逆に従来どおりの営業のおじさんは減っているそうだ。

その中で営業マンはどう生きていくのか

そんなアドバイスまで記されている。

『サラリーマンは300万で小さな会社を買いなさい』の著者が送る一冊。

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店長あるあるなあなあ日記〜押さえどころと抜きどころ〜

店長あるあるなあなあ日記〜押さえどころと抜きどころ〜

ある資格試験を受けたときのこと

そのペーパー試験には点数のウェイトが

5点の問題と2点の問題が存在する。

うる覚えだが、たしか200点満点のうち

5点問題が占める割合は6割ほど、つまり

24問120点分あって、残り40問80点。

全体の7割以上正解が合格ライン。
(回によって合格ラインは微妙に異なる)

試験までの残り時間は約2ヶ月だった。

真面目に、まっすぐに、熱心にいくなら

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本の棚 #138 『「ラクして速い」が一番すごい』

本の棚 #138 『「ラクして速い」が一番すごい』

『ラクして速いが一番すごい』
松本利明

「ツラくて遅い」という仕事のやり方

タイトルの反対を考えてみたら

悲惨な状況を表現できる、がしかし!

全てとは言わないまでもそういう仕事は

だれしも経験したことがあるのではないか。

ここ数年をみると

努力を積み重ねていき、

たくさん失敗を経験しながら

コツコツと数年かけて成長していけばいい、

そんな時代ではなくなっていると思う。

いち早

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本の棚 #137 『劣化するオッサン社会の処方箋』

本の棚 #137 『劣化するオッサン社会の処方箋』

『劣化するオッサン社会の処方箋』
なぜ一流は三流に牛耳られるのか
山口周

オッサン…

これは「お年を召した男性のこと」と

思っていたが、30歳を越えたあたりから

ん?これは自分のことか?と感じる。

40歳、50歳となるにつれて

この「自分オッサン感」は強まるのだろうか。

しかし山口さん曰く、人は年齢に関係なく

ゾンビ化のごとく、オッサン化するものだ。

自分はオッサンではない、

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店長あるあるなあなあ日記〜次の店長に渡すバトンは〜

店長あるあるなあなあ日記〜次の店長に渡すバトンは〜

同じ店舗の店長を一生続けるわけではない。

いつかやってくる「そのとき」

他の店舗へ異動するとき

新規出店で異動するとき

昇格、降格のとき

退職、転職するとき

オーナー店長なら後継者が見つかったとき

この他にもいろんなパターンがあるだろう。

次の店長へのバトンは?

そんなことを考えたことがある。

優秀な販売スタッフを育てて残すこと?

きれいで整ったお店や商品?

顧客様との良好

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店長あるあるなあなあ日記〜センターピンをはずさない〜

店長あるあるなあなあ日記〜センターピンをはずさない〜

ボーリングにおいて

「ストライク」をとるために

一番大切なことはなんだろうか?

球が重いからといって

スピードが速いからといって

カーブさせることができるからといって

全てが倒れるとは限らない。

なんなら女の子が投げた

へなちょこゆるゆるボールが

ストライクになることだってある。

だからボーリングはおもしろい!

という話がしたいわけではなく

ストライクをとるために大切なこと

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本の棚 #123 『社員が惚れる会社のつくり方』

本の棚 #123 『社員が惚れる会社のつくり方』

『社員が惚れる会社のつくり方』
〜エンゲージメント経営のすすめ〜
舞田竜宣

会社に「惚れる」

そんな経験はあるだろうか?

あるとしたらそれは素晴らしい出会いだ。

でも、惚れるってどういうことだ。

依存したり、ぶらさがるわけではないだろう。

タイトル的には、惚れたほうが

経営者としても、働く側としても

幸せを感じられるようなニュアンス。

「エンゲージメント」とは耳に

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本の棚 #122 『デキる人は敬語でキメる』

本の棚 #122 『デキる人は敬語でキメる』

『デキる人は敬語でキメる』

日本語力向上会議

「適切な言葉遣いができる」

そう自信をもって言えるだろうか?

ぼくは、言えない。

未だによくわかっていないまま

曖昧にして何となく使っている言葉が

たくさんあるからだ。

特に敬語という分野については

「失礼だ」とお叱りを受けることも数知れず

そのたびに「あっ、これはだめなのか」と

一応学習して同じことはしないように

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店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

「おかしい、明らかに先月より能力は伸びているのに…成果が比例しない」

仕事をしていると、そんな不思議に出会う。

スポーツをしていても

「昨日より技術は身についているのに、試合で勝てない」

みたいなことが起きる。

それは単なる技術不足だと言われると

はい、すみませんでした。で終わる。

なんだかそのパターン以外の視点はないかと

考えてみたところ、

後退という名の進歩があるここに行き着

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本の棚 #118 『人はチームで磨かれる』

本の棚 #118 『人はチームで磨かれる』

『人はチームで磨かれる』
職場を元気にする72の質問
齋藤孝

多くの人が会社に勤めている現代。

一人で全てこなしています!という人は

まだまだ少ないだろう。

複数の人が集まっているとはいえ

それは「チーム」になっているか?

単なる「集団」のままではないか?

人はどんなチームで成長するのか。

これまで様々な店舗という名のチームに

所属して、常に仲間が近くにいた。

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店長あるあるなあなあ日記〜準備に勝る武器はない〜

店長あるあるなあなあ日記〜準備に勝る武器はない〜

「ぶっつけ本番」

「ガチンコ勝負」

なんの準備もしないままに、できないままに?

お客様への対応、打合せ

社内ミーティング、プレゼンなどに

臨むことはないだろうか。

「これまでの経験値でなんとかする」

なんとなくかっこよく感じるかもしれないが

それでいいものは生み出せるだろうか?

「準備する時間がないから」

その言い訳によって生まれた準備不足という悪魔が

どれだけの人の時間を奪

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