柴田史郎

管理部門の責任者として、売上を直接つくらない部署の成果をコスト削減以外でどう定義し実行…

柴田史郎

管理部門の責任者として、売上を直接つくらない部署の成果をコスト削減以外でどう定義し実行するか、を考えています。面白法人カヤックで執行役員管理本部長。もうちょっと非公開の話 →https://4bata.medy.jp/ 2022/6/1から北海道下川町でCIO補佐官も兼任

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  • こんな人と話した日記

    私が「こんな人と話した」と書く日記です。日記を読み、自分と似た境遇だったりして「この人と話してみたいかも」という方が、私を介してこの人とつながることで、新しい展開を産むことを微妙に期待してます!

  • お題をもらって書いた話

    https://4bata.medy.jp/ask こちらや、twitterなどでお題をもらって書いた話をまとめています。自分では出てこない視点なのでありがたいです。

  • 不特定多数じゃなくて何人かにだけ読んでほしい話

    ・不特定多数に公開するのははばかられる ・noteだと有料にするしかないけど、別にお金取りたくない ・medyというサイトでメールアドレス登録だけで見られるようにしてる記事のリスト ・ここで読めます https://4bata.medy.jp/

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過去に私が書いたオススメのnote(2022/3/26更新)

・noteを書く目的:自分の気づきを言語化して、仕事中に同僚とシェアするときの手間を省くため。社外に公開できるように書くと、私が知らない人とも共有できることに気がついた。 ・タイトル眺めて興味があるものを是非よんでください! 話題になった記事4本多くの人が良いと思ってくれたので、よい記事なのでしょう! 管理部門の成果の定義に関する記事5本一部メールアドレスを登録しないと見られない記事があります。不特定多数に公開が微妙かなと考えたため。 実用的だと思われる記事7本仕事で使

    • chatGPTの「それっぽい嘘」を有効活用する使い方と、実際に利用したログ

      chatGPTはいろんな情報出てる。私の知り合いに、ただ私が伝えたいときに使う記事を書く。 よくわからないものは、何か知っているもので例えて理解するchatGPTを何に例えて理解しているか。人それぞれ違う。私なりのお勧め度をまとめた。お勧めは下の2行だ。 今回伝えたいことはこれで終わり! あとはこの表をchatGPTと相談しながらつくったログをはっておく。 適当に相談して考えをまとめていく事例をのせる個人的にはchatGTPはすごく役立っている。実際にどうやってるかの

      • 自分が二人いたら解決できそうに見える問題のうち、本当に自分が二人いたら解決できる問題はどれぐらいあるか?

        私の具体例 自分が二人いたらどうなるか? でも実際にはこうなる。 自分が仕事を抱え込みがちな性質は変わらないから、人数が増えてももっと仕事をやるだけだ。二人いるし、6つじゃなくて7つぐらいいけるのでは?とむしろ悪化するパターンもあるだろう。これは解決策になってない。 自分が二人いたら「時間稼ぎ」にはなる上の例だと、3つの役割が7つに増えるまで時間がかかるから、その間に何か別の対策を考えるならよいだろう。 「自分が二人いたら解決できる」の発想では、自分の変化を促進しない

        • 説明責任を果たすことが、定量化と同一視されがち

          書籍「測りすぎ」が良かった。自分なりの理解でまとめる。フジイさんのブログで見つけた本だ。ありがとうございます! ずっと感じていた違和感:しっくりくる定量化は難しいのに、結構すぐに定量化を求められる定量化とは何か? 「経験に基づく判断」を「標準化された測定」に置き換えること、とする。 しっくりくる定量化とは? 置き換えに納得度がある場合だ。 しっくりこない定量化とは? 「今回の状況だと、その置き換えは当てはまるのだろうか?」と疑問を感じるときだ。「その人の経験に基づ

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          走りながら考える必要がある状況では「ゴール」もわからない。でも、ついつい「ゴール」を決められないリーダーを責めたくなる。

          オーセンティックワークの中土井さんから聞いた話を自分の理解のためにざっくりまとめる。興味がある人は、この研修に行くべきだ(私も行く!)。そうすれば、この記事のようなふわっとした内容ではなく、言葉の定義や論理がしっかりした説明を聞くことができる。 「ゴール」としての指針、「問い」としての指針ここでは「うんうん、ゴールがわからない仕事もあるよね」ぐらいでよい。 「ゴール」はリーダーもわからないと頭では理解している。でも油断するとつい「ゴール」をリーダーに求めてしまう。ここが面

          走りながら考える必要がある状況では「ゴール」もわからない。でも、ついつい「ゴール」を決められないリーダーを責めたくなる。

          まちづくりゲームをやるように、discordコミュニティを運営してみる

          今回の発見(まとめ)・オンラインコミュニティ的なものは、活動量が可視化できる。まちづくりゲームのように「パラメーターを増やす」という楽しみ方ができる ・その先に「本物の人間」がいるので、「パラメーターを増やす」=「その人達が喜ぶ」という状態になっていれば、感謝されるからよい まちづくりゲームとは都市をつくって人口を増やしたり、そういうゲームのこと。 まちづくりゲームの代わりにdiscordコミュニティをつくるdiscordとは、通話やテキストチャットができるサービス。特定

          まちづくりゲームをやるように、discordコミュニティを運営してみる

          周囲が「あの人に言っても仕方がない」と学習すると「裸の王様」になる。その「諦め」は徐々に進行するので、王様側は気がつかない。

          ポイントは「あの人に言っても仕方がない」という学習が徐々に進行することだ。王様側は「今までも進言してくれてるし、何かあったら言ってくれるから大丈夫」と考えている。実際には、ゆっくりと「本人が受け入れる進言」だけに選別されていく。進言する側も無意識だったりするから、ややこしい。 最初のうちは、周囲の人も「えらい人」に違和感を伝える最初のうちは「なんか違うのでは?」と素朴に伝える。 でも、伝えた側があまり向き合ってくれない。違和感に向き合った上で、「考えてみたんだけど、やっぱ

          周囲が「あの人に言っても仕方がない」と学習すると「裸の王様」になる。その「諦め」は徐々に進行するので、王様側は気がつかない。

          「経営はアートだ」にしっくりこない、構造的思考が得意な人向けの説明

          追記:これが「まとめ」である気がしたので、引用しておきます。 以下、本題です。 社長が担当する重点プロジェクト。途中経過の内容がしょぼすぎたこれが考えたきっかけ。がっかりする内容だった。 社長が単に老いたのか。その可能性は別で本人にフィードバックしておこう。今回は別のパターンを考える。 腑に落ちないことがある。今働いている会社の社長は、私が知る限り「創発的な思考」と「構造的な思考」の両方を行ったり来たりしながら考えられる人なのだ。だからこのアウトプットはあまりにショボ

          「経営はアートだ」にしっくりこない、構造的思考が得意な人向けの説明

          「誘われたい人」の頭の中を想像してみたところ、「ハードルを下げる役割」の重要性に気がついた

          大学生「夏休み暇だから誰かに誘って欲しい」ある大学で夏休み前にワークショップをやったとき、印象に残ったコメント。何人も同じことを言っていた。 私「なぜ自分から誘わないの?」 学生「相手がそれを望んでいるかわからないから」 なるほど!その場だけで何人も「夏休み誘って欲しい」がいた。互いに誘えばいいのでは?と思ったけど、コメントしなかった。それを言って「確かにそうだ!」となるのであれば、既に解決してるはずなのだ。そういうことじゃない。 このエピソードには何かありそうなので、

          「誘われたい人」の頭の中を想像してみたところ、「ハードルを下げる役割」の重要性に気がついた

          地方自治体を分割して「ゼロから新しい市町村をつくる」なら、人が集まってくるのでは

          単なる思いつきをいろんな人に見せるためのメモ。 覚えていたエピソード:ハリケーンの被害後に、外からの移住者が増えつつある被災地に移住者が増えたのが気になっていた。なぜだろう。ここは私の根拠のない思い込みで書くけど、「破壊後、ゼロから何かをつくる魅力」があったのではないか。 大局的にみると、市町村は減り続けているらしい人も減ってるし、効率的に運営しよう、みたいな発想か。 市町村分割の例もあるでも、昔だな。横須賀と逗子とかもそうか。 思いつき:逆に自治体を分割して「立ち上

          地方自治体を分割して「ゼロから新しい市町村をつくる」なら、人が集まってくるのでは

          その問題を解決できる人はいるけど、別のことに時間を使うだろう

          こう思うことが増えたので、以下の図で考えてみる。 ・問題を抱える当事者からみたその問題の重要性 ・その問題を解決する難しさ ・その問題を解決できる能力を持った人からみた「解決したいと思う魅力」 この3つの軸をつくり「高〜低」で分類してみる。 今回考えたいパターン:困ってるのはわかる。問題は複雑で、協力してくれる人を見つけるのが難しそう問題を抱える当事者や関係者の変容が必要だが、専門家に外注して解決しようとしている問題を2種類に分けてみる。 問題を抱える当事者は、「技術

          その問題を解決できる人はいるけど、別のことに時間を使うだろう

          「困ってるときは、不思議といつも誰かが助けてくれる」は再現性と呼んでいいのか

          結論:再現性と呼んでいいはず。でも仕事中につかう「再現性」にこのニュアンスが入ってない人も多いかも。だから書いてみよう。 ほとんどの人が同意する再現性のイメージ再現性=inputとoutputの法則が予想できる。 確率が関係する再現性は、わかりにくい「自分が困っていることを知ると、5%の確率で助けてくれる人」を考える。 そういう人が100人いるとする。 「困った」が100人に伝わったときに、誰も助けてくれない確率はいくらか? これは計算で求められる。ある人が助けない

          「困ってるときは、不思議といつも誰かが助けてくれる」は再現性と呼んでいいのか

          「ややこしい問題」を10個集めても「10倍の難しさ」にはならないから、1箇所に集めてまとめて解決する。

          まとめ・ややこしい問題を10個集めても、10倍難しくはならない ・なぜか?それぞれの「ややこしい問題」が「共通の原因」から発生していることも多いから ・ややこしい問題を「重い荷物」に例えたら、分散したくなる ・「共通の原因」は解決できるものと、解決できないものがある ・ややこしい問題を大量に集めたほうが、「共通の原因」と「一度に解決できる施策」のセットもたくさん思いつくから、実現可能性が高まる ・具体的な方法 ややこしい問題とは問題=ジレンマとする。 ややこしい = ジレ

          「ややこしい問題」を10個集めても「10倍の難しさ」にはならないから、1箇所に集めてまとめて解決する。

          偏りがちな「とりあえず何とかする役割」と、「ややこしい問題」は1箇所に集めたほうが解決しやすい説

          まとめ・「とりあえず何とかする役割」とは、今すぐに解決できない問題群に対応する人のこと ・たくさん「今すぐ解決できない問題」が集まってくると疲れる ・でも、解決してない問題群を同じ場所に集めたほうが、組み合わせの問題で同時に解決できる可能性も高まるから頑張ろう 「とりあえず何とかする役割」とは?それぞれの仕事があり、担当があり、互いにやりとりがある。 それぞれの仕事に「いろんな問題」がある。その「問題の大変さ」を濃淡で表してみる。 仕事Dとか仕事E、Aが大変なんだろう。

          偏りがちな「とりあえず何とかする役割」と、「ややこしい問題」は1箇所に集めたほうが解決しやすい説

          達成・解決まで「あと少し」なのに、諦めてしまう問題

          まとめ・他の人が諦めたとき「あと少しなのに」と思うことがあったが、本人には伝わらなかった。なぜか? ・理由1:経験者にしかゴールが見えてない ・理由2:ゴールまでの試行錯誤をする気力が残ってない ・必要なのはペースメイクかも ・これを「達成までのラストワンマイル問題」と名付けるのはどうか 他の人が諦めた行動を見て、「あと少しなのにな・・・」と思うときがあったここで「もうちょっとなのに!」と言ってもあまり伝わらない。伝わらない理由を考えてみたくなった。 伝わらない理由1:本

          達成・解決まで「あと少し」なのに、諦めてしまう問題

          OKRはツリー構造にしなくていい

          この記事(9月にやる講演の予告?)を見つけた。まさにこれだ!!すごい!! 以下、自分が誰かに説明するときのためにまとめておきたい。 ツリー構造ではないOKRとは?こんなイメージだろう。 複数のOに効いてくるKR(施策)があったほうがいいむしろ二つのOに効果があったほうが一石二鳥とも言えるわけで積極的にこれを目指すべきかもしれない。 実際にはこんなのもありそう。 こんな風にループになってると、むしろ良い気がしてきた! なんとここで、私の大好きなループ図とOKRがつな

          OKRはツリー構造にしなくていい