マガジンのカバー画像

仕事のアイデア

33
運営しているクリエイター

記事一覧

オラクル創業者ラリー・エリソンの仕事、人生観を表す厳選名言

オラクル創業者ラリー・エリソンの仕事、人生観を表す厳選名言

「何もしないことが、一番のリスク」

IT業界の寵児ラリー・エリソン

エリソンは1977年、当時勤務していたエレクトロニクス企業「アンベックス」の同僚と「SDL(Software Development Laboratories)」を設立。後に社名をオラクルと改め、現在はマイクロソフトに次ぐデータベースサービスの企業へと成長させた。

オラクルは公的機関や民間企業のビジネス用途に特化したソフトウ

もっとみる
フリーランスの仕事はどこから来る?私の場合。

フリーランスの仕事はどこから来る?私の場合。

先日からささやかながら連載記事ってやつがスタートした。中日新聞社が発行する中日こどもWEEKLYという小中学生向けのタブロイド紙で、5週に1回キャリアについて小コラムを書かせていただく。

そういえば、フリーになって最初のまとまった仕事も原稿書きだった。そちらはリクルートworksのWEB記事連載。取材先の選定、アポ取り、取材、記事作成、先方確認と、外部編集記者のお仕事でヘビーだった(けど面白かっ

もっとみる
「誇りをもって仕事をしよう」という呪い

「誇りをもって仕事をしよう」という呪い

「自分の仕事に誇りはないわけ?」

これは数年前、些細な口喧嘩のなかでわたしに向けられた言葉です。未だに心のどこかにひっかかっていて、時折思い出します。

誇り、かあ。たしかに、はたらいていて楽しいと思うことはあるけれど、「仕事に誇りがあるか」と問われると、それは「ない気がする」。

もしかしたら、自分の仕事が他の人の役に立ったり、社会に貢献してたり、そういう実感があれば、仕事への誇りなるものは、

もっとみる
社員は辞めるもの、これからの企業は社員の育成をしないかもしれない

社員は辞めるもの、これからの企業は社員の育成をしないかもしれない

こんにちは、ITコンサルのケビン松永です。

新卒で大手SIerに就職し、15年間システムエンジニアとしてサラリーマンをやっておりましたが、40歳の時に思い悩んだ末に独立し、現在はフリーランスでITコンサルをやっております。

人材育成の重要性と限界
私の前職の最終キャリアは課長職だったんですけど、若い頃から人材育成・教育には、多大ならぬ関心を抱いていて、部下の育成も、普通の人の10倍ぐらい真剣に

もっとみる

「ジョブ制」考

知人によると、日本の強みは、職場で困ってる人を見かけたとき「どうしたの?手伝おうか?」の言葉がスッと出ることじゃないか、という。外国人はこうはいかず、「それはオレの仕事じゃない」とつれなく通り過ぎてしまう。困ってる人はいつまで経っても困り続けることになる。

ジョブ制は、移民の多い国で考えられた工夫だと思う。民族も文化も全然違う、場合によってはその国に来たばかりで右も左もわからない人間に、「お前の

もっとみる
「勝手に学ぶ人」と「期待されて学ぶ人」の差が埋められない

「勝手に学ぶ人」と「期待されて学ぶ人」の差が埋められない

ここ1年ぐらい感じていた「学びに関する格差」の話を書く。

最初にまとめ・勝手に学ぶ人は、自分の周囲にある「学びに使えそうな仕事」を探して自分の仕事にすることを繰り返す
・期待されて学ぶ人は、上司とかの期待に応えて新しいことを学ぶ
・「勝手に学ぶ人のスピード」>「期待されて学ぶ人のスピード」なので、格差が開いていく
・「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」が実現できない

もっとみる
変革を妨げるのは「変わったら困る人」ではなく「今困っていない人」

変革を妨げるのは「変わったら困る人」ではなく「今困っていない人」

恐るべき「今困ってないからまあいいか」の呪力

今年もこの時期がやってきました。年に一度の恐怖イベント。このイベントは、年を重ねるごとに恐怖が増します。本来寿命を延ばすためのものですが、フィナーレでは寿命が縮む思いがします。さて、これなーんだ。答えは健康診断です。体の不調というのは冬に出やすいもの、ということで、毎年冬の一番寒い時期に受けるようにしているのです。

今年の結果は、というと、コレステ

もっとみる
人材の型を知ろう

人材の型を知ろう

1.人材の型とは企業で働く人材を、横軸:知識の幅(幅広い領域への理解)、縦軸:知識の深さ(専門性)で表し、分類するキーワードです。

会社に就職したら、まずは、ある特定領域の専門性だけを持つ、「I型」の人材を目指すことになります。いわゆるスペシャリストです。

スペシャリストとは、ある一つの分野に特化して秀でている人材です。研究者や開発者、職人などように、ある技術に秀でていれば市場価値も高い人材に

もっとみる
システムエンジニアはビジネスをどこまで理解するべきか

システムエンジニアはビジネスをどこまで理解するべきか

その時々で重心は変わってよいシステムエンジニアリングを主な仕事にしている人が、ビジネスや事業についてどこまで理解するべきなのか考える機会に出くわした。
このテーマは昔からずっとあるが、個人的な結論としては、その人のエンジニアとしての「成長ステージ」(やれること(Can))、「描いているキャリアパス」(やりたいこと(Want))、「求められる役割」(やるべきこと(Should))という3変数によって

もっとみる
「君がやっていることは会社のためでなく自分のやりたいことだ」

「君がやっていることは会社のためでなく自分のやりたいことだ」

新人の頃の上司だった方にお話を伺う機会があり、組織職、組織長としてどのような経験をされたか、どんな考えで仕事をしていたか、どんなことを感じたかなどいろいろとお聞きした。

そのときに、
「必要だと思うからやる。」
「会社のために考える。」
というような言葉があり、
「組織職として組織を見るようになってからは、会社のためにどうするべきかというのを考えるようになった」
という話があった。

で、
「会

もっとみる
簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

「若いうちはどんどん失敗したほうがいい」
「そう深く考えず『やってみなはれ』の精神で挑戦したらいいんだよ!」

特に若い人に向けてよく言われるアドバイスですが、私は昔からこの「とりあえずやってみたら」というアドバイスにもやもやした感情を抱いてきました。

そのもやもやの原因が何なのかがうまく言語化できていなかったのですが、最近読んだ「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」と「小さなチーム、

もっとみる

単純作業は創意工夫の小宇宙

ストッキングの袋詰めを内職に出すことに。まずは一箱どのくらい手間がかかるか調べなくては。両親二人で三時間。ということは、一人だと一箱六時間かかる。それを参考に、一箱あたりの内職代を決めた。案の定、慣れてきた人でも四時間を切ることはできなかった。ところが。

一人だけ、1時間程で一箱仕上げてくる人がいた。そのことを他の内職の人に言うと、皆、信じられない、友達に手伝ってもらっているに違いない、という。

もっとみる
なぜひとりで始めるのか

なぜひとりで始めるのか

わたしはクローバ PAGEというWebサービスを5年ほど運営していて、現在は収入の多くをこのサービスから得ています。開発、運用、マーケ、サポートなどほぼすべてひとりで行っています。ITで起業というと、資金調達して上場してみたいなキラキラした世界を想像するかもしれませんが、わたしは資金調達も借り入れもしたことがありませんし、今のところオフィスすら借りていません。おそらく初めて会う人は、わたしのことを

もっとみる
「何もできない」という人は、スキルの言語化をサボっているだけ!

「何もできない」という人は、スキルの言語化をサボっているだけ!

つい先日、仲の良い友達がアメリカ赴任から帰国しました。

彼女は大手企業でキャリアを重ね、憧れだった海外赴任も数年間経験し、帰国後も海外と仕事をする部門で働くそうです。

大学時代から英語を使う仕事を目指していた彼女は、希望のキャリアのど真ん中を歩いているようにも見えました。

そんな彼女と今後のキャリアについて話しているポツリと「私には胸を張れるスキルがないから…」とつぶやきました。

いやいや

もっとみる